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Re(2):再手術についてのご相談
 てつ  - 09/5/29(金) 22:42 -

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   ▼よしのりさん

とても詳しい説明をして頂き、本当にありがとうございました。
なかなか病院で尋ねてもここまでの説明はしてもらえないので助かりました。

やはり、原発巣である卵巣は採るべきなのだと理解できました。
腸や膀胱に影響が出ては、生活していく上で精神的にも辛いですよね。
ただ、母のことが心配・・・という気持ちだけで知識がない私は、まだまだ
未熟者だと思いました。
卵巣癌ガイダンスも購入しましたが、すべて理解出来ずに情けないです。
しかしこうして教えていただけると、本当に有難く思います。

そして図々しくまた質問してしまいますが、リンパ転移が消失していた場合でも
またリンパに再発する可能性はあるのでしょうか?
IV期だと再発しないで生存できる可能性は低いのでしょうか?
お医者様には、5年生存率は10%と・・・化学療法前に言われてしまいました。
抗がん剤が効いてきてからは、生存率については聞いてません。
怖くて聞けません。。。
しかし再手術の内容や術後の事については、しっかり聞かなければいけませんね。
よしのりさんのおっしゃるように、家族一体となってがんばります。

だんだん母も先の事を考えると精神的に参ってきまして、朝から夕方までは口数も少なくて
夕方から夜にかけて元気になります。
少しうつ病っぽいのかもしれません。
それを一日中見ている私も日々辛いです。
でもまだ半年弱しか経っていない・・・これから長い闘いになるのに弱気になっては
いけませんね。
気持ちを強く持ち、前向きにすすんでいけるよう努力します。

本当にありがとうございました。

Re(3):再手術についてのご相談
 よしのり  - 09/5/30(土) 0:46 -

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   ▼てつさん:

1. 私はガイダンスと書くのが癖になってますが、正しくはガイドラインです。
  お気遣いありがとうございます。

2. >リンパ転移が消失していた場合でも、またリンパに再発する可能性はあるのか?

  残念ながら、あります。

3. >4期だと再発しないで生存できる可能性は低いのでしょうか?

  5年無病生存率と表現されますが、4期で8.7%という数字を公表している医療機関
  があります。但し、これは1991年から2001年のデータです。TC療法の導入後
  、この数字は大幅に改善されつつあると推測します。ちなみに、4期の5年生存率は、
  この医療機関では28.8%となっています。 
  
4. 進行期卵巣がんの再発率について

  愛読者の多いU医師のブログにて、進行期卵巣がんは、ほぼ確実に再発するかの様な
  記述があり、愕然とされた方も多いと思います。

  私は医者ではないので、引用することしか出来ませんが、皆様を代表して反証を
  挙げます。

  ・進行期卵巣がんの75%は臨床的完全寛解を得られるが、その75%は再発する。
  ・進行期卵巣がんの40%は病理学的完全寛解を得られるが、その50%は再発する。

  上記の内容は、2005年に開かれた婦人科がん専門医の研修会にて、当時最新の
  知見の一つとして紹介されております。

  臨床的完全寛解 → 画像、マーカー正常
  病理学的完全寛解 → セカンドルック、生検で悪性細胞なし

  卵巣がんについて既に詳しく調べられた方にとっては明るい希望の持てる数字であり、
  逆にこれから調べられる方にはとっては、気を落とされる数字かも知れません。

  尚、私はU医師の考え方、治療方針については、その多くの部分で賛同する者の一人
  です。直接にお会いしたことはありませんが、ブログは妻の治療の参考の為に、時々
  拝見しております。それでも、該当の記述はとても気になりましたので、敢えてこの
  場をお借りして書かせて頂きました。 

Re(3):再手術についてのご相談
 よしのり  - 09/5/30(土) 1:31 -

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   ▼てつさん:

★大事なことを書き忘れました。お母様の精神面でのケアについてです。

>だんだん母も先の事を考えると精神的に参ってきまして、朝から夕方までは口数も
少なくて、夕方から夜にかけて元気になります。少しうつ病っぽいのかもしれません。

心療内科の診察を受けて、必要ならば、抗うつ剤と入眠剤を処方して頂くと良いかも
知れません。その場合、特に年配の方には、この種の薬を飲むことに抵抗感をお持ち
であることが多いので、十分にカウンセリングを受けることをお勧めします。

私の妻も、1年以上服用しております。夜キッチリ寝ることは、免疫力を保つ上で、
とても重要です。

また、ケモブレインという言葉があります。化学療法の副作用として、少しボンヤリする
傾向は、誰にでも生じる可能性があります。これは回復しますので、ご心配なく。

Re(4):再手術についてのご相談
 てつ  - 09/5/31(日) 0:06 -

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   ▼よしのりさん:

毎日ご丁寧にお返事していただきまして、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

5年生存率、5年無病率とあるのですね。
末期の状態での癌の中では、高い方なのでしょうが・・・
数字を見ると複雑な気持ちです。
その確率の中に入れるよう、出来る限りの努力をして祈るばかりです。
また再発については、リンパも含めどこにでも出る可能性があるとの事ですね。
先の事ばかりを考えても仕方ないですが、よしのりさんに教えて頂けて
詳しく知ることが出来たこと、とても有難いです。
U医師の存在を存じ上げませんが、よしのりさんがこちらに載せてくれた内容、
私は勇気付けられました。
2005年の発表との事、現在ではもっといい結果になっているかもしれませんね。
臨床的寛解状態など、説明もつけて頂けてわかりやすかったです。

奥様のために、たくさんお調べになって勉強されていて尊敬致します。
奥様は、寛解状態とのことで睡眠導入剤など服用されながらもお元気なようで
よかったですね。よしのりさんが支えていらっしゃるからですね。
うちの母も寝る前に導入剤飲んでいます。
それと軽い精神安定剤も服用しています。本人がカウンセリングを受ける気がないため、
心療内科には受診した事はありませんが、きっと本当に辛くなったら受けてみようと
思うのかもしれません。。
それまでは私が不安を取り除いてあげたいと思います。
抗がん剤の副作用でも、ぼーっとしてしまうのですね。知りませんでした。
おそらく、家事など私がしているのでやることもなくて、考え事ばかりしてしまう
のもあるのかもしれません。

来週、予定では最後の抗がん剤です。手術が無事終わる事を祈ります。
励ましや、知識を分けて頂いてありがとうございました。
またよろしくお願いいたします。

Re(5):再手術についてのご相談
 よしのり  - 09/5/31(日) 12:49 -

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   ▼てつさん:

長期の寛解、そして完治の可能性を探るには、初発治療で病理学的完全寛解の
レベルまで、がんを徹底的に追い込むことが肝要だと思います。

その為には、すずきさんが時々アドヴァイスされている様に、寛解状態に入った
からといって、すぐに安心して手を緩めることなく、ダメ押し的に抗がん剤を使う
勇気も、時として必要なのだと思います。

がんと患者さんは、多種多様、ケースbyケースですので、素人の強弁は危険
を伴いますが・・・こと抗がん剤に感受性のある卵巣がんの初発治療に限っては、
強気の治療の方が、予後は良いと思います。

てつさんのケースには当てはまらないと思いますが、骨髄抑制に対して積極的に
支持療法を行うことをせずに、すぐに量を減らしたり、間隔を空けてしまう先生
が多いことは、気になります。

これには、患者側の取り組み、意識の問題も多いに関わっていると思います。

納得できる治療を受ける為には、何を目標にして、どの様な治療を受けたいのか、
患者側の希望をはっきりと先生に伝える努力が必要です。

なんだか、偉そうに、申し訳ありません。

当家の場合は、たまたま、強気、強気で押し切って、これまで成功を収めてきた
ので、この様な書き振りになりました。

Re(6):再手術についてのご相談
 てつ  - 09/5/31(日) 23:19 -

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   ▼よしのりさん:

偉そうだなんて、とんでもございません。

初発治療での病理学的完全寛解までしっかり持っていくことが大切なのですね。
抗がん剤は癌を元気にさせると、抗がん剤反対のブログを出している方もいらっしゃったりで、何が本当なのかわからなくなる世の中です。。
癌と言ってもひとつの種類ではないので母の状態を見ながら、先生と相談し、
皆様のご意見を参考にしていきたいと思っております。

母の主治医は、なるべく3週間での化学療法が効果的と言っています。
ついつい熱を出したり、副作用で苦しむ姿を見ていると、支持療法を行い
また抗がん剤をすることに抵抗を持ったりもしますが、血液検査上大丈夫ならば
頑張ったほうがいいのでしょうね。
今のところ、一度だけ白血球を上げる注射をしましたが、予定通りに出来ているので
今後も母の体が頑張ってくれる事を願います。

よしのりさんの奥様も強気で頑張り、いい結果になったのですね。
勇気付けられます。
これからの治療まだまだ長いですが、心構えが出来たような気がします。
ありがとうございました。

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