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再手術の必要性
 ゆき  - 06/9/4(月) 0:13 -

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   こんにちは。いつも悩んだときにお世話になってます。

お陰様で3月に手術した母は6クールの抗がん剤治療を終えて、先日のCTと血液検査の結果は異常なし、今後は1ヶ月に1回の検査通院のみとなりました。初期と思い込んでいた母はこれで治ったとあちこちに電話して、いろいろ動き出そうとしていました。でも、母に隠れて行ったいくつものセカンドオピニオンで「二次腫瘍減量手術はすべき」といわれていたので、意を決して、先日とうとうお腹に腹膜播種と取り残し腫瘍があったことを話しました。今はそれも治ったから大丈夫だけど、リンパも取ってないし、もう一度「仕上げ」の手術をするのがガン専門病院では普通なんだよ、と。
母はショックを受けたようです。でも、今は治ってるから必要ないのではないか、リンパを取ったら後遺症が残るのではないか、やっと治ったと思ったのにまたお腹を開けるのはいやだ、と。

3C期で、本来なら術前化学療法で手術すべきだったのが、今の病院では最初の手術で諦められてしまったのでしょうか、リンパ節も膀胱についた大きな腫瘍も取らずに抗がん剤治療して治療終わりです。
再手術して体にダメージ与えるより、治ったと信じて元気に過ごすほうが良いのではないかと私自身も時々思ってしまうのですが、進行がんでは拡大手術必要ですよね?このままではおそらくすぐ再発するでしょう。でも手術しても再発しないとは限らない。
今は、母と一緒に、手術の必要性を悩んでしまっています。

いまさらですが、最初からガン専門病院にかかっていれば、と。

やっぱり説得して転院、手術すべきなのでしょうか・・・・。

わたしの方の卵巣のう腫はこの4ヶ月大きくなることはなく、腹痛のみで落ち着いています。ご心配おかけしました。いつもいつもごめんなさい。

Re(1):再手術の必要性
 すずき  - 06/9/4(月) 8:25 -

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   ▼ゆきさん:
お久しぶりです。抗癌剤治療が終わり、CTと血液検査の結果は異常なし
とはおめでとうございます。
難しい問題ですね。3期Cなのに初めから手術でしたから奇異に思っていたのですが。
矢張りとり残しがでてしまったのですね。
でも、素人よがりの考えですが最近は果たしてどちらがいいのか考えてしまいます。
術前に抗癌剤をすれば、原発の卵巣に固められた腫瘍を取れるのですっきりと
全部取れますね。しかし、いったん転移した腫瘍は抗癌剤で取れたように
見えても細胞単位では疑問ですね。
多くの場合が再発するところをみるとその気を強くします。
リンパも郭清しても余命には関係しないとの説もあります。後遺症が残るだけかも
知れませんね。
家内はファーストルックの時についでに乳房に転移していた腫瘍は取りましたが
ドッチミチ後三ヶ月だからとリンパは無駄だからとりませんよと言われました。
お陰で後遺症は無いし、乳房もそっくり残り、見た目の傷も殆どありません。
今は悩んでもいても仕方無いです。再発をしないことを祈り、食生活も変えて
今までどおりとは違うと自分に言い聞かせ再発のストレスをためないように
頑張りましょう。
貴方の卵巣のう腫も油断しないで気をつけてね。

Re(2):再手術の必要性
 ゆき  - 06/9/5(火) 22:39 -

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   ▼すずきさん:
さっそくのお返事、ありがとうございます。鈴木さんの奥様はてっきりリンパも取られたのかと思いました。リンパを取ることが絶対ではないんですね。
私達が迷っているので、母も暗く、悩んでしまっています。
鈴木さんのおっしゃるように、再発しない心がけが必要ですね。
再手術をすべきかどうか、すっきりさせて、母を精神的に前向きにしてあげなければ・・・と思います。
いつもありがとうございます!

Re(3):再手術の必要性
 すずき  - 06/9/5(火) 23:35 -

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   ▼ゆきさん:
>鈴木さんの奥様はてっきりリンパも取られたのかと思いました。リンパを取ることが絶対ではないんですね。
ファーストルックの時に転移した乳がんの手術をしたのです。その時には
三ヶ月の余命だから無駄になるからと?リンパはとりませんと言われまして、とらなかったです。
失礼しちゃうよね。
セカンドルックの時は、卵巣・子宮大網・リンパ節を追って上部まで切除しました。
でも、半年後には再発しています。
卵巣にとどまっていなかった卵巣癌の再発は宿命かな。

Re(1):再手術の必要性
 りお E-MAIL  - 06/9/6(水) 17:43 -

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   ゆきさん

 こんにちは。お母様、ファーストルックと6クールものケモをよく頑張られましたね。
 さて、ファーストルックでの手術と辛い抗ガン剤を終えてお母様もホッとなさっているころ、ゆきさんからセカンドルックのお話を聞いてお母様は愕然とされたことでしょうね…
 IIIc期でのリンパ節郭清の必要性などに疑問をもたれるのも無理もありません。セカンドルックが標準治療と言われてもかくも多くの患者さんが再発を経験なさっていたら開けるのは意味がないのでは?と思いますものね…とっても難しい問題ですね。

 うちの母の例を挙げながら私ならば、と未熟な一意見ですが考えてみました。
 うちの母も初回のオペで卵巣と転移していた横行結腸、大網しか取らず術後ケモに入りました。しかし、4クール終了したところでCTに不穏な影が映り主治医がセカンドを急がれました。開けなくても、CT,MRI,PET、血液検査、エコーなどでわかるのではないか?と母と議論もしました。しかし、主治医はいいました。CTは二階から地上の砂を見るようなものなんだよ、と。つまり、肉眼的に見るのも細胞レベルでみるのも、開けなければ組織もみれなければ取れもしないんです。血液検査にすぐに現れない再発のしかたもあります。画像に現れない再発もあります。
 逆に、オペをすることで体に侵襲が加わり一気に病巣が広がることも確かにあります。しかし、よっぽどの高齢や他疾患でリスクが高いなどでなければオペをする意味があるようにも思います。逆にオペをしないことが選択される疾患もあります。
子宮肉腫は手も足もでないことが多いらしく、オペをすることで一気に病巣が広がり急変されたこともあると聞きます。(必ずしもそうではありませんが…)
 卵巣癌がこれだけセカンドルックが選択されているのはそれなりの効果があるからではないかな、とも思うのですが…これは私ならば、と前置きしての内容なので偏ったように聞こえたら申し訳ありません。

 手術を受けたくても受けられない方もいらっしゃいます。抗ガン剤を打って欲しいのにもう使える薬が無かったり、骨髄抑制がつよくケモがいけない患者さんもいらっしゃいます。
 私は母が躊躇していたとき、「お願いだから手術うけて、私達の為にも」ととんでもないお願いの仕方をしてしまいました。それくらい生きて欲しいからです…
 ケモで縮小した癌を見える範囲でですが「取れる」状態というのは本来とてもいいことだと私は思います。とりあえず目に見える範囲でとったが細胞レベルで残ったガン細胞がまた分裂をし増殖し始めるまでどれくらい期間があるでしょうか。今明らかに残った見える癌から増殖するのとでは再発までの期間が違うように思います。これは人それぞれなので一慨にはいえませんが…
 うちの母はそうまでしてセカンドを行いましたが子宮しか取れずリンパは取れませんでした。おかげで浮腫はありませんがいつも心のどこかにリンパ取れてないからね…としこりが残るようです。私の知る範囲ですが、子宮癌でリンパ郭清をされた患者さんにリンパ浮腫が出ている人が何人かおられますが卵巣癌でリンパ郭清された患者さんでは浮腫の人はおられません。(患者数が少ないのでしょうか…あくまでも私が知る範囲です。子宮癌で郭清しても浮腫がでなかった人もいます)
 
 ゆきさんのお母様がもし、セカンドを受ける決心が付いてリンパ郭清もできるならそれに越したことはないですね。
 しかし、大事な、重い決断になりますから最後に決心されるのはお母様です。お母様の意思を十分に尊重され、お母様にとってもご家族のみなさまにとっても一番良い選択をして欲しいなと思います。そしてお母様は娘さんであるゆきさんを心から信頼して頼っていらっしゃると思います。どうかお母様を励まし支えてあげてくださいね。悩み、揺れているときにまた悩ませるようなレスになってしまったこと、ごめんなさい。

ゆきさんご自身の卵巣嚢種も大きくなることはなかったとは良かったですね。しかし、腹痛があるのは心配です。茎捻転を起こすと緊急手術になることもありますので定期検診を欠かさないでご留意くださいね。


  

Re(1):再手術の必要性
 くれ E-MAIL  - 06/9/7(木) 17:31 -

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   すずきさん(ここでは)ずい分ご無沙汰です。
私は胃がん、腹部リンパ筋転移なので「二次腫瘍減量手術」という表現の意味が判らないので参考に教えていただきたいのすが・・・!?

例えばゆきさんのお母さんの場合は複数のセカンドオピニオンで「二次手術(仕上げ?)は常識的に行うべし」と判断されたとのこと。
この場合手術で取り残された腫瘍の全摘出を意味しているのか、或いは「執れる範囲の減量」を行うことで現状以上に延命が可能と言うことなのでしょうか。多分お腹を開けて見ないと判らないのでしょうが、ここら当りの見通しをもう少しはっきりさせることはできないのでしょうか。

また私の体験的な判断ですが、腹膜などに取り残しあるのであれば6クールくらいの抗がん剤治療だけでは完全消滅は困難に考えます。その意味で手術を受けるかどうかは別にして「手術を受ける」という前向きの姿勢でどれだけのメリットがあるかをあれこれ判断されてはいかがでしょうか。そして、それでも納得できない場合はお母さんの意思に従うことになります。

また私も腹部を二回手術したのですが、再手術してもリンパ筋の後遺症はそんなに酷くはないですよ。但し、手術の場所によるでしょうが取りあえずはリンパ筋の後遺症は棚に預けておいてそれ以外のメリット性で医者と相談し判断されてはいかがでしょうか。

勝手な事を申しましたが同じ悩むなら遠慮がちに悩むのではなく「何でもかかって来い恐れはしないぞ!」式に前向きに検討すべきです。その意味でお母さんに真実を告げたことは良かったと私は判断します。

Re(2):再手術の必要性
 すずき  - 06/9/7(木) 21:15 -

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   ▼くれさん:
>私は胃がん、腹部リンパ筋転移なので「二次腫瘍減量手術」という表現の意味が判らない
詳しくはないですが「腫瘍減量手術」は腫瘍の減量目的です。腫瘍を完全にとる目的でなく・・
摂れないからですが・・摂れないなら腫瘍を小さくして、勢力を弱めて抗がん剤の
効きを良くしようと言うやり方ですね。
腫瘍減量手術が余命にとう関係するかは意見が分かれていますね。
根治手術の可能性があるならしたほうがいいと思いますが。
卵巣の進行性のがんでは可及的に腫瘍をとっても顕微鏡レベルでは細胞レベルで
がんが残存する可能性が50%という説もあります。したがって地固め療法をする医者も
いるくらいですね。
卵巣癌では、リンパ浮腫は悩んでいる人が結構いますよ。
ttp://yeti6.s196.xrea.com/cgi-bin/kasan/vote/index.php?mode=vvr&tn=14
ttp://yeti6.s196.xrea.com/cgi-bin/kasan/vote/index.php?mode=vvr&tn=18
スパム対策でhttpのhが省いてあります。hをつけてみてください。

Re(2):再手術の必要性
 ゆき  - 06/9/19(火) 0:59 -

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   ▼りおさん、くれさん、
大変丁寧なお返事ありがとうございます。遅くなってごめんなさい。
おっしゃるとおり、二回目の手術によってどこまで取りきれるか、根治は可能か、開けてみるまでわかりません。最初の先生が諦めたくらいだからかなり進んでいたのでしょう。リンパまで取れるか、賭けです。後遺症が出るかも賭けです。でもこのままで居たくないので、母に勧めました。月末に母もガンセンターに行って直接先生と話をして、手術するか決めます。
最初の先生は二度開けても意味はないと言っていますが、ガンセンターの先生は意味がないとは言わない、でも正直わからないと。開けなくて再発しないかもしれないし、開けても再発するかもしれない。・・・・そんな話をして母が決断してくれるのか、自信がありませんが。

オペをすることで病巣が広がることがあるんですか?それは、体力が落ちるからでしょうか?それだけはすごく心配です。

「二次腫瘍減量手術」とは取り残しを取りきるという意味で使いました。鈴木さんのおっしゃるとおりです。セカンドルックとは確認の意味で、取り残しを取るという意図ではないと思います。

たひさんは術前化学療法で二度目の手術で取りきったそうですが、再発されたそうです。
本当に難しいですね。まだしばらく悩む日が続きます。

いろいろご意見ありがとうございました。
頑張って母を支えていきます。

Re(3):再手術の必要性
 りお E-MAIL  - 06/9/19(火) 18:56 -

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   ゆきさん
お忙しい中、レスありがとうございました。その後いかがされたかな、と気になっておりました。
 手術を受ける、受けないはまだ決定してないとしても、ガンセンターで二次腫瘍減量手術のお話をお母様がお聞きになる段階までこれたのはよかったと思います。「セカンドの手術はしない」というたった一つだけの選択肢で突き進むよりも、より多くの治療法を提示された上でお母様とゆきさん他ご家族の方がその中から自分たちに最もよい方法をセレクトできる方がよっぽどいいと感じたので…
  
 二回目の手術で採りきれるかどうか、またリンパも郭清できるか、賭けであるというのはよく理解できます。開けてみないと本当にどうなっているのかわからないということを先生はおっしゃりたいのだと思います。うちの母も開けてみてリンパが癒着していて取れないことが判明したほどです。
 先日マーカーの文献として紹介させていただいた「癌の臨床 婦人科癌治療の最前線」という文献のなかで、二次的腫瘍減量手術について以下のような説明がなされていましたので紹介してみます。

二次的腫瘍減量手術
『初回化学療法の後に残存した、腫瘍に対する減量手術のことである。多くの場合、初回手術はほとんど試験開腹であり、外科的に腫瘍を最大限に根治的に摘出する最後のチャンスとなる。通常、術後に行われる追加化学療法を、より効果的にできると考えられている。しかし、初回化学療法が無効で会った例では本術式の遂行は困難であり、また、追加化学療法の効果も期待しがたい』とあります。

 >最初の先生は二度開けても意味はないと言っていますが、ガンセンターの先生は意味がないとは言わない、でも正直わからないと。開けなくて再発しないかもしれないし、開けても再発するかもしれない。・・・・ 

 上記のことに関してですが、化学療法では大きな腫瘍を完全に消してしまうことはほぼ不可能だと考えられます。なので、腫瘍減量手術で最大限に縮小(つまり、目に見えないレベルの細胞が残ったとしても、目に見えるものを全て取り去る。)させてから、追加ケモ(維持療法)で小さいうちに叩く、という方法を先生は考えておられるのではないかと思います。

>オペをすることで病巣が広がることがあるんですか?それは、体力が落ちるからでしょうか?それだけはすごく心配です。

これも、あくまでもそういう患者さんもなかにはおられる、ということです。全身状態の悪い患者さんがオペを強行して結果的に体力も消耗し、癌の勢いを抑えられなかった、ということもありますので…(ものすごく高齢の患者さんでは、「年齢を考慮してもこのまま様子観察が妥当と考えます」などという紹介状の内容などもよく見ます。)

>「二次腫瘍減量手術」とは取り残しを取りきるという意味で使いました。鈴木さんのおっしゃるとおりです。セカンドルックとは確認の意味で、取り残しを取るという意図ではないと思います。
 
セカンドルック時に、ケモの効果判定と、取れるものがあれば取ります。なので、外科の医師が婦人科医師と同時に手術室に入ったりします。

どうしても、答えの出しにくい、難しい問題であると思います。娘として辛い状況ですね…とてもお気持ち理解できます。
ここでは、そういう揺れや葛藤を全身で受け止め真剣に聞いてくれる仲間がいます。お互い、頑張りましょう。また教えてくださいね。

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