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... ロタブルー 11/2/11(金) 15:58
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... まきどん 11/2/20(日) 21:41
... ロタブルー 11/2/21(月) 11:11
... まきどん 11/2/21(月) 21:41

新患の闘病者です
 ロタブルー E-MAIL  - 11/2/11(金) 15:58 -

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   管理者すずきさま、みなさんはじめまして。ロタブルーと申します。
いろいろ不安ばかりでウエブ検索しているうちにここにたどり着きました。

46歳未婚一人暮らし 卵巣がん患者本人です。
近くに住んでいる両親が治療のサポートをしてくれてます。

昨年11月にお腹の違和感を感じて、卵巣腫瘍の診断をもらい、
1月4日に開腹手術(両卵巣・子宮・大網切除)、1月28日に病理検査の結果
卵巣がん明細胞腺がんIIIa診断が出ました。
左卵巣が原発で、大網からもがん細胞が顕微検査で見つかったそうです。
当初マーカー値も異常なくきっと良性だろうと高をくくってただけに、
病理の結果ステージ3は大ショックでした。

実は今もう、化学療法直後で、今日1回目の入院を終えて帰ってきたところです。
当初から2泊3日の予定で、2クール3クール目は外来でと言われてます。
2月9日 血液検査を経て前日入院
2月10日 朝からTC療法(パクリタキセルとカルボプラチン)
 最初吐き気止めのためレスタミンコーワ錠剤5錠とデカドロンという薬剤を点滴注入。
 その後パクリタキセル500mlを3時間カルボプラチン250mlを1時間強で点滴。
 この間、そしてこの日ずっと何の副作用も出ませんでした。
2月11日 朝食後吐き気止めのデカドロン(今度は錠剤で8錠・2日分調剤)を服用。
 退院回診でも特別問題なかったため、そのまま退院しました。
人により副作用の出方は違うようですが、これから数日後が大変なのかなと想像しています。

ちょっと知りたいのですが、主治医からは3クールした後CTを撮ってからリンパ節隔清手術をしさらに3クール抗がん剤をすると言われています。仮にCTで何も見えなくてもどうしてもリンパはとらなくちゃだめなのでしょうか。もともと浮腫みが出やすい体質なので不安です。

それから、併用治療として免疫細胞療法など何か少しでも今のうちに出来ることはないか、探しています。あのときやっておけば、という後悔はしたくないのです。

なお、パソコンの操作にやや不安があり、うまく動けないかもしれませんが、みなさんよろしくお願いします。

Re(1):新患の闘病者です
 すずき  - 11/2/11(金) 17:43 -

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   ▼ロタブルーさん:
はじめまして。手術後の抗がん剤治療中とは大変不安なことと
思います。
最近は若い方で明細胞腺がんに罹られる方が多く、この掲示板にも
たくさんの仲間がいます。皆さん余後は良いようです。希望を持って
頑張りましょう。
ちょっと疑問が有るのですが、開腹手術の時にリンパ節隔を取りきれ
無かったのですか。
明細胞腺がんはどちらかと云うと、抗がん剤治療が効きにくいと
云われます。しかし、手術でしっかり病巣を取れば、余後は良いそうです。
主治医はそこらを勘案して、再度CTでリンパ節に転移していないか確認して
リンパ節隔清手術をされるのかも知れませんね。
でも、リンパ節に転移していたら、既に全身に細胞レベルで転移しているので
無駄だと云う説もあります。
htを付けて 
tp://www.gsic.jp/cancer/cc_26/lym/index.html
主治医に説明を受けられて、納得してから前向きにとらえられるほうが
良いと思います。

免疫細胞療法はしたことが有りませんので何とも言えませんが、副作用が
少ないようですから、後で後悔しないためにも検討する価値はありますね。
ここの掲示板でも体験者は居ます。
応援しています、頑張りましょうね。

Re(2):新患の闘病者です
 ロタブルー E-MAIL  - 11/2/11(金) 20:56 -

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   ▼すずきさま

さっそくの返信ありがとうございます。
これまでまったく自分の知らない方から、気にかけていただいたことうれしく思います。

最初からリンパ切除しなかったことについて。
私は東北の地方都市に住んでおり、病院も一応がん拠点病院になっています。
かかりつけ医から紹介状をもらって転院したのですが、複数のドクターがいて、
初診・検査結果家族相談・当日の執刀医がそれぞれ別のドクターでした。

初診時のドクターはリンパ節切除を口にされたのですが、
手術内容の相談時は「そこまで大きな手術は最初からやりません」とのことでした。
腫瘍は10から13センチぐらいで子宮筋腫も大きく、
MRIでも多胞性のものに影らしいものが見えるだけだったからしなかった?
病院のレベルのせいだとは思いたくないのですが、
地方病院ではスタンダードがちがうんでしょうかね。

まだ気持ちは動揺して悲観的になってしまうこともあるんだけど、
がんは左卵巣と大網にあっただけ!念のためがん細胞の芽をたたくんだ!
と思い込むようにしたいと思います。

参考URL見てみます。
ありがとうございます!

Re(3):新患の闘病者です
 すずき  - 11/2/11(金) 21:32 -

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   ▼ロタブルーさん:
リンパ節隔清手術は大変に難しい手術です。
それなのに、その効果には判断が分かれるようです。
従って躊躇されたかも知れませんね。
それどころか、リンパ節隔清手はしないほうが余後が良いと云う
説もあるとか?
今は、これからの抗がん剤治療に希望を託し、治ると信じて前向きに
治療されることが、自己免疫力を高めて完治に向かうことと思います。
副作用に負けないようにして、抗がん剤治療を続けられるように
祈っています。

Re(3):新患の闘病者です
 よしのり  - 11/2/19(土) 17:40 -

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   ▼ロタブルーさん:

まず最初に、これは組織型別のデータではありませんが、進行期卵巣がんの場合、
リンパ廓清の有無は生存期間に影響しないとする米国発のエビデンスがあります。

さらに、最初の手術で目に見える腫瘍は全て取れた(optimal surgery)訳ですから、
その状態で2度目の手術を行うメリットは、少ないのではと思わざるを得ません。

2度目の手術を行う為には、化学療法を中断する必要がありますので、その影響も
考慮しなければなりませんし、ご心配の通り、術後のQOLも気になります。

化学療法は、全身療法ですので、効くなら全身どこに転移していても効きます。
リンパへの薬剤浸透を重視するなら、腹腔内投与という方法もあると想像します。

2度目の手術よりも、どれだけ化学療法で再発防止が図れるかがポイントでは
ないかと、素人考えですが思ってしまいます。

化学療法の専門家である腫瘍内科医を含む、別の先生のご意見が聞きたいケース
だなと感じられました。

術後の大変な時期だとお察しします。不安を煽る書き方になって申し訳ありません。

Re(1):新患の闘病者です
 まきどん  - 11/2/20(日) 21:41 -

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   ▼ロタブルーさん:

こんばんは。
まきどん@福島です。

すずきさんの所にたどり着いて、本当に良かった。
私もここからいっぱい元気をいただいて、今、普通の生活を取り戻し
患者の立場から「リレーフォーライフ」の活動にも参加させていただいています。

私は、サバイバー歴8年目になりました。
発症は48歳のときでした。3期Cの漿液性腺癌でした。
私の場合は、もう最初から拡大手術をしなければならない状態だったので、大きな手術になりました。
TJ療法は一回目でアレルギーが出たため、2クール目からはDJ、タキソテールになりました。
タキソテールは、タキソールが出る前の薬で作用は変わらないという事でしたが、最新という訳にはいきませんでした。
3週間おきの6クールの治療に加えて、4か月おきに5クール、追加の抗がん剤を2年間受けました。
私のときには、はきけどめ「カイリトール」でした。
その薬が効いたのか、吐き気は一度も感じたことはありませんでした。
次の抗がん剤までに、脱毛が出るので、1クール目が終わった時に髪の毛も短くしました。
髪の毛は抜けても、必ず生えてくるので心配いりません。

今は、乳がんなどでも、リンパ浮腫のことも考慮して「術前抗がん剤」を使用する病院が多いと聞きます。必要以上にリンパ廓清はしないという事かもしれませんが、廓清した方が安心であるという確率から、ドクターが判断されるのだと思います。
いろいろなエビデンスを積み重ね、行われる標準治療は、地方であろうと変わらないのでは?と、思います。まずは1クール目が、無事に終わって良かったですね。
今はまず、次の検査まで予定の3クールをこなすために、体力をつけてくださいね。
心の落ち込みも伴って、食欲もわいてこないかもしれませんが、食べたいものを食べてください。体力と気力で乗り切りましょう。
標準の抗がん剤治療ができるのすから、免疫細胞療法などの心配は今はしなくて良いかと思います。
私は、抗がん剤治療中「人参ジュース」を飲んだりして、自分のモチュベーションを作っていました。散歩をして、良い空気を吸ったり森林浴など、自然のエネルギーをもらって心の平静を補うように努めました。それから、ナースに言われて水をいっぱい飲みましたね。
抗がん剤の毒性が、癌細胞だけに作用して他の良い細胞にまで、負担をかけないように。
抗がん剤は全身治療ですが、卵巣がんの場合は、必ずこれがつきものでみなさん、経験されています。「セカンドルック」で、3クール後に手術を受けた、という方は私もたくさん知っていますが、元気にされていますよ。

今は治療に専念されるのが良いと思います。
情報をいろいろ集めることも大切でしょうが、それぞれの症例が自分に当てはまるわけではなく、必ずしもここ2年くらいの最新情報ともいかないと思われます。悪いインフォメーションから悪いイメージを描くことは、精神的にはマイナスかと思います。
まだ起こってもいない悪いイメージは捨てて、心がざわざわするときには「深呼吸」をして、何か集中できるものがあれば、「がん」ということを忘れる時間を作ってください。編み物をしたり、語学の勉強をしたりなど(私の場合ですが)、ロタブルーさんは、何が趣味でしょうか?ぜひそういうことに集中できる時間をもってくださいね。

大丈夫。いっぱい仲間がいますよ。ひとりじゃないですよ!
必ず治療が奏功するように、私もパワーを送ります。

Re(4):新患の闘病者です
 ロタブルー E-MAIL  - 11/2/21(月) 10:03 -

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   ▼よしのりさん:

返信ありがとうございます。

リンパ郭清についてのいろいろな情報もありがとうございました。

手術時には見た目病巣は見えなかったかもしれないけど、
リンパ系からの遠隔再発の可能性を少しでも減らすためなんだと
前向きに考えるようにしたいと思いはじめてます。

病気への不安はなくなることはありませんが、
こうやってお返事をいただくことで、とても安心させられます。

先週18日、抗がん剤投与後1週間後の血液検査に行って来ました。
白血球67.1・血小板22.8で良好。
疲れもあまり出ないので、デスクワークですが毎日仕事に行っていますよ。

Re(2):新患の闘病者です
 ロタブルー E-MAIL  - 11/2/21(月) 11:11 -

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   ▼まきどんさん:

お返事ありがとうございます。

サバイバー歴8年目とのことで、
まきどんさんもこの間いろいろな思いがたくさんあったと思います。
こうしてここで出会えてうれしく思います。(すずきさんにも、感謝です)

内容を読ませていただいて、自分はちょっと先走り過ぎだったかなと気づきました。
企画系の事務の仕事をしている関係で、不安のある部分は最初に並べつくして
ひとつづつ検討していくというのが、これまでの自分のやり方でした。

この病気は自分ではどうしようもないだけに、何が奏功するか分からないだけに、
「情報」に一喜一憂させられています。(まきどんさんの想像、当たってます!)
これからは少し落ち着くように気持ちを持っていきたいと思います。

ひとつだけ、免疫細胞療法のことについて。
土曜日に仙台の某クリニックで無料セミナーがあり、体調が良かったので参加して来ました。
樹状細胞ワクチン療法についての説明会がメインでした。

この治療法が自分に合うのかどうかまったく確証はありませんが、
自分の血液の抗体などの基本検査だけしてもらい、
結果とあわせてどんな治療が考えられるかの提案まで、とりあえず聞いてきます。
(やっぱり、じたばたしてしまってますね・・・クセはなかなか抜けない)

にんじんジュースやお水の話、生活上の助言を主治医やナースはあんまりしてくれません。
抗がん剤投与の日に「水分たくさんとってね」と薬剤師から言われたんですが、
その日だけのことじゃなかったんだ・・・。 今日から飲みます!
体重もちょっと気を抜くと落ち加減になるので、
食べ物は自分の命・血や肉になるとイメージしつつ、摂っていきますね!

「ロタブルー」は、若いころダイビングで訪れたロタ島の海が、
深い深い青色だったことが忘れられず付けたネームです。
いろんな魚を見るよりか、潜っているときに浮くでもなく沈むでもなく、
海のうねりといっしょにふわーっと漂っている状態、が好きでした。

まきどんさんのパワーいただきました。
これからもおつきあいさせてください。ありがとうございました。

Re(3):新患の闘病者です
 まきどん  - 11/2/21(月) 21:41 -

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   ▼ロタブルーさん:

どうか、心の平安が少しでも多くありますように。

免疫細胞療法は、ペプチドワクチンですでに、国の医療イノベーションに加わりました。
ペプチドは、部位により治験が各地のがん拠点病院で行われています。福島医大では、肺がんに対する治験が臨床で行われていますが、現に標準治療のない方が、S大などでエビデンスを上げているかと思います。
樹状細胞免疫療法は、このペプチドが血液検査で合わない場合も有効なので、受けることは可能かと思われます。いくらくらいの費用負担があるのか、私にはわかりませんが、この免疫療法はすでに人ゲノムの研究が進んでいる米国でのエビデンスもあがってきているのかもしれません。私は、標準治療でも縮小や転移が抑えきれない場合の治療、というイメージがありました。いわゆる三大療法、特に外科的手術が不可能な方への、ワクチン療法というのが、自分の理解度でした。
ロタブルーさんが、クリニックで聞いてきたお話しがどんなものだったのか、はわかりませんが、サバイバーとしてたくさん勉強して知識をもつことは無駄にはなりませんので、よく学ぶことも大切かと思います。
ただ、どうか情報に流されて高額なものには走らないようにと願います。
樹状細胞ワクチンも、バイオアドベンチャーとしてどんどん今後、開発されていくことは期待もありますし。
抗がん剤治療中は、薬の奏功具合がわからないので、他の代替療法なども嫌うドクターもいます。主治医には、主治医にはやはり相談が必要と思われます。
まず今は、3クール後の朗報を待つことが良いのでは?と、私は思うのですが。
仙台は、とても賑いのある所で、私もたまに行って英気を養います。
ロタブルーさん、風邪などひかぬように体調管理されてくださいね。

ロタブルー、ロタ島の青い海が目に浮かんできそうですね。私は行ったことがないのですが、その海の青さを感じます。
ミクロネシアの島々のひとつ、でしょうか?素敵ですね。

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