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2月17日に母は亡くなりました。
12月末に退院してきて以来、巡回の医師看護師に来てもらい、私も
点滴を交換したり、体を拭いたり、トイレに連れて行ったり、おむつを
変えたり、さいごの最後までお世話することが出来ました。
2月、61歳になるまでがんばってくれました。
入院していて一日に1時間2時間しか面会にいけないより24時間一緒に
いられ、布団を運んで同じ部屋に孫と3人寝起きして、それだけで私は
楽しかったです。
包丁持ってきて!どうやったら死ねるの?死ぬ薬ください!頭ぶん殴って・・・。
いろいろ言っていましたが、笑顔はいつもありました。
痛み、吐き気、幻覚、いろいろなことを目の当たりにしましたが、介護と育児
としてはやりぬいたと思います。
みんなお葬式など終わって、一区切りついたような顔をして帰っていきました。
私はそんな気にはなれません。
赤ちゃんがいるから気が紛れるね、ってそれはそれこれはこれ。
母と私にしか分かりっこないです。
ここの皆様には大変おせわになりました。
このサイトを日常的に見に来なくても良くなったことは失礼な言い方かもしれませんが
楽になったような気もします。いつか私が卵巣がんに罹るときまで・・・。
そんなことがないようにはしたいけれど、母が身を持って示してくれたことは
私の支えとなるでしょう。
闘病9年半、鈴木さんやこのサイトの皆様にお世話になって丸一年。
本当にありがとうございました。
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