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yasuさんへ みなさんへ
PHP研究所から出版されている、「がんに負けない41のシンプルな方法」
(マージー・レヴァイン著、古草秀子訳¥1500)という本です。
肺がんにかかった米国女性で、独自のいろいろなやりかたで
がんを克服した方の手記です。
そのなかで、私が特に勇気づけられた言葉は、女性が医師に言われた、
『目標をつくりなさい。今すぐ達成可能な小さな目標を。
そして、将来において達成可能な大きな目標を。』という言葉、
そしてそれに続く
『真の自分を見つめることによって、治癒能力を活性化させよう。知識を利用し、
隠されていた能力を活用して、生きる目的と希望の根拠を発見しよう。
たくましい人間になることが、あなたの人生を救うのだ』という女性の言葉です。
その他には、たとえばイメージ療法でがん細胞が破壊されるイメージをする
というのがあって、私も腹腔内に抗がん剤を注入したのですが、
注入している間それをやりました。それから、日ごろ読んだり聞いたりして
心励まされるような言葉をノートに書き留め、診察などの緊張するときにそれを
読み返すのです。言葉の力を借りて、思考を前向きにもっていけるのだそうです。
内容はもっと現実的なこと(セカンドオピニオン、栄養の摂り方等々)もある
のですが、私は精神的な助けを欲していて、この本はかなり支えになって
いるので、なんだか押し売りみたいだと思ったのですが、書くことにしました。
yasuさん、主治医に申し訳ないなんて思わないで。
yasuさんは大切にされるべき存在で、最良の治療を受けるに値する人なのですから。
そうでない人なんて、ひとりもいないのですから。
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