今回の山行もJALの全国何処の空でも５．０００円の宣伝から始まった
これは取るしかないと全員でインターネット、電話、旅行会社と２重３重に用心して望んだ
でも結局取れたのは旅行社でした直通は取れず福岡で乗り換えで何とか行ける事になった
鹿児島からの飛行機は５人揃うと割引を受けられるので確認した方が良い
１９日 屋久島は１年３６６日雨が降るとさえ言われる程雨が多いらしい
計画を立てるのに苦労する、せっかくの屋久島なので１日予備日を取って計画を立てた
１８日鹿児島は晴れていたがやはり夜半から雨になった
朝方まで降り続いていた雨もタクシーが登山口に着く頃には上がり青空に変わる
宮之浦岳登山道入り口の看板がありそこから第一歩が始まる
花之江河は高層湿原で木道がしかれあたりは広く開かれていたが思ったより狭かった
雨上がりの花之江河は何処までも透明で爽やかでした
山頂に近づくに従い花崗岩ゴロゴロの山に変わる、この急登を上り詰めると山頂だ
残念な事にあまり山頂での記憶が残っていない、いくら目をつぶってイメージしても
浮かばない、きっと感動したんだと思うが、今度みんなに聞いてみよう
かえって山頂から下る時の道が笹藪におおわれ、道も荒れててその上ドロドロ道で大変だった
出会う人に新高塚小屋は大変混むらしいと聞いたので少々急ぐがまだ５，６人で
ガラガラでした、小屋は綺麗に整備されていました。
夕方になるとだんだん人も集まり、 ４０人くらいとなった。
早速寝床を確保して、夕食の準備にかかった。５月でも寒く体調をくずしたのかＫさんは
小屋に着く早々寝てしまった、夕刻には元気に起きてきたが寒さは大敵だ
私は持ってきていたシュラフが薄かったのか夜は寒く、ホッカイロを抱いても寒くて眠れませんでした
２０日 小屋付近には鹿が沢山いて怖がらず寄ってくる、目がまん丸でとてもカワイイ
推定年齢７２００年の縄文杉、その先に夫婦杉、大王杉、そしてウイルソン株にでる
ウイルソン株は切り株だけでそのまわりは３２Ｍとでかく中は空洞になっていて
小社か祀られていた
小杉谷集落後から軌道を歩くが何とも長く感じられた長い道だった
昨夜寒さから眠れず私は胃をやられたらしい、一日何も食べることが出来なかった
登山口にタクシーを２時に来てくれるよう頼んであったので、
待つこともなく、ちょうど良い時間に下山出来ました
２１日 今日は島を一回りしてから帰る予定だったが、朝から大雨になり、やみそうにない
（こちらではラッキョウ雨）と呼ぶそうです、
この分では屋久島がら飛行機が飛ぶか危うい、朝は鹿児島から
１番機が飛んできた飛行機が屋久島からの１番機になる
屋久島上空で山の稜線が見えないときは、空港に降りずそのまま鹿児島に
引き返す事もあるとのこと
島を１周しているどころではなくなった、こんな雨の時滝に行くと普段見られないような滝
になると宿の奥さんは話すが断念して、朝１番機に間に合うよう出発する
心配した１番機も無事に着陸して、これに上手く乗ることが出来た
ちょっともったいなかったが、何はともあれ宮之浦岳が天気だったので目的達成
楽しい山旅になりました、しかし屋久島まで行って海を見れなかった事が心残りでした
飛行機 往復 ４２，０００円
水明荘 ２泊 １３，０００円
タクシー １人 ３，１４２円