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▼りこさん:
以前にこの掲示板で皆様にアドヴァイスを頂いたよしのりと申します。
僭越ですが、私の感じたことを幾つか申し上げます。
(1)医師の診断、アドヴァイスを元に、より良い治療法を選択する為には、患者側も勉強が欠かせません。がんに関しては、無数の情報がありますが、まずは日本で行われている標準的な治療法を理解する必要があります。日本婦人科腫瘍学会のガイダンス2007年版を手に入れることをお勧めします。(学会のHPから調べられます。)
(2)卵巣がんの治療、特に進行した粘液性線癌と明細胞腺癌の治療には、手術のタイミング、抗がん剤の選択などに関する高度の専門知識が必要だと思います。卵巣がん手術数が年に数件程度の病院ですと、過去に同じ症例を取り扱った経験がない可能性が高いです。すずき様のアドヴァイスにもあいました通り、実績の多い病院を選ぶことも重要です。
(3)一般に術後の転院は、非常に難しくなります。(術後の治療は抗がん剤の点滴が中心となり、治療が難しい割に保険点数が低く、どこの病院でも点滴だけの患者の受け入れには消極的と聞きます)また、初発の治療期間は短くて半年程、長ければ1年近くになります。この点にもご留意ください。
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