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オレゴボマブについて
 りんご  - 05/5/21(土) 13:23 -

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   こんにちは。
昨年はじめに母が卵巣がんとわかり、相談させていただいたりんごです。
(その後「りんご」さんはもうひとりいたかも。)
そのときはすずきさん、くれさん、たくさんの方からアドバイスいただき、どうもありがとうございました。
その後も母は化学療法を続け、マーカーもいまは落ち着いています。

このHPはよく見させていただいているのですが、
みなさんのレスポンスのよさに追いつけなくて、書き込みはご無沙汰していました。

さて、話題にでていたオレゴボマブですが、
ちょっと調べてみたところ情報があったのでお知らせします。
oregovomab(一般名)はOvarexという名前(商品名?まだ臨床中)で研究開発が進められているようです。
↑のどちらかで検索するといろいろ出てきます、残念ながら日本語の情報は少ないですが。
ひとつ日本語の情報を貼っておきます。
http://www.phrma-jp.org/publication/pdf/2004_newmed_woman.pdf
これをみると、ほかにも卵巣がんの臨床をしているものは多そうですね。

ちなみに、薬の名前のつけかたには法則みたいなのがありますが、
○○マブ(○○mab)というのは、抗体医薬(抗体=anti body)の類のものです。
簡単には、がん細胞を特異的に認識して攻撃する働きを促すので、
細胞分裂をとめる薬よりは副作用も少ないものです。

またときどき訪問したいと思います。

Re(1):オレゴボマブについて
 りんご  - 05/5/21(土) 13:37 -

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   ▼りんごさん:
自分に返信で変ですが、補足です。
>○○マブ(○○mab)というのは、抗体医薬(抗体=anti body)の類のものです。
>簡単には、がん細胞を特異的に認識して攻撃する働きを促すので、
>細胞分裂をとめる薬よりは副作用も少ないものです。
わかりにくい表現だったので言い直すと、
このタイプの薬は、がん細胞だけを認識してくっつき、それへの攻撃(攻撃するのは免疫細胞とか抗がん剤だったりこれにもいろいろなタイプがあります)を促して、
がん細胞をやっつける、ということです。
乳がんに使われるハーセプチン(トラスツマブ)と同じタイプのものだと思います。

Re(2):オレゴボマブについて
 すずき  - 05/5/21(土) 14:36 -

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   ▼りんごさん:
お久しぶりですが、お母さんのその後の
経過が良いようで良かったですね。
オレゴボマブの情報ありがとうございます。
よく見つかりましたね。それともすでにご存知
であったとか。
早速ファーマのページ見てみました。
さすがアメリカは凄いですね。
開発中の卵巣がんの新薬だけでも
30以上有りますよ。すでにphase 3
まで進んでいるのもいくつかありますね。
アメリカで承認されたら一刻も早く日本で
も承認されるような運動を強める必要が有りますね。
副作用はつき物で寸ら、必要以上にマスコミに
叩かれないように。
>○○マブ(○○mab)というのは、抗体医薬(抗体=anti body)の類のものです
詳しいですね。ひょっとしたらそちらの専攻?
ハーセプチンも同じような攻撃の仕方なんですね。
ヨーロッパでは卵巣がんにも使われているようですね。
抗がん剤は耐性がありますから、次に効く抗がん剤が
有るということは希望がでてきますね。
これからも情報をお願いしますね。

Re(1):オレゴボマブについて
 ヒコ  - 05/5/22(日) 1:31 -

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   りんごさん!うれしい情報ありがとうございました!このオレゴボマブという薬が卵巣癌治療の
大革命になるようなものだといいですね!あと日本で早く使用できるようにしたいですね。
 

Re(2):オレゴボマブについて
 すずき  - 05/5/22(日) 5:11 -

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   ▼ヒコさん:
三人寄れば文殊の知恵ですね。
段々情報が揃ってくる。
矢張りアメリカは進んでいるね。
目は放せない。

Re(3):オレゴボマブについて
 たひ  - 05/5/22(日) 15:05 -

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   りんごさん
ありがとうございます。
私が一番気になってたOVAREXのことなんですね。
分子標準薬でしたっけ??(ヒコさんフォローお願いします。)
これがうまく言ったら、共存療法の選択肢として、最高な気がします。

Re(4):オレゴボマブについて
 ヒコ  - 05/5/22(日) 16:55 -

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   今までの化学療法は正常な細胞までも巻き添えにしてしまう全身点滴の第一度ターゲッティングは臓器レベルに、正常な細胞も巻き添えをくらうが集中的に癌細胞に攻撃できる腹腔内注入第2度ターゲッティングは病巣レベルに、第3度ターゲッティングは細胞レベルに第4度ターゲッティングは分子・遺伝子レベルに行われるそうです。第3,4度などが理想的だが、まだ研究段階ですね。現在は第1,2度が主に行われていますが、OVAREXは3,4度のもので期待できそうですね!

Re(5):オレゴボマブについて
 りんご  - 05/5/22(日) 19:11 -

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   ▼すずきさん,ヒコさん:
>お久しぶりですが、お母さんのその後の
>経過が良いようで良かったですね。
どうもありがとうございます。
離れて住んでいるのもあって、治療の詳しい話は聞けていないので、ちょっと心配なところもあるのですが。

>オレゴボマブの情報ありがとうございます。
>よく見つかりましたね。それともすでにご存知
>であったとか。
>>○○マブ(○○mab)というのは、抗体医薬(抗体=anti body)の類のものです
>詳しいですね。ひょっとしたらそちらの専攻?
名前から抗体だろうと気がついたのと、日本語ではあまり情報がないようでしたので、
antibody(抗体)、ovarian(卵巣の)をキーワードに検索してみましたところ情報が出てきました。

これまでお話していなくてすみません。
医薬専業の製薬会社ではないですが、医薬品の開発もやっているところに勤めています。
私は直接に医薬品を担当しているのではないのですが、研究の仕事をしていますので、
調べる手段やわかることがちょっとは多いかもしれません。
オレゴボマブはCA125の抗体と書いてあるので、マーカーのCA125と関係ありそうですね。
また詳しくわかったらお伝えします。

「分子標的薬」は近年注目されていて、製薬会社の開発もどんどんそちらの方向に進んできています。抗体もこれに含まれます。
少し古い資料ですが、わかりやすい説明がありました。
http://www.ncc.go.jp/jp/ncc-cis/pub/events/030614a.html
特異的に作用させるのでこれまでのような副作用が起こらなくなる反面、
想定しないところに副作用がでることもあるみたいです。
いろいろ薬も多様になってくると、やはり海外のように専門医がいてほしいものですね。

Re(6):オレゴボマブについて
 すずき  - 05/5/22(日) 21:38 -

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   ▼りんごさん:
>医薬専業の製薬会社ではないですが、医薬品の開発もやっているところに勤めています。
>私は直接に医薬品を担当しているのではないのですが、研究の仕事をしていますので、
矢張りそうでしたか。どおりで専門的な理解が出来る。
オレゴボマブはCA125の抗体に反応するということは、卵巣がんに
効くと言うことになりますかね。
教えていただいたページを見ると臨床試験中の薬が
たくさんありますね。
腫瘍内科の専門家を緊急に養成する
必要がありますね。医者の中からも運動を起こさせるためにも
医者にアメリカ辺りの治療法のデーターを示して
プッシュすることも運動になるかも。

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