|
▼すずきさん:
▼よしのりさん:
▼りおさん:
りこです、ご丁寧なアドバイスをいただきながら、たいへん失礼しておりました。掲示板は読めるのにPCの不調?で投稿できない状態が続いており、時間ばかりが経ちました。
結局母は、当初入院した病院で19日に手術を受けました。3時間の予定が1時間で終了、「ほぼ卵巣がんと思われ、卵巣と大網の一部を切除。子宮と肝臓に小さな(1cm以下の)腫瘍が見受けられる。腹膜にはない」と、術後の説明を受けました。子宮もリンパ節も切除はされていません。術前の説明でも、「可能な限りがん組織を減量するが、主目的は腹腔内検索」とされたので、それは予定どおりではありますが、詳細を知らない母が知るとショックが大きいだろうと思います。ただ、組織診の結果が出た際に、いっしょに説明を聞き、現実をいっしょに受け止めてもらおうと思っています。なんでも自分で決断し行動してきた母ですので、ここからは情報はみな共有し、よく相談しながら本人の意志に従おうと思います。腹水は5400cc!もあったそうです。
時間を戻しますと、PET検査の結果は、「卵巣と胃の前底部に軽い反応が見られるが、がんとは認められない」。その結果を持ってセカンドに走りました。セカンド先を決めるのにとても迷いましたが、けっきょく、基幹病院のがん専門病院を選びました。ここで回答まで10日間も待たされたことが、母も私たちも苦しい時間でした。その間、入院先では胃カメラ検査を受けました。入院前にも受けたのでみな不可解に思いましたが、仕方ありません。結果、「とくに問題なし」とされていました。「原発探し」」は結局、危惧に終わりました。
セカンドでは「ほぼ卵巣がんの疑いとして、可及的に手術し原発を確定後、抗がん剤治療」との回答でした。また「卵巣が腫れているので、腹膜がんの可能性は低い。3つの腫瘍マーカーが高いが、これは卵巣がんでも見られること」とされました。主治医とはずいぶん違う見方でしたが、開腹の結果、セカンドの見立てのほうが正しかったようです。セカンドの方に転院させたい気持ちも持っていましたが、「入院に1か月、手術に3か月見込まないと」と言われたうえ、母が時間とともに転院を敬遠する状況になってきていましたので、私たちの勢いも少し萎えていました。
また、セカンドでは「とにかくとれるものは全部とる」とされましたが、主治医は「現状、リンパへの転移はみられないのでとらない」という意見を丁寧に聞いていくうちに、「本人負担をなるべく軽減する」方向でいろいろな判断がなされているように感じました。主治医に任せるよりどころをとにかく探りたいという気持ちも働いていましたがーー。
前日からリンパ浮腫防止用のハイソックスを履き、術中も両脚のマッサージを行うとのことで、安心材料になりました。あ、それと、主婦の友社刊でしたか、「婦人病にかかったら行きたい病院」?というようなタイトルのムックを書店でめくったら、卵巣がんの治療実績でいまの病院が二桁の手術数と記されていました。公のデータのなかで初めて病院名を発見したので、これはずいぶん前向きな気持ちにしてくれました。
腸との癒着もなく、「抗がん剤がよく効いた可能性がある」と主治医の予想よりも腹腔内の状況はよかったようですが、やはり子宮と肝臓に残っていることが非常に重くのしかかってきます。今回のセカンドはタイミング的に無理がかかり、とにかく精神的にしんどい時間が長かったのですが、次回は治療方法が提示された段階で、再度、セカンドをとりたいと思っています。
長くなってすみません。また、通常からするときっと疑問に思われる展開の部分もあるのではと思います。わたしも得心しないままの状況判断がたくさんありましたーー。なにかお気づきの点がありましたら、また教えていただければありがたいです。
今後どのように母の闘病生活によりそっていくのか、実家近くに住居を移すべきかどうかーー大きな決断を迫られる年末年始になりそうです。
りこ
|
|