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... すずき 05/8/2(火) 8:33

抗がん剤治療やセカンドピニオンについての相談
 長谷部  - 05/8/1(月) 1:04 -

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   はじめまして、長谷部と申します。
とても悩んでおり、思わず投稿させていてだきます。

私の母は今年1月に、市民病院の産婦人科で卵巣腫瘍の摘出手術を行いました。
手術前に悪性か陽性かの判断は難しく、切開してみなければ判らないとのことでしたが、その結果、残念ながら悪性でした。なので、両卵巣や子宮なども全摘出しました。また、病理検査で、進行はIa期だとわかりました。その後医師から、腸への癒着も少しあったので、抗がん剤治療を念のために受けたほうが・・・と勧められたのですが、抗がん剤はあくまで念のためで、必ずしもというわけではない・・・と言われ、母本人としても家族としても、なるべくだったら抗がん剤治療は避けたいとのことで、断りました。その代わり、毎月1度は通院をし、腫瘍マーカーの数値をみていくという方針に決め、さらに、家ではメシマコブの服用を毎日かかさず服用してきました。 腫瘍マーカーは、CA125では平常値は35以下だそうで、5月までは10〜20をキープしていたのですが、6月に45、7月には70近くも数値が上がってしまいました。6月に平常値を超えた時点で、すぐに超音波とCTの検査をしました。ですが、何の問題も見つかりませんでした。しかし、腫瘍マーカーの数値が上昇しているとのことで、医師から抗がん剤治療を勧められました。それが丁度1週間前のことです。その時、きっと母は焦っていたのだと思います、すぐに抗がん剤治療を受け入れ、なんでかんですぐに治療を始めたいと答えを出しました。そして明後日、8月3日から10日間入院し、4日に治療説明、5日に抗がん剤を投薬する・・・ということに決まってしまいました。

私は、抗がん剤治療を堅く決心した母の意志を尊重するべきなのか・・・と考えながら、いろいろな情報源を頼りに卵巣がんのこと、抗がん剤のことを調べまくりました。調べれば調べる程、"これで本当にいいのか・・・"という気持ちになりました。
どこに転移しているのかも判らない、専らはっきりと転移が確認されておらず、腫瘍マーカーの数値が上がっただけで抗がん剤治療をするのはどうなのか・・・、可能性はあるにしろ、腫瘍マーカーの数値の上昇の理由というのは1つではないらしいし。あと、母の話によればCT検査では腹部しか撮っていないようで、全身の状態が確認できるような検査をしなくて大丈夫なのかと疑問があります。そんな状態で抗がん剤治療するのはどうなのか・・・
抗がん剤から逃げるようだけど、抗がん剤治療をもっと慎重に、私は考えたいのです。今の状況では決して100%納得はできません。 そして、母もこの1週間の間、いろいろ考えていたようで、”これでいいのか・・・”と悩んでいたそうで、また一緒に考え直してみているところです。しかし、入院がもう明後日に迫っているし、どうしたらいいのか、まず何をすべきなのか・・・セカンドピニオンも考えました。
今お世話になっている医師は、患者のメンタル面などを非常に気遣ってくれるし、母も私も信頼はしているんで、他の、例えば専門的ながんセンターなどとの治療に差がなければ、このままその医師に治療を行ってほしいとは思うのですが。
検査の方法など、がんセンターなどでは違いますかね???やはり、これでは専門病院に行くべきでしょうか・・・ どなたか詳しい方、何でもよろしいので、アドバイス頂けたらありがたいです。長々とすみません、宜しくお願いします。

Re(1):抗がん剤治療やセカンドピニオンについての相談
   - 05/8/1(月) 1:38 -

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   はじめまして、医療関係の仕事をしているDと申します
まず組織(種類)はなんでしょうか?
一般にIaならば明細胞以外は再発は稀です
CA125は比較的信頼できる腫瘍マーカーですが、術前の異常値が必須です
大綱摘出、リンパ郭清は行いましたか?
抗癌剤の使用は見送ったようですが、TJ療法(タキソール、パラプラチン)
は卵巣癌には非常に有効です。
副作用も他の抗癌剤と違い比較的軽いです。(脱毛は避けられませんが)
CA125の上昇は確かに気になりますが、すぐ再発と決め付けられません
癒着があったということは子宮内膜症からでしょうか?
その場合は類内膜、明細胞でしょうか?
卵巣癌でのTJ療法は念のためでも意味のある抗がん剤です。
例えばすい臓癌などは奏効する可能性が3割ですが、
卵巣癌の場合は感受性が良い組織であれば9割以上です。
世間では抗癌剤は副作用で苦しむだけ…というような
イメージがありますが、卵巣癌の場合は違います。
進行癌でも十分根治が期待できるのです。
しかも種類が豊富です
あと万が一再発の場合でも再発時はマニュアルがありません
医師の判断に委ねます
管理人さんへ、突然部外者の書き込みをお許しください

Re(2):抗がん剤治療やセカンドピニオンについての相談
 すずき  - 05/8/1(月) 8:39 -

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   ▼長谷部さん:
はじめまして、お母さんの卵巣癌の再発??は心配されますね。
医療関係のDさんの的確にまとめられていますので、それに沿って
まず、闘うべき相手=がんについてよく知ることが大事ですね。
セカンドオピニオンをするにも正確なデータが必要です。
一度整理して、不明なところは何となく敷居が高く感じますが
主治医にたずねることが必要ですね。

がん患者を抱える家族として感じることは、
☆腫瘍マーカーはCA125は一般に精度が高いものです。手術の前のマーカーが
高くて、手術後下がっていたものが上がったのなら、再発の確度は高いです。
☆CTではマーカーが70位では明確に映らないことがあると思います。
 (家内の場合は120位でも転移の場所は確定できませんでした。確定できるまで
待つことは手遅れになる)
☆PET検査等で場所を確定できたとしても、手術で腫瘍を取れない場合のほうが
多い。(細胞単位で散らばっているものはとりようがない)。結果として抗がん剤しか手がない。
☆念のためにMRIを撮った思いますが、それに腫瘍マーカーも複数の種類で
確認していると思います。主治医が総合的に判断されてのことと思いますが。

Dさんのおっしゃるように、抗癌剤のTJ療法(タキソール、パラプラチン)
は本当によく効くありがたい薬です。副作用はありますが一般には耐えられな
いものではありません。家内は、この六年間で60回余もしています。
当初、あと三ヶ月と言われたものが、今でも治療中ですが旅行も出来る
生活を維持していますよ。
健康食品関係のホームページで、抗がん剤治療の無効性を歌い上げている
ものがありますが、正しく読むことが大事ですよ。

Dさんへ 待ちに待った助っ人です。
ここにはたくさんの卵巣癌と闘っている「がん難民?」がいます。
これからもときどき訪問して、アドバイスをお願いします。

Re(3):抗がん剤治療やセカンドピニオンについての相談
 たひ  - 05/8/1(月) 11:30 -

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   ▼長谷部さん:
はじめまして、再発治療を終えて、普通に生活してる”たひ”と申します。
私もCTには写りませんでしたよ。
マーカーは6.900まで上昇しましたけれど、
胸部、腹部とも異常なし。
そのご胸水が貯まったので、治療に入りましたけど、
それでもやはり何も写りませんでした。
私の通ってる病院では、マーカーがいくつであれ、
画像上に病変が認められるか、症状が出るかしない限り
治療をしない方針でした。
どちらがいいのか、私にもわかりませんが、
納得のいく治療を受けてください。

Dさん
はじめまして。
われわれは経験則での話ししかできません。
専門的なお話には、ぜひぜひ助けていただけると助かります!
これからもよろしくお願いいたします。

Re(4):抗がん剤治療やセカンドピニオンについての相談
 長谷部  - 05/8/1(月) 22:23 -

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   お答えしてくれた皆様へ

Dさん、すずきさん、たひさん、すぐにお返事頂きまして本当にありがとうございます。今日は朝から忙しく、お礼を申し上げるのが今になってしまいました、すみません。
母の様子が落ち着いたところを見計らい、皆さんから頂いたお話しを母に話してみました。特に抗がん剤に関する意見は、大変参考になりました。私自身ももちろんですが、母も抗がん剤に期待できる部分も考えられるようになりました。すごく前向きになりました。抗がん剤治療をうけようと思います。
たった1日の出来事ですが、こうして皆様が温かく親切にしてくださったことで、信じられないくらい気持ちが楽になりました。皆さんの熱心さに母も涙を浮かべてました。
すみません、未熟な者できちんとしたお礼文になっていないと思いますが、本当に本当に皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。大変な思いをしておられる方はたくさんいると思います、しかし、共に頑張っていけたらいいですね。一緒に頑張っていきましょう。
私は、現在福祉系の学校に通っていています。今度はいつか私が、皆さんや多くの方々の少しでもの力になれれば幸いです。

本当にありがとうございます。また宜しくお願いします。
                              長谷部

Re(4):抗がん剤治療やセカンドピニオンについての相談
   - 05/8/1(月) 22:40 -

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   >マーカーは6.900まで上昇しましたけれど、
>胸部、腹部とも異常なし。
>そのご胸水が貯まったので、治療に入りましたけど、
>それでもやはり何も写りませんでした。
それはメイグス症候群による腹水・胸水貯留でしょうか?
卵巣腫瘍により原因不明の貯留が起こることがあります。
いずれにせよ化学療法が奏効すれば大丈夫です

Re(5):抗がん剤治療やセカンドピニオンについての相談
 すずき  - 05/8/1(月) 23:22 -

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   ▼長谷部さん:
無理やりに抗がん剤治療を勧めたようで心苦しいです。
決して勧めたわけではなく、あくまでも体験を話しただけのつもりです。
抗がん剤は癌のタイプ、体質等で、効き具合、副作用も千差万別です。
でも、医者の治療を信頼して治療を受けることは大事なことです。
幸い主治医との関係も良いようで、安心して抗がん剤が受けれそうですね。
良く奏功することを祈っています。励ましてあげてください。

▼Dさん、家内のことで相談ですか。
1999に漿液性線癌をファーストルックで乳癌の転移を取り、タキソールを6クール後、
根治手術で卵巣、子宮、大網、リンパの摘出。CA125は6000〜4に。追加治療はせず。
半年後転移場所不明の転移。CA125は100。タキソテール+シスプラチン13回で終了。一年後
腿付け根に転移。タキソール+カルボプラチン24回。CA125が8〜120になる。
治療中に腸に転移。現在はタキソール+テトポシンをウィークリーでしていますが
CA125は少し高いですが15に落ち着いています。
お尋ねですが、タキソール+テトポシンに耐性が出来たら、次に使う抗がん剤で
悩んでいます。主治医も首を傾げています。
トポテカン+タキソール なんというのはありですか。
Doxil+GEM はいかがですか。Doxilは価格破壊がおきて5万位と聞いたことがありますが
? 入手の可能性は。
よろしくお願いします。

Re(6):抗がん剤治療やセカンドピニオンについての相談
   - 05/8/2(火) 0:14 -

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   治療前はリンパを経由して転移性乳がんでしょうか?>
だとすればstageIVの漿液性卵巣癌でしょう。
TJに耐性ができたならばCAP療法、CPT-11+MMC,
>トポテカン+タキソール なんというのはありですか。
なんともいえません。抗癌剤は個人によって相性があるので
使ってみないとわからないです。
漿液性卵巣癌は有効な抗癌剤が多々あるので場合によっては
TJより著効する体質もあり得ます。
>主治医も首を傾げています。
これはネクスト抗癌剤がないのではなく、まだあるが、
どれを選べば良いか悩んでいるのでは?
セカンド抗癌剤はマニュアルがないので
医師の選択に委ねます
> 入手の可能性は。
大学病院ならば主治医に相談して個人輸入…という手段があります
ジェムザールをベースとした化学療法も試す価値はあります

Re(7):抗がん剤治療やセカンドピニオンについての相談
 すずき  - 05/8/2(火) 8:33 -

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   ▼Dさん:
>治療前はリンパを経由して転移性乳がんでしょうか?>
お腹に違和感をおぼえて、病院にかかって検査中に
触診で乳癌を発見しました。ファーストルックのときに、
腫瘍は取りましたが、リンパは取っていません。
原発は卵巣癌です。
矢張りstageIVの漿液性卵巣癌ですね。
タキソール系後のネクスト抗癌剤はCAP療法、CPT-11+MMC,
も有りですね。何となく時代遅れの治療法かと考えてしまいますが。

>>主治医も首を傾げています。
>これはネクスト抗癌剤がないのではなく、まだあるが、
>どれを選べば良いか悩んでいるのでは?
そうですか。希望がでてきました。槍であり、鉄砲であり
何でも持って来いの感じになりました。
ジェムザールをベースとして、カルボプラチン、シスプラチン等々
も著効するようですね。
大学病院ではないですが、地方の拠点病院になっています。
ジェムザールが使えるか、主治医に相談してみます。
ありがとうございました。

Re(5):抗がん剤治療やセカンドピニオンについての相談
 たひ  - 05/8/2(火) 22:08 -

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   ▼Dさん:
>それはメイグス症候群による腹水・胸水貯留でしょうか?
>卵巣腫瘍により原因不明の貯留が起こることがあります。
>いずれにせよ化学療法が奏効すれば大丈夫です
はい。
おかげさまで、再発治療(DJ)の2クール終了時には
胸水は画像上ではありますが、消失していました。
治療終えて3ヶ月、終了直後は19だったマーカーも
12まで下がってくれました。
なんとか、現状をキープして、まだまだ人生楽しむつもりです。
心強いメッセージ、本当にありがとうございます!

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