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あまんとさん
はじめまして。りおです。うちの母のことがちらっとのっていましたので慌てて読ませていただきました。大変ななか治療をされているのですね。原発不明だと確かにつかみ所がなく、この治療法でよいのか、と悶々としたなかでの治療の日々だったことでしょう。
卵巣がんのソケイリンパ転移は結構ありえると思います。というのもうちの母がなったときは放科の医師にもめずらしいね、といわれたのですが鈴木さんの奥様、うちの母、そして今日うちの外来でもソケイリンパ(卵巣がんの再発として)が腫大した患者さんがいらっしゃいました。珍しいというのはパラアオルタや骨盤リンパ節、外腸骨リンパ節というポピュラーな転移じゃなかったね、というだけで充分ありうる転移ではないかと思っています。
確かに郭清とは全て採ることのように思いますし、医師も全て取れるよう最善を尽くすのだと思います。しかし、人それぞれでたとえば背骨の数のように全人に共通数揃っているわけではなく、リンパも芋づるのように手繰っていって郭清していくので全て採れたかは不明なのかも知れません。その中で残ってしまったものに残存するのかも知れません。本当に一個なのであれば採りにいくでしょうがPETを撮れば見えなかったものがもっと鮮明に見えることが予想され思った以上に転移巣がある場合も考えられます。そうなると、すずきさんの言われるようにケモに託すことになります。
マーカーの推移はケモを行いながらの上昇でしょうか?だとするとタキソテールが効いてないことも考えられます。医師は3回続けて上昇しようとも基準値以下であれば動こうとはなさらない方が多いです。小さな動きでいちいち反応していたらキリがないと捉えるのでしょうか。私たちはたとえ1の上昇であっても一喜一憂なのにネ…PETでもごく初期では拾えないこともあるといいますから、再度のPETでもっとはっきりしてくるのではないかと思います。
また、病院を代わろうとお考えとのこと。難しい問題ではありますが、婦人科系が一番怪しいのであれば動いたほうがよさそうですね。
私自身の考えですが、がんセンターは一般的にがんに対して最新医療を施してくださるように見えますが意外にそうではない場合もあります。今までのデーター上、これは効かない、とかこれは無理だと判断されるような治療には身をひくのが早いです。うちの近くのがんセンター(婦人科)はそうでした。また、治検などを活発に取り入れているのもがんセンターですが、病院でもあり研究機関でもあるという一面を忘れてはならない場所です。セカンドオピニオンとしていかれるのは最適かも知れません。このあたりは平岩医師の著書にも載っていますからご参考にされるとよいと思います。また抗がん剤の選び方は平岩医師の著書は本当に参考になるので一読の価値があると思います。あまり参考にならない書き込みでごめんなさい。お互い頑張りましょう!
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