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▼ぴーちくさん:
妻が5年ほど卵巣癌(漿液性線癌)を患っていて,再々発中です.
我が家にも年老いた義父母がいますので,ぴーちくさんの御母様のことを
思うお気持ちよくわかります.
>どなたか、STNと分化度とについて教えてくださいませんか?
用語の説明はいくこさんがしているとおりです.
妻の場合はCA-125の他STNを検査していますが,セカンドオピニオンの先生曰く,
どちらかというと,この2つの組み合わせは珍しいようです.
>主治医は「もう一度血液検査をして考えましょう。」とおっしゃいました。
>また、今の段階で、抗ガン剤治療を開始したほうがいいか、ご助言ください。
CT検査で再発確認されているなら治療をはじめたいところですが,
主治医の方は,少し様子見の気配もありますから,癌の増殖速度を見ているのかもしれません.
別の癌ですが,知人に肺転移して大きさがかわらず何年もたつ人がいます.治療していません.
血管新生に関係しているのだと思います.
治療については,癌の種類,性質,ぴーちくさんの体調,体質,治療歴等を
総合的に判断して決めることなので,いくこさんが書かれているように
主治医の方とよく相談して決めるしかないと思います.
以下治療を前提に私共の経験を書きます.(あくまで私見です)
・卵巣癌の種類が?なので断言はできないのですが,
もしも6ヶ月以上なら同じ抗がん剤が使える可能性が大です.
・妻の場合,今まで同じ抗がん剤治療をしていますが,初発と再発の時は
抗がん剤治療するとすぐにマーカが下がりましたが,再々発後は,抗がん剤治療しても
最初のうちマーカは下がりませんが,1ヶ月ほどすると下がるという経験をしました.
セカンドラインを奨められるかもしれませんが,同じ抗がん剤治療して
少し様子を見たほうがよいかもしれません.
・再々発ともなると知らず知らずのうちに抗がん剤で肝臓がやられていました.
(病院で処方された薬(名前失念しました)は一瞬よくなるものの,
長期スパンで見るとまるでNGでした)
医師は肝臓値は治療するかしないかの判断にしか使用していないようですが,
体調判断のためマーカのほか肝臓値にも注目しています.
微力ですが,これからも何とかお力添えできればと思います.
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