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▼AKIさん:
>まず、私のへたな説明で一つみなさんに誤解を与えてしまったので
>訂正させて下さい(><;)
>根治術の際の3つの残り腫瘍と、瘢痕と言われる物は一応手術で完全に
>取り切ることができました。
>主治医の説明では、術前の抗がん剤が最もよく効き、再発率の少ない例
>としては、開腹した時に肉眼で確認できる腫瘍がないことだと言います。
>母の場合、4回目の抗がん剤の効き目からすでにCA125は一桁になって
>いてCTにも映らなかったのですが、実際は数個の米粒大の腫瘍を根治術で切除する
>結果となってしまったので、見えない癌もおそらくあるはずだから再発が
>早くあるかもしれないということでした。
ご返信有難うございます。それは良い意味での勘違いでした。
私の母の様に根治術でも採り切れない癌が残ってしまったのに、新しい先生は術後1回でやめてしまうの?と思いました。こちらこそ早とちりで申し訳ございません。
IV期で5回の抗がん剤でCA125は一桁、根治術時に米粒大のみの腫瘍でしたら、お母様はかなり良く抗がん剤が効いた方だと思います。
結果論ですが、術前にあと1,2回抗がん剤をしていたら、根治術時には全て無くなっていたかとも思いますが、恐らくその大きさでは術前のCT/MRIでは映っていなかったでしょうし、CA125も4回目から1桁でしたら、その段階で手術に踏み切られたのも仕方ないと思います。
術後の治療ですが、こうした抗がん剤治療を寛解維持療法(地固め治療)といいます。寛解維持療法はタキソールを12サイクルした方が無増悪生存期間が延長する等といったデータもありますが、抗がん剤の副作用でQOL(生活の質)を下げるので行わない方も沢山いらっしゃいます。ちなみに私の母は寛解維持療法はweeklyで週1回×3を2クール投与しました。寛解維持療法は現時点ではどれが正解とは言い切れないので、お母様のご意見を始め総合的に判断されたらと思います(例えば、副作用が辛いなら中止、辛さ以上にしないと不安う様なら実施という感じで)。
>確かに完治からは遠くなるのかもしれないけど、寛解を繰り返し
>慢性疾患のように長生きしてくれるのなら有難いことだと思います。
この点については、卵巣癌は抗がん剤が良く効く癌ですが再発率も高く、再発を重ねるにつれ癌の方に耐性が付いてしまう病気ですので、慢性疾患のようにはなかなかいきません。ここがこの病気の難しいところです。ネガティブな意見で申し訳ありません。
ただ、治療を受ける側としてはそのぐらいの楽観的に思っていたほうが結果がよくなるかも知れません。(病は気からとも言いますし。)
>腹腔内投与はあまり行われていないのですか?母の場合は臨床試験に同意
>してほしいと言われたので初め何もわからない私達は「実験台?!」と思いました
>が、結果として副作用も少なくグランも術前まで一度も打たなくて済みました。
シスプラチンの腹腔内投与は聞いた事がありますが、タキソテールを腹腔内投与された例は始めて伺いました。ある意味画期的なことだと思います。
色々な文献を読みましたが、個人的には術前の化学療法は(特に4期等、腹腔内に癌が散らばっているケースでは)、腹腔内投与の方が良く効くのではと思っています。
ただし、なかなかやってくれるところは少ないと思いますので、副作用が少なく、それだけ効果があったのであればお母様の治療には大正解だったと思います。
>母は札幌で治療していますが、私は結婚して地元を離れ主人と千葉に住んで
>います。根治術までは心配なのでほとんど実家に帰省して付きっきりでしたが
>術後が落ち着いた今、千葉に帰り、治療があればその都度帰ろうかと思います。
実は私の方も、母は筑波の病院で治療を受け私は京都にいますので、遠距離応援です。(一緒に頑張っていきましょう。
>いくこさんのお母様は再寛解になり気持ちの方もお元気になられましたか?
はい。すっかり元気になりました!
こちらこそ、これからもよろしくお願いします!!
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