相談//励まし
悩み事はみんなで励ましあい、解決していきましょう
_>旧相談/励まし

367 / 666 ツリー ←次へ | 前へ→

... あまんと 06/12/27(水) 23:14

... りお 07/1/9(火) 22:32
... あまんと 07/1/9(火) 23:46
... 07/1/10(水) 10:52
... あまんと 07/1/10(水) 18:46
... りお 07/1/10(水) 22:28
... あまんと 07/1/10(水) 23:30
... すずき 07/1/10(水) 20:16
... あまんと 07/1/10(水) 21:51
... すずき 07/1/10(水) 22:09
... 07/1/11(木) 20:08

Re(5):原発不明がん(卵巣疑い)の鼠径リンパ転移です
 りお E-MAIL  - 07/1/9(火) 22:32 -

引用なし
パスワード
   あまんとさん

はじめまして。りおです。うちの母のことがちらっとのっていましたので慌てて読ませていただきました。大変ななか治療をされているのですね。原発不明だと確かにつかみ所がなく、この治療法でよいのか、と悶々としたなかでの治療の日々だったことでしょう。
卵巣がんのソケイリンパ転移は結構ありえると思います。というのもうちの母がなったときは放科の医師にもめずらしいね、といわれたのですが鈴木さんの奥様、うちの母、そして今日うちの外来でもソケイリンパ(卵巣がんの再発として)が腫大した患者さんがいらっしゃいました。珍しいというのはパラアオルタや骨盤リンパ節、外腸骨リンパ節というポピュラーな転移じゃなかったね、というだけで充分ありうる転移ではないかと思っています。
確かに郭清とは全て採ることのように思いますし、医師も全て取れるよう最善を尽くすのだと思います。しかし、人それぞれでたとえば背骨の数のように全人に共通数揃っているわけではなく、リンパも芋づるのように手繰っていって郭清していくので全て採れたかは不明なのかも知れません。その中で残ってしまったものに残存するのかも知れません。本当に一個なのであれば採りにいくでしょうがPETを撮れば見えなかったものがもっと鮮明に見えることが予想され思った以上に転移巣がある場合も考えられます。そうなると、すずきさんの言われるようにケモに託すことになります。
マーカーの推移はケモを行いながらの上昇でしょうか?だとするとタキソテールが効いてないことも考えられます。医師は3回続けて上昇しようとも基準値以下であれば動こうとはなさらない方が多いです。小さな動きでいちいち反応していたらキリがないと捉えるのでしょうか。私たちはたとえ1の上昇であっても一喜一憂なのにネ…PETでもごく初期では拾えないこともあるといいますから、再度のPETでもっとはっきりしてくるのではないかと思います。

また、病院を代わろうとお考えとのこと。難しい問題ではありますが、婦人科系が一番怪しいのであれば動いたほうがよさそうですね。
私自身の考えですが、がんセンターは一般的にがんに対して最新医療を施してくださるように見えますが意外にそうではない場合もあります。今までのデーター上、これは効かない、とかこれは無理だと判断されるような治療には身をひくのが早いです。うちの近くのがんセンター(婦人科)はそうでした。また、治検などを活発に取り入れているのもがんセンターですが、病院でもあり研究機関でもあるという一面を忘れてはならない場所です。セカンドオピニオンとしていかれるのは最適かも知れません。このあたりは平岩医師の著書にも載っていますからご参考にされるとよいと思います。また抗がん剤の選び方は平岩医師の著書は本当に参考になるので一読の価値があると思います。あまり参考にならない書き込みでごめんなさい。お互い頑張りましょう!

  

Re(6):原発不明がん(卵巣疑い)の鼠径リンパ転移です
 あまんと  - 07/1/9(火) 23:46 -

引用なし
パスワード
   りおさん、はじめまして。お返事をありがとうございます。ブログもいつも拝見させていただいてます。お仕事と育児、そしてお母様のサポートと頑張っていらっしゃって本当に頭が下がります。

>大変ななか治療をされているのですね。原発不明だと確かにつかみ所がなく、この治療法でよいのか、と悶々としたなかでの治療の日々だったことでしょう。
おっしゃるとおりです。卵巣がん疑いというのも、CA125の数値と他の検査での消去法でめどをつけたようなものなのです。転移巣がリンパのみで外科手術で摘出できたまでは(一応は)良かったのですが、やはり次の抗がん剤治療で壁にぶつかることになりました。

>卵巣がんのソケイリンパ転移は結構ありえると思います。というのもうちの母がなったときは放科の医師にもめずらしいね、といわれたのですが鈴木さんの奥様、うちの母、そして今日うちの外来でもソケイリンパ(卵巣がんの再発として)が腫大した患者さんがいらっしゃいました。珍しいというのはパラアオルタや骨盤リンパ節、外腸骨リンパ節というポピュラーな転移じゃなかったね、というだけで充分ありうる転移ではないかと思っています。
医療の専門家であるりおさんにお聞きしたいのですが、ネットで検索したところ、「ソケイリンパ節は骨盤リンパ節に含まれる」と読める記述と、「別物」と読める記述が混在していましたが、正確にはどちらなのでしょう?初歩的な質問でしたら申し訳ありません。

>確かに郭清とは全て採ることのように思いますし、医師も全て取れるよう最善を尽くすのだと思います。しかし、人それぞれでたとえば背骨の数のように全人に共通数揃っているわけではなく、リンパも芋づるのように手繰っていって郭清していくので全て採れたかは不明なのかも知れません。その中で残ってしまったものに残存するのかも知れません。
素人考えですが、主治医は手術後「PETを信じるなら」と前置きした上で、肉眼で見える病巣はすべて取れたと仰いました。が、今日初めて母のマーカー値の推移を見て、やはり残存してしまっていたかなと。手術直後の数値が皆さんほど低く(1桁とか)ないのです。術前は70台と低いにもかかわらず。ただ、取り残しがあったとしてもそれは最善を尽くした上でのことであれば仕方のないことだと思います。主治医は外科の先生なので、母の治療全体で見れば「?」と思うこともありますが、手術の技術は評判の高い方ですので。医療の限界なのでしょうね。

>マーカーの推移はケモを行いながらの上昇でしょうか?だとするとタキソテールが効いてないことも考えられます。
ケモを行いながらです。辛い現実ですが、やはりそうなのでしょうか。当初の2ヶ月はかなり下がっていることからも、タキソールやTJであればと望みをつないでいるのですが。ちなみに「タキソテール」というのは副作用から私が推定したものです。脱毛、むくみ、倦怠感と少々の胸焼けがあり、しびれや腎機能低下はありません。母が薬にうとく、次回は私も診察に同行するのでその際に確認するつもりでいます。

>また、病院を代わろうとお考えとのこと。難しい問題ではありますが、婦人科系が一番怪しいのであれば動いたほうがよさそうですね。
>私自身の考えですが、がんセンターは一般的にがんに対して最新医療を施してくださるように見えますが意外にそうではない場合もあります。今までのデーター上、これは効かない、とかこれは無理だと判断されるような治療には身をひくのが早いです。うちの近くのがんセンター(婦人科)はそうでした。また、治検などを活発に取り入れているのもがんセンターですが、病院でもあり研究機関でもあるという一面を忘れてはならない場所です。
がんセンターになるかどうかはわかりませんが、転院はほぼ決心はしています。なにせ当初の「単なるリンパ節炎と信じて」受診した病院にそのまま通院しているものですから。今回のことがなければ特に考えはしなかったのですが、予想よりはるかに早い再発で、母も覚悟を決めたようです。やはり一般患者の立場からでは「がんセンターは万能」のように思ってしまいがちですので、りおさんのような医療関係者の方のご意見は本当に貴重です。平岩先生の著書もぜひ探して読んでみたいと思います。

私事ですが、私はりおさんと同世代、りおさんのお母様とうちの母も同世代、りおさんの下のお子さんはうちの娘と同い年です。何としても母に、娘の成長を見届けてもらいたいのです。このサイトでは新参者ですが、皆さんにいつも勇気と元気をいただいています。頑張ります。

Re(7):原発不明がん(卵巣疑い)の鼠径リンパ転移です
   - 07/1/10(水) 10:52 -

引用なし
パスワード
   あまんとさん、はじめまして。
すずきさん、皆様、本年もよろしくおねがいします。

すずきさんのおっしゃる

>まず第一にがん細胞を採取して、どの抗がん剤が効くかテストして、抗がん剤探しを
することが必要ですね。そして、副作用の軽いものから使ってみる。

ですが、これは、私の病院ではやっていないと思います。
何処でも実施されているものなのでしょうか。
これはすずきさんにお聞きしたい事なのですが・・・

あと、私が再発の際、セカンド、サードオピニオン受けた時、いずれもがん専門病院
でしたが転院は受けていないといわれました。
一つはそこで手術した人以外は物理的に無理。
一つは、元の病院で出来ないような難しい手術など以外は受けられないとのことでした。
病院によって違いがあると思いますので、まずセカンドオピニオンとして今の病院に、
お話される方がいいと思います。事前には転院できないとは両方とも言われませんでした。
一応確かめられるといいと思います。

それから、基準値のことですが、日本婦人腫瘍学会のガイドラインに、子宮摘出や閉経後の場合には基準値は15,16と言うふうにあります。
私の主治医も17まで上がった時、問題ありません、次は1ヶ月後と言われました。
先生方もご存じないのだと思います。以前にネットで相談に乗られていた先生がそ
のように言われた事記憶していて、調べました。
で、1ヵ月後でなくすぐ結果教えてもらいましたら、30代にあがっていました。
先生も驚いておられました。
要は先生方もこのガイドライン余り読んでないと言うことです。
ちなみに、わが国を代表するがんの専門病院の一つであるサードオピニオンの病院では、
cTに映らなくても早い時期に化学治療はじめるといわれました。72の時にもっと早くに
と言われました。

情報は、選ぶのが難しいですね。でも、ネット、本などご覧になってサポートされるといいで
すね。
私は、自分の事は自分ですべて調べています。
お母様と近い年代だと思いますが、娘も息子も支えてくれますが、情報に関しては全く
口出しません。忙しい仕事持っていますし、私の人生ですから。
人は強いものですよ。時折心底めげますが・・・・

それでは今から病院へでかけてきます。

Re(8):原発不明がん(卵巣疑い)の鼠径リンパ転移です
 あまんと  - 07/1/10(水) 18:46 -

引用なし
パスワード
   海さん、はじめまして、お返事ありがとうございます。

>あと、私が再発の際、セカンド、サードオピニオン受けた時、いずれもがん専門病院
>でしたが転院は受けていないといわれました。
>一つはそこで手術した人以外は物理的に無理。
>一つは、元の病院で出来ないような難しい手術など以外は受けられないとのことでした。
>病院によって違いがあると思いますので、まずセカンドオピニオンとして今の病院に、
>お話される方がいいと思います。事前には転院できないとは両方とも言われませんでした。
>一応確かめられるといいと思います。

私も別の掲示板で「再発は受け入れてもらえないことがある」と知って不安にもなりました。いろいろ病院側の事情はあるでしょうが、事前にその旨を知らせてくれてもいいのにとは思います。アドバイスのとおり、当初はセカンドオピニオンとして今の主治医には話そうと思います。

>>まず第一にがん細胞を採取して、どの抗がん剤が効くかテストして、抗がん剤探しを
>することが必要ですね。そして、副作用の軽いものから使ってみる。

先に書きましたが、私が転院したい理由の最大のものがこれです。リンパの取り残しがあったかもしれないことより、それを抗がん剤で叩ききれなかったことが大きなショックでした。腫瘍内科のある病院であれば、すずきさんの仰るほどではなくても、もう少し進んだ抗がん剤の使い方をしてくれるかと思ったのです。胃や腸など、手術主体の部位であれば考えなかったかもしれません。

ただ、転院すれば本格的な治療開始が時期的に遅くなるとは思いますので(検査のやり直しなどもありますよね)、母の症状の進行がそれまで持ってくれるかというのもあります。転院しない場合も、次回は使っている薬剤をしっかり確認し、マーカーの数値も把握して治療を勧めていきたいと思います。

>情報は、選ぶのが難しいですね。でも、ネット、本などご覧になってサポートされるといいですね。
>私は、自分の事は自分ですべて自分で調べています。

理由になりませんが、母は子宮筋腫以外はほとんど病気をしたことがない上、我が家はがん家系でもなかったため、今まで前向きではあったものの、治療の詳細に関しては医者任せという部分がありました。が、今回の早い再発は本人もショックだったらしく、自分の病気について知ろうという姿勢ができてきたようです。私もしっかりサポートしたいと思います。

Re(8):原発不明がん(卵巣疑い)の鼠径リンパ転移です
 すずき  - 07/1/10(水) 20:16 -

引用なし
パスワード
   ▼海さん:
おめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
>>まず第一にがん細胞を採取して、どの抗がん剤が効くかテストして
>何処でも実施されているものなのでしょうか。
よくはわかりませんが、外部の機関に出して検査しているようです?
検査機関が病院ではなく製薬会社とかだと思いますが。したがって
地方では不可能かも知れませんね。

手術前の、セカンドオピニオンにより、転院はまだしも、
手術後は抗がん剤治療のみになる確立の高い、卵巣がんは受け入れられ
ないかもしれませんね。うちの病院は腫瘍内科がなくて、産婦人科ですから、
窓口で張り紙をして断りをしている状態ですから、無理なようですね。
転院をしないでも、セカンドオピニオンで治療法のすりあわせをする方が
現実的かもしれませんね。(ある雑誌に載っていましたが、セカンドオピニオン
の結果ですが、まったく同じか、ほぼ同じが七割とありました)

>日本婦人腫瘍学会のガイドラインに、子宮摘出や閉経後の場合には基準値は15,16と言うふうにあります。
>要は先生方もこのガイドライン余り読んでないと言うことです。
腫瘍内科の専門家でない外科の先生ではそんなこともあるでしょうね。
認可されている抗がん剤の名前すら、知らない医者が結構いると言われています。("2nd-opinion.jp")
再発の抗がん剤治療を再開するマーカー値の目途は確定できてないようですね。
病院ごとに、患者の治療経過でマーカーのリミットがまちまちのようで。
二ヶ月続けて上がるとか、一ヶ月間でもある程度以上上がると再発と判断しているようですが

家内の主治医は、再発のときは120、再々発は98、休薬後は70で再開しました。
もっと早くに再開を、と言いますと、結果は同じになるから慌てるなと言います。
何処に転移しているかを確認したいと。転移の場所によっては治療法が異なる
からでしょうね。継続治療の再開ならもっと早くと思うのが患者の気持ちですよね。
データーがもっと集積されて分析すれば、もっと合理的な抗がん剤の点滴法が
見つかると思いますね。

Re(9):原発不明がん(卵巣疑い)の鼠径リンパ転移です
 あまんと  - 07/1/10(水) 21:51 -

引用なし
パスワード
   すずきさん、スレッドを長くしてしまい申し訳ありませんが、一点だけ…。

>転院をしないでも、セカンドオピニオンで治療法のすりあわせをする方が
>現実的かもしれませんね。(ある雑誌に載っていましたが、セカンドオピニオン
>の結果ですが、まったく同じか、ほぼ同じが七割とありました)

「治療法のすり合わせ」というのは、例えばですが、「セカンドオピニオンをした病院のレジメン(言葉の使い方はいいでしょうか?)で、実際の治療(点滴など)を現在の病院で行う」という解釈でよろしいのでしょうか?

もちろん病院や医師にもよるでしょうが、そのようなことが可能なのであれば、願ったり叶ったりです。先に書きましたが、外科的手術に関しては現在の病院に特に不満はなく、気になるのは抗がん剤の選択なので…。郭清可能な範囲のリンパ転移であれば、取り急ぎ手術をし、回復期間中にセカンドオピニオンを取ることも考えられますので…。「手術についてはお任せするが、化学治療については、腫瘍内科医の意見を聞きたいと考えている」という感じで。病院によって取り扱う薬剤に差があるということはあるのでしょうか?

質問ばかりで申し訳ありません。

Re(10):原発不明がん(卵巣疑い)の鼠径リンパ転移です
 すずき  - 07/1/10(水) 22:09 -

引用なし
パスワード
   ▼あまんとさん:
セカンドオピニオンで提案された抗がん剤の使い方を、現在の病院で使用していただけるか
は、病院しだいですね。
現在の病院に抗がん剤の準備があり、医者も合意できれば可能ですね。
これは当たってみないと判りません。これは、セカンドオピニオンの中で多いケースだそうです。
気さくに相談されたらいいかと思いますよ。

>郭清可能な範囲のリンパ転移であれば、取り急ぎ手術をし、
ミクロ単位で転移するリンパ転移は、余後を考えると必ずしも良いとは言えないようです。
よく納得する説明を受けられることを勧めます。

Re(9):原発不明がん(卵巣疑い)の鼠径リンパ転移です
 りお E-MAIL  - 07/1/10(水) 22:28 -

引用なし
パスワード
   あまんとさん

こんにちは。骨盤リンパ節についてのご質問があったので、私も「はて、はっきりした定義はどうだったかな…」と調べなおしてみました。みなさんとこうしていろいろ考えるのは勉強になりますね。
一般的に婦人科がんが転移しやすいリンパ節として1.傍大動脈リンパ節(以後LNと記します)2.骨盤LN3.ソケイLNがあります。この中の2.がかなり細分化されていまして、骨盤LNのなかに「総腸骨LN」「内腸骨LN」「外腸骨LN」「仙骨LN」「基靭帯LN」「閉鎖LN」「鼠径上LN」があります。この最後の鼠径上LNが3.のソケイLNと混同されるのだと思われます。ソケイLNの上のあたりが鼠径上LNとなります。ただ開放して見れないぶん「はい!ここからがソケイLNで、ここから上は鼠径上LNですよ」と簡単に線引きができないところがありますよね…リンパ節郭清ができない、というのは、リンパ節は血管に寄り添うようにして走っていますので癒着していたりすると血管を損傷して大出血となる恐れもあるので無理はできないようです。うちの母はそのパターンで削ぎとりにいくとじわじわ出血して無理だと判断されたようです。

また、海さんあてのコメントでしたが私も思うところがありましたのでこの場をお借りして書かせてください。
まず、手術した病院以外でのケモは物理的に無理、という点。これは人数が多すぎて抱えきれないという理由もあるでしょうが、平岩医師の著書どおり、抗がん剤治療の手技料が取れないため病院が受け入れに二の足を踏む事があるかも知れません。これは平素からすずきさんも疑問点として早くから訴えている内容ですよね。私も手技料をとればがん難民が増えないのに…と思います。ほとんどが製薬会社の取り分のようです。
うちの病院では、よそからケモだけのために転院してきても受け入れています。これは医師の考えにもよるかもしれません。
これは私個人の考えですが、「あそこでは思ったような治療をしてくれなかった、ここに変わりたい」といったとしてもなかなか受け入れは難しそうです(私見の印象ですが)。というのも治療そのものを否定されてもやること(ケモを施行すること)は同じなため、どこでやっても同じだよ?と返されてしまいかねない。しかし、たとえば「治療や通院のためにはここの方が若干都合がいいんです。治療も長期になることを考えるとこちらでお願いしたいんですよね。家族の職場が近いんです。」とか「今までの病院では通うのが大変だったのでこちらでお願いしたい」などと言うとなんか受け入れているような気がするのです。ただやること(ケモ)は同じとしても病院に入っている薬剤の数、種類の違いで全然違ってきます。このあたりは是非是非平岩医師の本を読まれる事をおすすめします。(私の稚拙な説明ではうまく伝わりそうにないので…汗)
 どうやったら豊富な抗がん剤の種類をそろえている病院かわかる方法も平岩医師は載せています。
必死な思いで転院したのにもう使ってしまった抗がん剤しか用意してないような病院だったら大変ですので、よく調べてからいかれることをおすすめします。その際、当然ですが決して前の病院の不満を言わない方がいいです。あくまでも「こちらでの通院が便利」とか「あちらへの通院が困難」とか当り障りない内容で。(まあ、これも断定はできないのですが。)
セカンドオピニオン外来は「治療を引き受けないこととする」と掲げている病院も多いですね。

 >>>まず第一にがん細胞を採取して、どの抗がん剤が効くかテストして、抗がん剤探しを
>>することが必要ですね。そして、副作用の軽いものから使ってみる。

海さんの言われるように、うちの病院も感受性テストをしていないようです。

>先に書きましたが、私が転院したい理由の最大のものがこれです。リンパの取り残しがあったかもしれないことより、それを抗がん剤で叩ききれなかったことが大きなショックでした。

そうですよね…抗がん剤で叩き切れればどんなによかったか、と思います。先生も完全郭清を目指して努力されたことでしょう。しかし、私は腹膜播種やリンパ節転移を抗がん剤で叩き切る事はほぼ不可能ではないかと考えています。(あくまでも私個人の意見です。医師がどのようにお考えかはそれぞれではないかと思います。)1ミリの細胞の中にがん細胞がどれくらいあるか、数百万個だったかな…とにかく一個ではないです。がんの手術の完全治癒切除はたったの一個のがん細胞でさえ残さない事です。しかし、目にみえないほんの0.00いくらのミリを残したとしたら半年後ではないにしても、数年後再び大きくなるのだそうです。(これも平岩医師の本に詳しく書かれています)これは確かに厳しい内容です。しかしやみくもに恐れていてもいたずらに時は過ぎるので、正面から事実を受け止める事も戦略と考えています。とはいえ、2年前の私も事実を知ったときは狼狽しうろたえ、毎日泣いて過ごしましたからショックは痛いほど分かります。
 
>ただ、転院すれば本格的な治療開始が時期的に遅くなるとは思いますので(検査のやり直しなどもありますよね)、母の症状の進行がそれまで持ってくれるかというのもあります。転院しない場合も、次回は使っている薬剤をしっかり確認し、マーカーの数値も把握して治療を勧めていきたいと思います。

そうですよね、まずは使われている薬剤を知る事、そしてセカンド、サードには何が用意されているかなど知っておく事も良いかもしれません。医師によっては「そんな先先まで考えなくてよろしい」という考えの方もいらっしゃるので難しいですけれど…主治医先生はマーカーの上昇について何か言われていますか?薬剤の変更など考えておられるのでしょうか。
>
>>情報は、選ぶのが難しいですね。でも、ネット、本などご覧になってサポートされるといいですね。
>>私は、自分の事は自分ですべて自分で調べています。>

 海さんのフットワークにはいつもながら脱帽です。素晴らしい!うちの母はそれこそあまんとさんのお母様といっしょで(失礼な言い方でしたらごめんなさい!)虫垂炎しか経験がありません。まして婦人科など帝王切開以来のことです。がん家系でありながら、また医療従事者が家の中に二人(旦那は診療放射線技師です)いたにも関わらず健診に無頓着でした。。。
あまんとさんのお母様が事実をしっかり受け止め、病気について知ろうという意欲が湧いてきたのはとてもよいことだと思います。お互い頑張りましょう。今回もながながとごめんなさい。

 

Re(10):原発不明がん(卵巣疑い)の鼠径リンパ転移です
 あまんと  - 07/1/10(水) 23:30 -

引用なし
パスワード
   りおさん、リンパ節についての丁寧なご説明よくわかりました。やはり、「ソケイ上リンパ節」と「ソケイリンパ節」を混同していたようです。

やはりケモだけの転院は難しいのですね。現在の病院は実家(つまり母の自宅)に近く、転院を考えている総合病院は遠くなります。私の自宅と職場は近いのですが。なので物理的な理由付けは難しそうです。同じ総合病院ですが病院の規模は病床数で倍違いますし(転院先のほうが大きい)、ケモをするのは同じと言っても、病院のHPで医師のプロフィールを見る限り、腫瘍や癌に対する力の入れようが違うのは明らかなのですが、そんなのではダメなんですよねえ。すずきさんに提案していただいた方法も含め、何とかいい形を探していきたいと思います。

>そうですよね、まずは使われている薬剤を知る事、そしてセカンド、サードには何が用意されているかなど知っておく事も良いかもしれません。医師によっては「そんな先先まで考えなくてよろしい」という考えの方もいらっしゃるので難しいですけれど…主治医先生はマーカーの上昇について何か言われていますか?薬剤の変更など考えておられるのでしょうか。

現時点での主治医の治療方針は「PETによる転移病巣の確定」→「手術」(すずきさんへのレスで「郭清」と書きましたが、生検の目的もあるようです。以前の腫瘍と完全に同一のものかどうかを調べるそうです)→「抗がん剤」だそうです。これは前回も同じでした。「切れる病巣はとにかく切る(ちょっと大げさですが)」のはやはり外科の先生だからでしょうか?薬剤は変えるつもりのようですが、候補となっている薬剤名は聞いていません。マーカーの上昇については、特に何も聞いてはいません。りおさんのお母様と同じで、上がってもそれほど高い数値でないというのもあるかもしれません。今まで「何も言われていないから正常なんだろう」と思い込んでいた母が、今回やっと頼んでデータをもらってきて、正確な数値が判明した次第です。本当に海さんのフットワークを分けていただきたいです。

Re(10):原発不明がん(卵巣疑い)の鼠径リンパ転移です
   - 07/1/11(木) 20:08 -

引用なし
パスワード
   すずきさん、あまんとさん、りおさん、ありがとうございます。

昨日病院から帰ったら、パソコン壊れて、今日修理に出しました。
でも、自分のカキコミで自分のことは云々ちょっと言いすぎかと
気がかりで、今インターネット喫茶から書き込んでいます。
私は少し変わっているかな?
パソコンは苦手ながら頑張ってます。
自分で考えて決めたら後悔しても仕方ないですしやはり最後は自己責任ですよね。

お母様たちもキット思っておられるよりお力お持ちだと思います。
それにしても頼りがいのある優しい娘さんでありお嫁さんでありご主人様であり
そのお気持ちは素晴らしいと思います。どうぞなるべく明るく支えてあげて下さいね。

子供の事が一番辛いです。子供の悲しむ姿が一番心配です。
母親という物はそういうものです。

では、早々退散します。慣れない場所から・・・・・

367 / 666 ツリー ←次へ | 前へ→
ページ:  ┃  記事番号:
319847
(SS)C-BOARD v3.8(とほほ改ver2.1) is Free