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... TOMO 06/12/15(金) 13:59
... すずき 06/12/15(金) 18:54
... [名前なし] 06/12/19(火) 12:25
... すずき 06/12/20(水) 23:03
... まきどん 06/12/18(月) 21:45
... TOMO 06/12/19(火) 12:37
... まきどん 06/12/19(火) 23:35

卵巣の悪性中胚葉性混合腫瘍に・・・
 TOMO E-MAIL  - 06/12/15(金) 13:59 -

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   TOMOと申します。
初めて投稿させていただきます。
 私の母(59才)が下腹部にしこりを感じ、11月10日に近所の国立病院で検査を受けたところ、片側の卵巣が17センチほどに腫れている事がわかりました。11月28日には卵巣の摘出手術を行いました。術中に卵巣と腹水の細胞検査をおこなったところ、「癌」が見つかったということで、結果的には卵巣、子宮、大網を切除し、大傍動脈リンパと骨盤リンパの郭清をおこないました。幸いにも卵巣と腹水以外からはガン細胞が検出されなかったので、Ic期ということになりました。今後は化学療法をDJで今月の12月18日(月)からおこなうことになっています。

術後に2回ほど担当の先生から母の病気について説明がありました。まとめると・・・
・悪性中胚葉性混合腫瘍(MMMT)
・Ic期
・抗癌剤が効きにくいタイプ
・5年生存率はデータ上で約60%
・タキソテールとカルボプラチンを使った「DJ療法」を4週間に一度の投与で6回程度を行なう。
・抗癌剤の副作用として、脱毛、吐き気、白血球、血小板の減少。

ということでした。

自分なりに母のガンについて調べてみたのですが、情報が少なく、今ひとつ釈然とません。一体どういう種類のガンなのでしょうか?


また、抗癌剤が効き難いということも気になっています。

私はどういうプロセスで抗癌剤を決定するのか全く存知あげないのですが、摘出したガン細胞を病理で検査した後に、どういう抗癌剤が有効かのテストは行なっているものなのでしょうか?

もし、それを行なったうえで、先生が今回の抗癌剤を「効果あり」として選定/使用を決めたのであれば安心なのですが、効果に疑問を感じるも、やらないよりはやったほうが良いという判断であるとすると、母の残された時間を抗癌剤の治療に伴う苦しさで塗りつぶしてしまっていいのだろうかと、とても悩んでいます。

みなさま、どうかよろしくご指導をお願いいたします。

Re(1):卵巣の悪性中胚葉性混合腫瘍に・・・
 すずき  - 06/12/15(金) 18:54 -

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   ▼TOMOさん:
はじめまして。
お母さんの卵巣がん? 悪性中胚葉性混合腫瘍は心配されますね。
卵巣がん、がんの総合商社と言っても良いほど、なんでもありで
その分類も複雑でよくわかりません。
幸い発見が早くがん細胞が散らばる前で良かったですね。
まず間違いなくすべての腫瘍がとれたでしょう。
念のために抗がん剤治療をしますから、完治の可能性は期待できるのでは。
5年生存率の約60%は、統計が古いものだと思いますよ。
現在はもっと良くなっていると思いますよ。
抗がん剤が効きにくいタイプとのことですが、やってみないと判らないのが
抗がん剤治療です。効くことを期待して頑張るのが良いのではと思いますよ。
がん細胞の一部を摂り、いろいろな抗がん剤を使い、どれが効くかをテストしています。
その結果が「DJ療法」ですね。アレルギーが出なければこれでいくと思います。
副作用は出来るだけ少なくする工夫もあります。抗がん剤治療以外に治療法が
ないのではと思いますが。
家内はIV期であと三ヶ月と宣告されましたが、この秋で丸七年になり、抗がん剤も
100回を越しましたが、普通どおりに生活できています。
治ると信じて支えてあげてください。

Re(1):卵巣の悪性中胚葉性混合腫瘍に・・・
 まきどん  - 06/12/18(月) 21:45 -

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   ▼TOMOさん:
はじめまして。
私は卵巣がん患者本人です。
手術から3年3ヶ月が過ぎました。
元気でやっておりますよ。
私は奨液性腺癌というタイプのものでスズキさんの奥様と
同様でした。
卵巣癌は抗癌剤が効きやすいという点をふまえて、その中で
お母さんの場合、比較的抗癌剤が効きにくいという意味だった
のではないかと考えます。
他の部位の場合はこういう言われ方はしないと思います。
補助療法として行う抗癌剤治療はエビデンスに満たされているもの
ばかりではなく、DRの経験が物を言うのだと思います。
その点、卵巣癌においては薬のエビデンスがあるものだと思います。
ですから、受けておく方が良いし、卵巣癌における標準治療かと思います。
私も、DJを2年間受けましたよ。白血球は1000まで下がりましたが、
今はノイトロという良い薬もありますから、予定通りに順調に
治療が過ぎることを祈っています。
これから、お母さんもいろいろと心の葛藤もあろうと思いますが
卵巣癌の中でI期というのはステージの上では極めて早いですし、
生存率の統計(伝える医師もどうかと思いますが)などはあくまでも
数字です。出生率同様、誰一人1ポイント2人などという子どもを
生むことはできません。
希望をもって前をむいていけるようにどうかその点をお伝えください。
あなた自身もご自愛しながら、これからの治療に向けて、お母さんを
そっと支えてあげてくださいね。

Re(2):卵巣の悪性中胚葉性混合腫瘍に・・・
 [名前なし]  - 06/12/19(火) 12:25 -

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   すずきさん
この度は、貴重なご助言をありがとうございます。
おっしゃる通り、卵巣がんの一種だとの事です。
担当医師のお話では、見た目に怪しいと感じた、
癒着しているところや直腸の米粒大のできもの?などもサンプル採取して
細胞検査にまわしたみたところ、癌は出なかったとのことでしたので、
不安の中にも希望を感じました。

癒着は35年ほど前におこなった盲腸の手術が原因かもしれないとのことでしたので、
現時点では、見える範囲で癌がとりきれたと信じてます。

抗癌剤のテストも行なっているものなのですね。。。
先生に失礼の無いように尋ねてみようと思います。自分の気持ちを晴らす為のような
質問かもしれないので、これを教えてもらったからといって母に何かかが起こるということでは
ないと思いますが。。。

数日間、母の事が気になって眠れなかったのですが、すずきさんの奥様のお話しを伺って、
自分も前向きにできる限りのサポートをしようと思ったら、少し落ち着きました。

少し、失礼な質問ですが、奥様は抗癌剤を100回以上も投与なさったとのことですが、
癌以外のところで体調を崩されたり、別の疾患になるなどといったことはありましたでしょうか?

今まで健康だった母ですので、今後を考えると不安が尽きず、このような質問をしていること
自体がとがめられるところなのですが、どうか、ご無礼をお許しくださいませ。

重ね重ねではありますが、貴重なお話しとアドバイスを有難うございました。

Re(2):卵巣の悪性中胚葉性混合腫瘍に・・・
 TOMO  - 06/12/19(火) 12:37 -

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   まきどんさん
貴重なお話しをありがとうございます。母が、昨日よりDJ療法を始めました。体調がよければ本日一泊だけ自宅に戻れるそうです。本人の携帯電話からメールが来ました。本人が心身ともに一番つらいはずなのに、回りを心配させまいとして気配りしているようです。まきどんさんが「そっと」と言った意味もなんとなくわかりました。本人が希望をもって治療にのぞみ、それなりの日常を過ごす事が出来るようにサポートし体と思います。
まきどんさんは2年間の化学療法中、特に苦労したことなどありますでしょうか?

Re(3):卵巣の悪性中胚葉性混合腫瘍に・・・
 まきどん  - 06/12/19(火) 23:35 -

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   ▼TOMOさん:
こんばんは。

>まきどんさんは2年間の化学療法中、特に苦労したことなどありますでしょうか?
そうですね。やはり副作用はいろいろありました。
特に集中的に行った6クールの後半は食欲もなかったし、味覚もなく、
そんな時はあれやこれやと主人が食べ物を運んできてくれる事が申し訳なかったけど
苦痛でした。それから、友人などのお見舞いも具合が悪いときは遠慮してもらいました。
でも副作用は時間が経過すればスッと出口から抜け出す事ができました。
それよりもザワザワとする心をどうしたらいいのか、それが辛いことでした。
卵巣の欠落も手伝って、ほとんど鬱に近い状態でした。
病気のことで 頑張って、とか調子はどう?なんて言われることさえいやでした。
心無い人は親戚、親のことを引き合いにガンはいかに恐ろしい病気かという事を
患者本人を目の前に得意になって話す事もあります。
そんなふうに、特別視されるのは耐えがたいことです。
また、病友が不幸にして亡くなることもあります。家族にそれをいちいち言いは
しませんが、そういう事を乗り越え、心を切り替えていくのが大変です。
けれども、副作用も心のあり方も人それぞれです。あくまでも私の場合のことで
あり、お母さんも同様とは思いませんがまた何かありましたら、私の経験上のことなら
お話できますので。

Re(3):卵巣の悪性中胚葉性混合腫瘍に・・・
 すずき  - 06/12/20(水) 23:03 -

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   ▼[名前なし]さん:
癒着のところにもがん細胞が見つからなかったとは、がん細胞は
広がっていなかったようですね。
ますます完治の可能性が高くなりましたね。
周りが不安がるのは本人にはとってもよくないです。
希望を持って前向きに支えてゆきましょう。

>奥様は抗癌剤を100回以上も投与なさったとのことですが、
>癌以外のところで体調を崩されたり、別の疾患になるなどといったことはありましたでしょうか?
一般的な副作用の、髪が抜ける、手足の指が痺れる等くらいで何もありませんよ。
この七年間、風邪ひとつ引きません。
昨日も3k離れた病院に歩いて通院して、抗がん剤の治療も受けて、帰りも歩いて
帰りました。

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