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▼なつかぜさん
はじめまして、りおと申します。母が卵巣がん再発にて治療をしていましてすずきさんにもいつも相談にのってもらっています。
放射線治療については、卵巣がんでは用いない事が多いです。というのも照射範囲が限局されていれば効果を発揮しますが卵巣がんの場合多くは播種していて限局されないので適応外になってしまうのです。またご存知かもしれませんが、かけられる線量が決まっていて一度標準治療などでかけてしまうと再度かけられなくなります。これは時間が経っても同じで時間を空けたらまたかけられるというものではなく照射可能線量が決まっているんです。
またもう一つは、細胞の種類によって効く細胞と効かない細胞があります。子宮頚部がんのように扁平上皮がんには著効しますが、卵巣がんに圧倒的に多いアデノカルチには効きにくいです。腺がんにはやはりケモの方が効果が期待できます。ただ、症状を取り除く意味で部分照射はありえるかもしれません。たとえば子宮ガンで骨メタを起して痛みをきたした場合、その痛みを取り除く意味での照射は効果が期待できます。腫大したリンパ節が神経を圧迫して痛みを起すような場合も照射されます。
子宮ガンなどでは放射線療法単独よりもケモラジといって放射線とケモを組み合わせたほうがより効果が得られたという報告もあるようです。卵巣がんではどうでしょうか。
副作用はやはりケモと同じくらいでてきます。癒着がおこったりすることもあるようです。しかし、実感では照射中は痛くもかゆくもないのでケモより楽かもしれませんね。骨髄は同じように抑制がくるでしょうが、吐き気などはあまり起こらないかもしれません。(出方は人それぞれですが…)下痢を起す方もいらっしゃるようです。照射した部分の皮膚炎とかね。
あまり参考にならない書き込みでしたね、ごめんなさい。ここでまた相談しながら頑張っていきましょうね。応援しています。
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