
1.大連市の現在
大連市は中国遼寧省の第2位の都市で、中国で4番目の港を備えた港湾都市です。
近年は東地区に大きな経済開発地区ができ工業都市化が進んでいます。
2.大連の歴史
明治37年日露戦争に勝利した日本は、ロシアに替わって大連を統治するようになり、第2次世界大戦が終了するまでの間、満州(中国東北部)の玄関口として大きな発展をしてきました。
この発展には南満州鉄道鰍ェ大きくかかわり、鉄道のみならず港湾施設の運営からホテルの経営まで幅広く満州経済の発展に寄与してきました。
その名残の建築物が今も残っています。
3.私たちの関わり
父が南満州鉄道梶i略して満鉄)に勤務するようになり、家族は昭和15年9月に大連市に移り住みました。
それから終戦を迎え、昭和22年2月大連港から引き揚げてきました。
平成16年5月大連会の協賛による「大連アカシア祭りツアー」に兄弟3人で参加し、57年ぶりに大連を訪問する機会を得て、思い出の場所を探訪することができました。
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