|
明細胞腺癌の症状について、また患者の家族の出来ること、協力の仕方などについて相談させてください。
一年前のの3月、実母が健康診断で血栓が出来ていることを指摘され緊急入院しました。
検査の結果癌が疑われたため二週間後に手術となり、臨床検査の結果、明細胞腺癌を診断されました。
手術前に本人を含め家族全員に担当医の先生から説明があり、
母がもともと心臓が強くないこと、不整脈を持っているために血栓が出来やすくなっていて非常に危険を伴うというリスクがあるために一回の手術で臓器を大量に切除することが危険であるとの説明を受けました。
そのため最初の手術では
・卵巣
・検査のための細胞
の切除にとどまりました。
手術直後の先生のお話では今現在見える部分には癌は残っていないし、
おなかの中は創造よりもきれいな状態だったということでした。
その後一年かけて抗がん剤治療をしてきました。
母は自分でも情報を収集し、本でも勉強をしたようですが
残りの臓器を切除する二回目の手術を拒み、体に電気を流す機械を愛用して癌の苦手とする体を暖める方法での治療や、免疫力を高める方法を試そうとしていました。
このことについては担当医の先生とはずいぶんもめたようですが昨年末には母の意志を尊重して手術はしない方向で了解をもらったようでした。
私は初回の手術のあとは一切先生からの説明を聞いておらず、母の話から成り行きを聞いただけですが、
最初の先生の説明やインターネットなどでの情報から得た知識では明細胞腺癌は抗がん剤が効きにくくしつこい性質のものであると認識しています。
そのため、先生のおっしゃるようにしつこい転移の可能性が考えられるなら器械で長期の療法が間に合うとは思えないことと、臓器の切除手術をしたあと、電気治療や免疫法も取り入れた生活をするのが良いのではと薦めました。
しかし、初回の手術の際に同部屋だった方が術後の合併症でなくなられたらしいうわさを聞き、家族皆で手術のリスクも考えたのち、ひとまずは母の希望するやり方を尊重する方向になりました。
母はもともと考え方が柔軟ではなく、誰の意見を聞いても自分の選択を変えることはなさそうでした。
ところが昨日急に「もしかしたら手術をするかも」と言ってきました。
年内に抗がん剤が終わり三ヶ月ほどたった先日、腫瘍マーカーがあがっているのを見て突然「手術をするしかないかも」と考え直したようです。
また、私が気になった点として、現在抗がん剤を終えて三ヶ月たったくらいですがあれほど痩せた母の腹部が出てきたように見えました。腹水なのではないかと疑って、腫瘍マーカーの話から考えても現状の母の症状はかなり良くない方向へ進んでいるのではと心配しています。
本人は手術の前に自分の選択した電気治療を推奨している先生に今後のやり方について(手術を受けるかどうか)確認をしたいらしく、来週山口県まで出かけるといっていました。
山口県は母の実家がありつい一週間ほど前に祖母がなくなってしまったため葬儀などで家族全員が帰りました。母は帰宅後二日間電話も出来ないほど疲れて寝ていたといっています。
今後手術の可能性が高いのなら少しでも体力を温存して欲しいので遠出の外出は控えて欲しいのですが
性格的に素直に家族の言葉を受け入れない母は、その健康治療器の先生に判断して欲しいとおもっているのかもしれません。
また、基本的な性格が扱いにくく、かたくなに人に頼らないところがあります。
私は小さな子供(母にとっては孫)がいるのでよく夕食を作っては重たい思いをして運んできてくれたりします。
来てくれるのはありがたく孫に会って和んで欲しいのですが、帰り際に車で送っていこうとしてもかたくなに断られることが多く、自分では体を温めれば治ると連呼する一方で私の家から寒い思いをして帰っていきます。
いつまでも親としての立場が変えられないのかこちらの心配する気持ち、意向をくまない会話をするのでコミュニケーションもなかなかうまくいきません。
長年その柔軟性のなさに付き合ってきて、行動を抑制されてきたことにストレスを感じている娘の私はいつも会話に威圧感を感じて嫌な気持ちになることが多いため、面と向かって助言や気遣いをすることはせず、出来ることは無言で行動するといった方法しか思いつきません。
私以外の父や姉といった家族の心理にも同じようなもの(言っても聞かないだろうという気持ち)はあってなかなか母のサポートに積極的に踏み込めない部分があるようにおもいます。
普段の生活もあまり人に頼らず、自分の食べるものは残り物などですませ、玄米をとるようにとの父の助言もあまり聞きいれていていないようです。母は体を治したいとおもっていると思いますが家族の心配が素直に受け取れず、皆で話し合って、助け合ってということが難しいのです。
長くなって申し訳ありません。明日担当の先生にもお話を聞き、このサイトで紹介された本も購入して勉強しようとおもいますが少しでも似たような方がいらっしゃれば情報が知りたいとおもいました。
前半の症状についての助言や、また後半記述したメンタル的な面で同じような患者さんに付き添われていらっしゃる方の良いアドバイスがあればよろしくお願いします。
|
|