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すずき様、はじめてメールさせていただきます。
私の母(64歳)は、昨年7月都内の大学病院で卵巣がんがみつかり、
8月に手術をいたしました。
結果、卵巣は10cm弱腫れていて、腸との癒着があり、がん細胞が腸にくいこみ
爆発寸前でした。また、大網にもがんが数個ありましたが、
腹膜播種、腹水はたまっていませんでした。
7時間に及ぶ手術では卵巣がんIII期(類内膜腺がん)と確定し、
卵巣、子宮、大綱、癒着のあった腸を切除し、
人工肛門をとりつけました。先生の説明では目で見れるがんは
取り除いたとのこと。輸血量が多くなったため、今回はリンパ節は郭清
しませんでした。
術後の治療は、タキソール&パラプラチンTC療法を6回し、2月末に終了し
腫瘍マーカーは3までさがりました。
先週17日にPET検診&CTを受け、昨日24日に結果を聞きにいったところ、
転移の問題はありませんでした。
今後の治療方針は、以前にも言われたことがあったのですが、リンパ郭清手術を
すすめられ、来月半ばに仮予約を昨日いれたとのこと。
あいにく、昨日は私が一緒に話を聞けなかったため、母一人で聞いてきました。
母の現在の様子は、食欲も旺盛で人工肛門になってはいますが、普通に毎日外出し
5000歩毎日歩いているほど見た目は元気です。ただ、抗がん剤の副作用の足のしびれ
白血球減少(注射で高くあげたり)はあります。
私の心配している点は、
1.せっかく体力が回復してるこの時期にあわてて(まだ半年しかたったいないのに)
手術をする必要性があるのか?
2.来月手術をするなら、その前にもう一度抗がん剤を打っておきたいので、
明日7回目をすることになった。
上記の内容で、母本人は結構前向きに3時間くらいの手術なら、時間をあけずに
取れるものは早くとってもかまわないと先生に言ったそうです。
III期というレベルを考えると目にみえなくてもリンパ節にもがん細胞は関与している
可能性はあるので、手術は必要かと私も思っています。
ただ、手術時期の問題です。まだ、がんに対しての知識が未熟なため、がんの進行速度は
抗がん剤治療をしてると、促進されてしまうものなのでしょうか。。。
娘としましては、母の生活の質が少しでも今のまま維持し、散歩や食事を楽しめる
日常を一日でも長くさせてあげることを切望しています。母は病院が嫌いで、
この年まで検査などしたことがありませんでした。今回このような大病したのも
晴天の霹靂で家族のものも皆ショックでした。
そのため、最初のころはあれしなさい、これがいいよと、すすめていましたが、
最近は本人が続けなければ意味がないし、遠くに暮らしているので、
監視するわけにもいきません。これが、かえって母との摩擦になると思い
とくに私が、口うるさくなっている自分に嫌気がさし止めました。
電話で数分毎日話すのですが、明るく軽やかな雰囲気にすることに勤め、
何を食べたとか、どこに行ってきたとか、たわいもない話だけをしています。
ただ、手術の前に、すずき様に治療方針について??がないかご意見を参考に
させていただきたくメールさせていただきました。
よろしくおねがいいたします。
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