H24.6.10 竜ヶ岳(鈴鹿)

鈴鹿の竜ヶ岳に、TさんとK君と3人で登ってきた。竜ヶ岳と名のつく山は全国にいくつかあると思うが、2010年元旦に、山梨県の竜ヶ岳に登っている。山梨県の竜ヶ岳は、元旦に「ダイヤモンド富士」(山行記録)が見られる山として有名であるが、こちらの竜ヶ岳も負けてはいない。沢沿いのコースは、変化に富んでいて楽しませてくれた。

午前7時、Tさんの自宅に近い名鉄青塚駅に集合。天気は申し分ない。約1時間一般道で竜ヶ岳登山口の宇賀溪キャンプ場に到着。この山は入山料として、1人200円必要だが、有料駐車場500円を支払うと入山料免除のシステムとなっている。

登山届を記入して、8時25分登山開始。林道を約20分歩いたところが、ホタガ谷出合で、ここから本格的な登山道となっている。沢沿いの道は、左岸・右岸と沢を何度も渡って高度を上げていく。

位置確認NO.が付いていて、どのあたりを登っているのかがわかるようになっているが、コース自体は少し迷う箇所もある。

はずかしながら、コースアウトしてしまった。踏み跡も付いているので、進んで行ったが、徐々に登山道らしくなくなってしまった。沢の方向に軌道修正してコースに戻った。それほどのロスタイムではなかった。
 

竜ヶ岳登山口

こんなところも

標高900mを越えるあたりからガスが出てきた。下から眺めて頂上方向は、雲がかかっている様子ではあったが、遠足尾根コースとの合流地点辺りからは全く視界はなく、おまけにつよい風が吹きつけてきた。下界では真夏日が予想されていたのに山の天気は本当にわからない。

頂上には11時20分頃到着。登り始めて約3時間、予定通りだ。頂上は広く、天気が良ければ360度の展望が楽しめたであろうが、本日は視界もなく、風が強くて寒い。記念の頂上写真だけにして、風のないところまで下ることにした。下りは表道を選択。重ね岩を少し下ったところに風を避けられて、昼食のとれそうなスペースを見つけたので昼食にした。


頂上

重ね岩

今日はいつものカップラーメンではなく、Tさんの提案でいろいろと準備してきたのだ。
まずは、「ワイン」だ。ワインは、「ワイングラス」でと、Tさんのこだわりで 「ワイングラス」持参だ。100円ショップで買ったワイングラスと、それをすっぽり収めることのできる容器見つけてきたTさんの工夫だ。5月末熊本で買ってきた「馬刺しの燻製」をつまみにしていただいた。山の中のワインもなかなか乙なものだ。

そして、Tさんの準備してきた「ギョーザ鍋」だ。スープにギョーザ、ネギ、肉を入れて煮立てるシンプルな料理であるが、アツアツのギョーザがうまい。スープを足してラーメンで締め、楽しい昼食の時を過ごした。

 
 ワイングラスがすっぽり                   ギョーザ鍋                        乾杯!!

さて、下山道であるが、石榑峠から小峠を経由して長尾滝方面の沢沿いの道を選んだ。途中、長尾滝、五階滝、燕滝、魚止滝と楽しむことができる。この道も登ってきた裏道同様、左岸・右岸と何度も渡って下っている。増水時は注意が必要だろう。また、道に迷いやすく、しっかり気をつけておかなければ、誤った方向に行ってしまう。

ホタガ谷出合の林道に出てきたのは、3時35分。少し休憩して駐車場に、ちょうど16時到着して下山の届をした。



竜ヶ岳を振り返る

長尾滝

竜ヶ岳は、想像していたより変化に富んでいて楽しい山だった。そして、Tさんの提案した昼食で、今日の山登りをより楽しいものにしてくれた。鈴鹿の山近くて楽し。 

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