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     |  | ▼たろうさん: はじめまして、母が昨年末に子宮体ガンを患い、
 アドヴァイスを受けている「わらべ」と申します。
 たろうさんの奥様と同じく、末期状態で発覚しましたので、私見ですが、少し。
 
 >治療の方針ですが、片側の卵巣を試験開腹で摘出。迅速な病理検査にかけ、
 >原発や癌の確定、種類を見極めてから抗がん剤治療にはいるとのことです。
 >1.なぜ拡大手術をしないのか?
 >(あまりにも進行が早すぎるため、しても効果がない?)
 詳しい状態が判りませんので、断定は出来ませんが「意味がない」為に行わないと言うより、
 転移巣が、その他内臓器官に癒着or近いためではないでしょうか?
 無理矢理切除となると、ストマや輸血の必要性も増えます。
 卵巣癌で、進行が早い場合(ex.類内膜のG3)生検を行っただけで刺激になる場合も有ります。
 予測として成り立つのは
 ・生検査+αとしての腫瘍減量手術。
 かもしれません。
 その後、術前化学療法を行い、万全の状態で手術を行うケースも沢山有ります。
 主治医に「何故このような判断に至ったのか」を質問するのが宜しいかと。
 
 >2.症例数が少なく専門医も居ないが、考えうる限り最短で入院でき治療に
 >入れそうな今の病院で治療に踏み切るか?
 >もしくはほかの症例数が多い病院を紹介してもらうか、どちらがいいのか?
 >(そんな時間はない???)
 これは個々の方の考えだと思います。
 最初にこの掲示板の過去ログを読んで、私も悩みました。
 迅速な判断&時間のロスがご心配なら、
 セカンドオピニオンを受けられるのも宜しいかと思います。
 本人が出向かなくても、カルテや画像一式をお持ちになれば、
 ご主人のみでも可能な施設も沢山有ります。
 
 >3.果たして3ヶ月やそこらでこんなに進行するものなのか
 少し前の過去ログにもありますが、母も
 「肝転移」「肺野に怪しい陰」「胸水」「腹水」etc...と、
 末期状態にて発覚しました。
 子宮筋腫持ちで、期間を置いて定期検査を行っていましたが、発見できませんでした。
 同じようなケースもまま有るのは事実です。
 
 >何がベストなのか?出来るだけ苦痛を緩和する治療を見つけてあげたいです。
 >答えづらい質問申し訳ありません。
 >アドバイスでいいのでお答え頂けますと助かります。
 
 今の時点で諦めてしまうのは、宜しくないと思います。
 最初の告知では、私も絶望しました。
 しかし、ネットで検索したり、医療機関向けのガイドラインを泥縄式に
 読んで行くにつれ、考え方が変わりました。
 卵巣(子宮体)ガンは抗ガン剤が非常に良く効きます。
 特に進行の早いG3未分化ガンには、驚くほど奏効しますよ。
 具体例として、私の母は二十数日間の入院後、退院4日目から仕事に復帰し、
 現在も抗ガン剤治療を受けながら、フルタイム無遅刻無欠勤にて仕事を続けています。
 若く、気力、体力共に充実している年代の奥様ですので、きっと良くなります。
 感情的になりがちですが、冷静に歩んで行きましょう。
 
 
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