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... ぐし 09/5/22(金) 10:03

... シーラス 09/5/27(水) 17:22
... すずき 09/5/28(木) 21:54
... ぐし 09/5/29(金) 13:33
... シーラス 09/5/30(土) 0:59

Re(5):手術後のマーカー値について
 シーラス  - 09/5/27(水) 17:22 -

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   ▼ぐしさん:

ぐしさん,みなさん,はじめまして.
妻が4年半ほど卵巣癌(漿液性腺癌)を患っているものです.
ぐしさんの心境痛いほどわかります.

>それと、これは皆さんに質問ですが、2007のガイドラインよると抗がん剤の効き目は再発の場合、「前回の再発癌に対する化学療法の奏効期間は初回化学療法の奏効期間を超えることはなく,化学療法の限界も認識すべきである。」と書いてあり、かなり愕然としたのですが、今後再々発は間違いなくやってくるものと覚悟をしていたほうが良いのでしょうか?
>ご経験をお持ちの方、良きアドバイスをお願いします。

アドバイスになるか自身はないのですが...
我が家の経験を書いてみます.科学的な内容ではありません_o_

ステージ3Bで手術を行った後,TC療法を10クール行いました.この時はCA-125が最低7まで下がりました.
2年ほどして,PET検査でリンパ節転移が見つかりましたが,本人の希望で手術はせず,
TC療法を8クルールほど行い,リンパ節の転移が消失,CA-125も再び7になりました.
この時までは,カットオフ16くらいを考えていました.
その後半年ほどでCA-125が再び上昇(MAX 77).ただ,PETでも病巣は見つかりませんでした.
半年で再発したのでTC療法はNGになったと思いましたが,TCを3クール行うとCA-125が36まで低下しました.
この頃に知り合った漢方医に肝臓値が悪すぎると言われ,カットオフ16にこだわることをやめ
漢方薬を服用して様子を見ることしました.
3ヶ月後にCA-125が310に急上昇.ただ,CT検査で以前と変化なし.腹水もないし,リンパ節も正常.
どこに癌がいるんだ?という状態でしたが,念のためTC療法を4クール行うと60まで低下しました.
この時医師はTC療法がNGそうなので,セカンドライン(イリノテカン等)を薦めていました.

現在は様子見ですが,全身状態はとても良好で,いつでも化学治療が行える状態です.

私も最初の頃は文献を読んでは不安になったのですが,3回も再発すると慣れたもので
最近は妻も私ものんびりと治療に取り組むことにしています.
マーカだけ気にして化学治療ばかりしていると,肝心の体がさきにまいってしまいますから,
肝臓値(GOT,GPT,γGTP)で全身状態を把握しながら,化学治療の開始を判断したりもしています.
マーカが上がっても,PETやCTの結果に変化がなければ,それほど気にもしません.
現在の我が家のカットオフは100です:-)

ぐしさんの奥様の場合はリンパ節を切除されたようなので,再々発の危険性ははるかに低いと思います.
それでも再々発したら,また治療すればいいのではないでしょうか.大丈夫,化学治療効きますよ.

ぐしさん,大変でしょうが,奥様の支えになってあげて下さい.

Re(6):手術後のマーカー値について
 すずき  - 09/5/28(木) 21:54 -

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   ▼ぐしさん:
>再々発は間違いなくやってくるものと覚悟をしていたほうが良いのでしょうか?
残念ながら、再発してしまった場合は、完治は難しいようですね。
その時の頼みの綱は抗がん剤治療になります。
そこで、限りある抗がん剤を如何に長く使えるようにするかが大事になります。
シーラスのおっしゃるように、体調を大事にして抗がん剤と付き合うことも
大事ですね。
再々発した場合は標準的な治療法はありません。医者の知識と腕の発揮のしどころで
結果に大きな差が出そうです。どんどん質問して、医者がそれに応えられるように
勉強していただくように仕向けることが大事ですね。

最近ご夫婦の二人三脚でがんと闘い、それを支えるご主人の投稿が多くなり
頼もしく思い応援しています。みんなで頑張りましょう。

Re(7):手術後のマーカー値について
 ぐし  - 09/5/29(金) 13:33 -

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   ▼すずきさん、ぷーさん、シーラスさん

皆様、いつもアドバイス本当にありがとうございます。
ぷーさん、子供の事まで気を使っていただき恐縮です。

>残念ながら、再発してしまった場合は、完治は難しいようですね。
>再々発した場合は標準的な治療法はありません。医者の知識と腕の発揮のしどころで
結果に大きな差が出そうです。

そですね、再発という厳しい現実、再々発の危険性をしっかりと受け止め、シーラスさんと同じように妻の体調を第一に考え、前向きに家族全員、力を合わせてがんばって行きます。
また、すずきさんがおっしゃる様に医師との信頼関係が大切で、これからの治療法にも大き影響すると考えられます。どんどん質問して行き、最良の治療を受けたいと思います。

妻の状態は、術後2週間で合併症も無く順調に回復し、昨日1回目の抗がん剤の投与を行いました。
抗がん剤は初発の経過年数から前回と同じタキソールとカルボプラチンで、6クールの予定です。
アレルギーが出ることも無く、無事投与は終了し、これから副作用との闘いです。

抗がん剤投与の前日これからの治療と病理検査の結果、投与前のC125マーカー値の説明がありました。

病理の結果は「同じ奨液性腺癌、リンパ節を切除した中で内側と下の部分は陰性でしたが、上の部分(傍大動脈リンパ節手前)は陽性でした。」と言われショックでした。
ただ、「傍大動脈リンパ節の切除は大変な手術で、明らかにそちらへの転移が無ければ採りに行かないし、PET・CTでも摘出部分以外は光って無かったので採れる部分はすべて採ったと考えてください。」と付け加えられたので、上の部分のリンパ節が陽性だったのは残念ですが、
その部分が上限にあったガン腫瘍だと信じたいです。

マーカー値は術後1週間で16.9、2週間で9.5まで下がり少し安心しています。
今後の治療でさらに下がり安定してくれることを願っています。

このサイトで相談や励ましを受けられて、がんばっていらっしゃる方が多く居られ本当に頼もしい限りです。
すずきさんをはじめ皆さんの英知を絞りガンと闘い撲滅していきましょう。

Re(8):手術後のマーカー値について
 シーラス  - 09/5/30(土) 0:59 -

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   ▼ぐしさん:
>また、すずきさんがおっしゃる様に医師との信頼関係が大切で、これからの治療法にも大き影響すると考えられます。どんどん質問して行き、最良の治療を受けたいと思います。

私達の場合,自分達の考え(カットオフを少しあげて体調管理に重点を置く)は最初医師に理解してもらえませんでした.
色々と考えを伝えていると,医師は素人が何を言っているんだという感じでした.それでも自分達で結果責任をおうからと説得しながら治療したところ,医師の経験や想像,文献記載と違うことが起こったり,セカンドオピニオンの癌研の先生の意見もそれほど私達の考えと違わないことがわかるに従い,少しずつお互いの信頼関係を結んでいくことができました.今では完全に私達を応援してくれています.ぐしさんも,「こちらが医師を使ってやる」くらいの気持ちで取り組んでいったらいいと思います.

>病理の結果は「同じ奨液性腺癌、...

漿液性腺癌はTC療法が一番よく効くようですからひとまず安心ですね.目に見えないような細胞が残っていたとしても破壊しつくしてくれると思います.

我妻の場合は,再発時にリンパ節を切除しませんでした.本人が手術したくないと希望していた他,初回手術で腹膜播種と横隔膜転移があり,再発時にリンパ節転移をPETで確認できた以外に,CTで腹水貯留を認めたため,複数の転移が考えられたためです.

ぐしさんの奥様の場合はリンパ節転移だけのようですから,これまた安心材料です.

>マーカー値は術後1週間で16.9、2週間で9.5まで下がり少し安心しています。
>今後の治療でさらに下がり安定してくれることを願っています。

10以下なら御の字では.
限りなく0になって欲しいと思うのが人情ですが,あまり下がらなくても悲観することは全くありませんよ.
下がるほうがいいでしょうが,10くらいが続くなら,それはそれでいいことでしょう.
ようは急激に上がらなければいいわけですから.

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