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きっちゃんさんはじめまして。
私は29歳で卵巣癌で片方摘出しました。その後結婚し、32歳でもう片方に再発し全摘し治療を受けたものです。
初発の時はどうしても子供が欲しくて片方残してもらったので、再発のときはものすごく
落ち込み、主人に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。卵巣がなくなってすぐに
のぼせなど体調に変化が出てきてしまい、更に術後間もない時に親戚の生まれたばかりの
赤ちゃんを見てパニックのような症状が出てしまいました。私の場合はホルモン由来の癌なので、ホルモン補充療法はリスクがある為、更年期症状に対しては安定剤や眠剤など、対処療法しかできません。
再発治療後1年半ほど経ち、体は慣れてきたのか?だいぶ楽になってきましたが、
気分や体調がすぐれないときは時々あります。また、子供がいるお友達に対しても複雑な気持ちをもってしまう時期もありました。私の場合ですが、社会復帰したところが私の趣味が生かせるところだったのでそういう勉強をしたり、ちょっと体調や気持ちがしんどくても(無理しない程度に)外に出て自然に触れてみたりすると気持ちが楽になったりします。
子供がもてないことに関しては、今でも落ち込んでしまうことはあるけれど、その分、旅行に行けるな。とか、いつか、、これは実現が難しいかも知れないですが両親に恵まれなかった子供を養子に迎えられたらいいな。とも考えています。
きっちゃんさんも今はまだこころの整理が難しいかも知れませんが、希望を失わずに今できる事に感謝しながら、乗り越えていってください。更年期症状に関しては、次回の外来の際に、担当医に相談するのがいいと思います。えらそうなことは言えませんが、一緒に乗り越えていきましょう。
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