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▼TOMOさん:
はじめまして。
私は卵巣がん患者本人です。
手術から3年3ヶ月が過ぎました。
元気でやっておりますよ。
私は奨液性腺癌というタイプのものでスズキさんの奥様と
同様でした。
卵巣癌は抗癌剤が効きやすいという点をふまえて、その中で
お母さんの場合、比較的抗癌剤が効きにくいという意味だった
のではないかと考えます。
他の部位の場合はこういう言われ方はしないと思います。
補助療法として行う抗癌剤治療はエビデンスに満たされているもの
ばかりではなく、DRの経験が物を言うのだと思います。
その点、卵巣癌においては薬のエビデンスがあるものだと思います。
ですから、受けておく方が良いし、卵巣癌における標準治療かと思います。
私も、DJを2年間受けましたよ。白血球は1000まで下がりましたが、
今はノイトロという良い薬もありますから、予定通りに順調に
治療が過ぎることを祈っています。
これから、お母さんもいろいろと心の葛藤もあろうと思いますが
卵巣癌の中でI期というのはステージの上では極めて早いですし、
生存率の統計(伝える医師もどうかと思いますが)などはあくまでも
数字です。出生率同様、誰一人1ポイント2人などという子どもを
生むことはできません。
希望をもって前をむいていけるようにどうかその点をお伝えください。
あなた自身もご自愛しながら、これからの治療に向けて、お母さんを
そっと支えてあげてくださいね。
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