2005年8月6,7,8,9日
白山 2702M 荒島 1523M 
晴れ 一時夕立
メンバー4人


6日   久里浜20.45−−東京八重洲口10.20発 (福井行き夜行バス)
7日   福井BT6.30着ーレンタカー8.20発ーー市ノ瀬駐車場9.50着ー10.20発ーー別当出会10.35発
      中飯場11.25−−別当覗12.25−−甚之助避難小屋13.20−−室堂センター15.35  (泊)       5H

8日   起床3.00−−出発4.00−−山頂4.45−−室堂センター5.50−6.45発ーー甚之助小屋8.45−−別当覗9.35−−
     中飯場10.10ーー別当出会登山口10.50−−市ノ瀬11.30−−11.45発                    5H20
     郡上八幡散策ーー勝山(民宿林湊)18.00着 (泊)

9日   起床4.00−−5.00出発ーー登山口5.10−−分岐7.45−−荒島山頂8.45−9.20−−登山口11.30−−駐車場12.00−−
     林湊12.05−−出発13.00−−永平寺見学ーー福井駅5.30着ーー福井発21.50発(東京行き)       6H15

10日   八重洲口6.00着

6日   八重洲口から福井行きの夜行バスの乗り込む。3列のゆったりシートで狭い飛行機座席よりズート乗り心地は良かった

7日   福井駅で8時オープンのレンタカーが開くまで洗面と朝食を取る
      夏の間マイカー規制で車は市ノ瀬まで、ここから別当出会までピストン運行のバスに乗る
      市ノ瀬の広い駐車場が車で一杯、今日もかなりの人が入山していると思われる
      別当出会〜少し行くと砂防新道と観光新道の分かれ道に出会うがここは砂防新道が歩きやすくお花がちょうどいいとの情報、
      迷う事無く砂防新道に行く、別当谷にかかるつり橋を渡り砂防新道を行く
      別当谷のえぐれた崩壊跡が目に入り痛々しいかった
      1Hほどで中飯場、天気は上場だが日差しは強く湿度も高いので汗が流れ落ちる
      さらに1Hで甚の助小屋、ここは水場、トイレありベンチもあるので一息入れるにはもってこいの場所です

     エコーラインに入るといっきに花の種類が増えだした、
     一1葉ヨモギ、ニッコウキスゲの群生、サラシナショウマ、カライトソウ、コウゾリナ、ホトトギス、センジュガンヒ、イワノガリヤス、ボウフウ、etc
     時間を忘れおはなを見ていたら木道手前で黒いいやな予感の雲が急に現れる
     昨日と一昨日は昼から夕立でバケツをひっくり返したような雨が降ったとのこと、とに角黒い雲がきたら降ってなくとも雨具を着けたほうがいいとのことだった、 
     雨具を着けたと思ったらアーと言う間に大雨になった
     雨は室堂センターに到着してからもしばらく続き、小屋は人でごった返していた、乾燥室はぬれた衣類でこれ以上干す場所は見付からないほどの込みようだった。
     4時過ぎには雨も上がり、日差しがでて皆沈む夕日を眺めたいた
     夕食は5,20分から食べてしまうと何もすることも無く、心地よい疲労で8時には眠りに落ちていました。

8日   朝3時周りが騒がしくなってきました、ご来光を見に山頂に上がる人が起きだしたのです、私達も暗い中山頂に向かう
   ヘッドライトの明かりが山頂に向かってゆらゆらと続く。 5時10分朝日が登り始めると万歳三唱が湧き上がった
   私は何の信仰心も無いので万歳三唱の気分にはならないが、なぜか登る日の出を見ていると感動してしまいます
    今日も暑くなりそう、朝の涼しい内にお花畑を通り急ぎ下山する。
    今日は明日登る荒島岳の麓にある勝山駅のすぐそばの林湊に泊まるので寄り道をして郡上八幡によってから林湊に向かった




   
ソバナ         ハクサンフウロ                 カンチコウゾリナ         ニッコウキスゲ
   
花畑            タカネニガナ                センジュガンピ       クルマゆり

9日    荒島岳麓のスキー場にある駐車場まで車で5,6分、きれいなトイレも完備していて助かる
      ここに車を置きスキー場を40分ほど上がりリフトの終点に荒島登山口の看板がある
      荒島は白山より標高が低いせいか暑くてたまらない、水を1L持ったが足りるか心配になる、おまけにブヨにかまれたところが腫れてくるし

   深田久弥さんはなぜここの山を入れたか? 本を読んでみないと分からないが、展望も無く、風も無く、人も無く
   真夏にこの山を登るのは100名山目指す他県からの人たちばかりだった
    それでも山頂に着くと、さわやかな風が吹き、昨日行登った白山も見える。重なりあう山、山、又山、日本は本当に山深いと改めて感じる
   林湊の奥さんは荒島岳に来てくれる人をもてなしてくれる、

     クガイソウ                   

   以前は数件あった民宿もここ1件になったとか    
   荒島岳に登る人たちとの1夜の交流を大切にして朝早い出発にもかかわらず暖かい朝食作り食べてから送り出してくれる。
   なんとも嬉しい心ずかいでした。
   今日は夜行バスで帰るだけ、下山後永平寺に寄り道して福井に向かった