相談//励まし
悩み事はみんなで励ましあい、解決していきましょう
_>旧相談/励まし

13 / 666 ツリー ←次へ | 前へ→

... ゆみ 12/6/27(水) 18:23
... シーラス 12/6/28(木) 20:39
... ゆみ 12/7/1(日) 8:20

卵巣がん(Ia期)で抗がん剤治療を拒否した方いらっしゃいますか
 ゆみ  - 12/6/27(水) 18:23 -

引用なし
パスワード
   母が先日卵巣がんの手術をしました。
Ia期とのことなのですが、今後3か月〜6か月間抗がん剤治療をすることになっています。
抗がん剤は副作用がきついとのことなので、治療をするか否かで
迷っています。

治療するべきか否かアドバイス頂けますでしょうか。

病状等は以下の通りです。

・卵巣がん
・Ia期
・明細胞腺癌
・両卵巣、子宮、大網膜、リンパ節摘出済み

よろしくお願い致します。

Re(1):卵巣がん(Ia期)で抗がん剤治療を拒否した方いらっしゃいますか
 シーラス  - 12/6/28(木) 20:39 -

引用なし
パスワード
   ゆみさん,はじめまして.すずきさん,みなさん,こんにちは.

妻が長年この掲示板の御世話になっていたものです.
お母様のこと御心配のこととお察し致します.

明細胞腺がんのことは詳しくないのですがつらつら書いてみます.
素人の私見ですので疑問があれば先生方に聞いてみて下さい.

治療ガイドラインによれば,明細胞腺がんの場合は
病期にかかわらず術後化学治療するようです.

明細胞腺がんの場合は抗がん剤が効きにくいとされ,再発すると面倒なので
最初に一気にやっつけてしてしまおうということなんでしょう.
ただし明細胞腺がんであっても抗がん剤が効く場合もあるようです.
抗がん剤が効きやすい漿液性線がん等でさえ再発すると面倒ですから,
卵巣がんの場合,術後化学治療しない人はあまりいないと思います.
(ステージIab grade1のみ経過観察)

考えられる治療はTCとCPT-Pでしょうか.
どちらが良いかは臨床試験中(JGOG3017)で2年後くらいに判明するようです.

たしかに副作用は人によってはきつい場合があります.

比較的優しいと言われるTCでさえ外来では無理な人もいましたが,
妻の場合最初の頃TCの副作用は脱毛と骨髄抑制くらいでした.
後者はグランで対処していました.長年使ううちに吐き気を
ともなうようになりましたが,吐き気止めで対処できました.
ここ数年で吐き気止めも進化しています.
CPT-Pのイリノテカンは下痢の副作用で有名ですが,
最近は簡単に副作用の程度を検査で前もって
知ることができるようになったようです.(あまりにひどそうなら
使わないということができるようになりました.)

明細胞腺がんで術後化学治療しなかった人もいるかもしれませんが,
とりあえずガイドラインに従うべきなのではと思います.
勿論,手術を終えた今のお母様の体力や体調,お気持をも
勘案しなければなりませんが.

他にも色々な意見があると思います.判断の一助になれば幸いです.

Re(2):卵巣がん(Ia期)で抗がん剤治療を拒否した方いらっしゃいますか
 ゆみ  - 12/7/1(日) 8:20 -

引用なし
パスワード
   シーラスさん

丁寧にご回答ありがとうございます!

>治療ガイドラインによれば,明細胞腺がんの場合は
>病期にかかわらず術後化学治療するようです.
→そのようですね。医者からも治療を受けることについて
「ガイドラインでそう決まっているから」と説明を受けています。

>明細胞腺がんの場合は抗がん剤が効きにくいとされ,再発すると面倒なので
>最初に一気にやっつけてしてしまおうということなんでしょう.
>ただし明細胞腺がんであっても抗がん剤が効く場合もあるようです.
>抗がん剤が効きやすい漿液性線がん等でさえ再発すると面倒ですから,
>卵巣がんの場合,術後化学治療しない人はあまりいないと思います.
>(ステージIab grade1のみ経過観察)
→明細胞腺がんであり抗がん剤が効きにくいと言われていても、
 やはり化学治療をすることが一般的な流れ(セット)のようですね。
 ただ、Iaなのでそこまでする必要があるのか・・と踏み切れないでいます。

>考えられる治療はTCとCPT-Pでしょうか.
>どちらが良いかは臨床試験中(JGOG3017)で2年後くらいに判明するようです.
→たとえば2年くらい経過観察して、臨床試験結果判明後に治療・・という選択肢も
 あるのでしょうかね。。


>最近は簡単に副作用の程度を検査で前もって
>知ることができるようになったようです.(あまりにひどそうなら
>使わないということができるようになりました.)
→そうなんですね。参考にしてみます。

>明細胞腺がんで術後化学治療しなかった人もいるかもしれませんが,
>とりあえずガイドラインに従うべきなのではと思います.
>勿論,手術を終えた今のお母様の体力や体調,お気持をも
>勘案しなければなりませんが.

→今はまだ効果や必要性に納得できていなく、
 納得できない状態では抗がん剤に耐えれるモチベーションを
 持てなさそうなので、医者と相談しつつ、経過観察という選択肢も
 視野にいれつつ、検討していきたいと思います。

ご回答、本当にありがとうございます。

13 / 666 ツリー ←次へ | 前へ→
ページ:  ┃  記事番号:
319843
(SS)C-BOARD v3.8(とほほ改ver2.1) is Free