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いくこさん、初めまして。うちの母とは状況が違うので参考になるかどうかわかりませんがレスさせていただきますね。
うちの母は初発と再発場所はリンパ節で摘出可能でしたが、運悪くTJが奏功せず、抗がん剤治療中に再々発してしまいました。臓器ではないのですが、動脈や神経を巻き込んでいるため手術が不可能な場所でした(骨盤壁です)。主治医の意向でセカンドオピニオンも取ったのですが、全く不可能ではないにしてもリスクが高すぎる(車椅子生活になる可能性もある)。それでも完治するのなら試す価値もあるが、増殖の早いタイプなので転移してしまえば結局手術が無駄になることを言われました。残念ですが手術は諦めました。
抗がん剤の副作用も辛いですが、手術も体への負担が大きいです。体力が回復するまでは抗がん剤治療に入れませんし、合併症・後遺症のリスクもあります。うちの母は2度目の手術後、深静脈血栓塞栓症(エコノミークラス症候群と呼ばれていたものです)を起こしました。悪性腫瘍、高齢(と言っても60歳ですが)、骨盤内手術、長時間にわたる手術時間と悪条件が重なったようです。そのためにワーファリンを服用せざるを得ず、心配事が増えてしまいました。
手術で取りきれれば安心というのは誰もが思うことですよね。でも病状によっては他の治療法のほうが効果的なこともあると思います。特殊ですがこんな例もあるということで、治療法を決める際の参考にしていただけたらと思います。
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