2023放浪計画

2023/1/29
2023/7/4追記


コロナ禍で

 ここ3年は新型コロナの流行で県外旅行は出来ていません。
最近のニュースで 「新型コロナの感染症法上の位置づけについて、岸田総理大臣は、原則としてことしの春に、季節性インフルエンザなどと同じ「5類」に移行する方向で検討を進めるよう、加藤厚生労働大臣らに指示しました。」(感染症法の位置づけを23年5月8日から5類にすることを決めたとのニュース1/27)
ということを受けて、今年は出かけようかと地域と日程の検討をしています。
取敢えず、新潟県北部(下越地方)から北上しようかと。
かつても国道7号線を北上や南下したことはあるのですが、遺跡や博物館は見学していません。
朝日連峰を発し小国町から流れる荒川が、胎内市(旧荒川町)で日本海に出ます。

今年の旅は此処から始めようと考えています。
此処の砂浜は初夏の頃からキスが釣れます。
過去に此処で結構の数を釣り上げたことを思い出しました。
この海岸か荒川河川敷のキャンプ場でゆっくりしながら英気を養い、北上しましょう。
川を渡れば村上市です。村上市も市内をゆっくり見学したことはありません。
村上市といえば三面川と鮭です。イヨボヤ会館という鮭に特化した資料館があります。江戸時代から村上藩は鮭を献上したり、鮭を藩の特産物として活用してきました。
また三面川上流の旧朝日村三面地区へは、イワナ釣りや登山で何度も行きました。
旧三面地区は40数軒全戸移転で県営ダムが造られた所でもあります。懐かしい土地柄であります。

 予定?施設一覧

 市 町 村  施 設 名  概                要
 胎内市  桃崎浜文化財収蔵庫 荒川神社内の船絵馬の宝庫。 日本海で活躍した北前船の正確な模型の日和船と雨船の二隻がみどころ。
 村上市  御幕場、大池公園  村上藩時代の藩主その他の休養施設。
   イヨボヤ会館  三面川のサケに関する歴史や文化などを知ることが出来る
   郷土資料館(おしゃぎり館)  1800年代の武家屋敷を見学する事が出来る
   縄文の・朝日・奥三面歴史交流館  ダムに沈んだ奥三面の資料展示
   笹川流れ  絶景と潮流
 鶴岡市  念珠の関跡(鼠ヶ関)  古い関所跡。東国古三関の一つ(勿来の関、白河の関、鼠ヶ関)
   加茂水族館  クラゲ水族館
   致道博物館  鶴岡、庄内地方の生活文化の地域的特色と変遷を物語る貴重な資料を保管展示
   出羽三山神社 月山、羽黒山、湯殿山神社あり 
     
 酒田市  資料館  城輪柵、酒田商人の繁栄、戊辰戦争、酒田大火などの常設展示他
   本間美術館  豪商本間家の蒐集品など
  土門拳記念館   写真家土門拳の写真展示
   松山文化伝承館  松山藩の初期から築城の様子など、藩政時代の歴史と文化を展示
     
 遊佐町 遊佐町資料館 遊佐町菅里字菅野7-1.。 農機具等の生活用具を蒐集展示
   小山崎遺跡、吹浦石器時代遺跡  縄文遺跡[低湿地により遺物保存良し),丸池様は湧水池
   旧青山本邸  ニシン漁で成功した人の旧宅。小山崎遺跡出土の土偶など一部の出土品を企画展で展示予定
   町内湧水群  守られている多数の湧水処あり
   三崎公園  芭蕉が奥の細道の途中象潟への難渋した道
     
     
 にかほ市  象潟郷土資料館  地震で隆起前の潟時代の模型等
   元滝伏流水  鳥海山の積雪等の伏流水発出滝
   上郷の温水路群  湧水を農業用水にするために水温を上げるための水路
   金峯神社(象潟口)  奈曽の白滝近くにある神社(鳥海山4登山口の一つ、矢島口、吹浦口、蕨丘口)
   蚶満寺  天台宗古刹(芭蕉も奥の細道で来訪)
   白瀬南極探検隊記念館  日本人初めての南極探検隊長の記念館
   中島台レクレーションの森  ブナの原生林(あがりこ等、コケ類(チョウカイマリモ)
     
 気になるキャンプ場  
 新潟県  五泉市森林公園キャンプ場  五泉市丸田戊。使用無料。新津温泉\400。
   麒麟山公園  阿賀町津川川原。無料。清川高原保養センター\500。
   関沢森林公園  胎内市関沢。使用無料。
   奥村杉キャンプ場  阿賀野市大室。無料。共同浴場薬師の湯\300
     
 村上市  神林水辺の楽校 村上市葛籠山。使用無料。
   瀬波温泉海浜広場  瀬波温泉1-2。使用無料。近くに温泉有り
     
 鶴岡市  八森山レクレーション広場  三瀬山1-1.使用\500/張。
     
 寒河江市  寒河江市いこいの森  寒河江市谷沢字平の山。使用\200/張
     
 酒田市  外山キャンプ場 酒田市外山越29-1。\250/人。小林温泉\400。
     
 遊佐町  藤井公園  かつてお世話になったキャンプ場への再訪願望
   西浜キャンプ場  日本海に面したキャンプ場\800/人泊。\400
   しらい自然館  体験型宿泊施設、キャンプ\600/人泊。藤井公民館のサンセットタイムも良し
     
 にかほ市  奈曽川河川公園  象潟町本郷字砂田。使用無料。鶴泉荘温泉\300.
   三崎公園キャンプ場  象潟町小砂川クツカケ。使用\300。
   飛びくずれキャンプ場  にかほ市飛び使用無料。通年。
   
 由利本荘市  法体園地キャンプ場 由利本荘市鳥海町百宅字奥山。 使用無料。5下旬~10下旬フリー。
   祓川キャンプ場  由利本荘市矢島鳥海山五合目祓川(矢島町近くに開山神社)。使用無料。6月中旬~10下旬フリー。
   

計画練り直し

 秋田県南部の資料調べをしていて、鳥海山周辺をゆっくり視察、見学していなかったことに気が付いた。
思い返せば鳥海山は昭和38,9年頃の夏山登山で、高校の同級生達と登ったのが最初でした。
以来何度か登ったことも、山麓でキャンプをしたこともありますが、ゆっくり見学、観光をしていませんでした。今回がおそらく最後の訪問だと思うので、ブラブラと楽しんで見たい気持ちになりました。
初めて登った時は吹浦口から登り、下山コースが象潟口で、下山後海水浴場の砂浜でテントを張り、翌朝おっとり刀で象潟から汽車に乗り、酒田ー山形ー仙台ー松島―仙台ー水戸。途中で山寺にも寄ったような気がしますが??。

何せ気の知れた高校の同級生ですから、記憶に残る奥の細道沿いは寄ったかも知れませんが??乗ったのは煙の吐くSL蒸気機関車であったと思います。
当HPの 「2020信州気まま旅」にも記していますが、昭和38年3月に高校を卒業して、今で言うところの卒業旅行で、東京から東海道ー飯田線ー信越本線直江津ー長岡ー東京を旅した者ですから、登山だか旅行だか分からないようなコース取りも有りですね!!
今年の旅はこの様な発心なので、鳥海山麓で時間を費やす計画も、まぁ良いかなァと腑に落ちてきました。

鳥海山登山
  かつては日本海側の吹浦口からの入山でした。更に鳥海山ブルーライン有料道路が開通後は大平から登っていました。仲間に7月の富士登山マラソンに毎回のようにエントリーする人達がいました。遊佐の海抜0メートルをスタートし、国民宿舎大平荘がゴールの鳥海山登山マラソンが6月の頃に開催されていましたので、トレーニングには絶好でした。事前合宿を遊佐町で恒例にしていました。、マラソンに参加しない私達支援隊は国民宿舎の駐車場に車を預け、空身での登山は楽しいものでした。マラソン参加者はゴール後に、鳥海山登山はハードではありますが、「トレーニングとしては丁度手ごろだなぁ」などどと戯言を言い合っていたものです。
七高山頂に登ると道標があり、矢島口というのを目にして気に掛っていました。
このコースは夏スキーが出来る雪渓の多いことでも有名でした。私は象潟に降る千蛇谷コースの雪渓でもヒヤヒヤ歩いていたので、矢島口コースを登る勇気はありませんでした。
今年は鳥海山登山を最後にしようと企画していますので、記念にこのコースから登頂を考えました。
登山日の天気をよく確認して、矢島口から登ってみよう。幸い登山口の祓川にキャンプ場が有るので、此処で天気待ちをすれば、日帰り登山が可能のようです。

おまけ
 遊佐町観光協会のPR欄を拝見したら、登山以外にも沢山魅力多い街のようです。グルメも沢山有るし、歴史、文化を調べ楽しみましょう。

遊佐町の思い出
 遊佐町へは富士登山マラソンの訓練のため、Jリーグ開催の年ごろ1993年6月の始めに「鳥海山ブルーライン登山マラソンで大勢で訪問しました。
鳥海山麓にキャンプが出来そうな施設があり、遊佐町の担当者にキャンプの可否の問い合わせをしました。そうしたら「既に予約済みで利用できません。がその近くの施設で山形県内水面試験場?でキャンプが可能です」。と言う回答をいただきました。場所は藤井地区でマラソン前日に伺うと区長さん他が場内の池の周辺の草刈りを済ませて下さり、奇麗な施設でした。
それに区長さんたちが草刈り中にゲットした「マムシの生干し」を焼いての肴を皆で頂き、大いに印象に残りました。
 この年からサッカーのJリーグが始まり、全10チームの中に「鹿島アントラーズ」がありました。
日本中で、茨城県の片田舎町鹿島では観戦者が集まらず、採算が取れないのではないか!! という下馬評が大いに有りました。そこで茨城県と地元鹿島町を中心にPR作戦をしている最中でもありました。
メンバーの中に鹿島町役場の職員が1人いましたし、茨城県の職員も多数いました。。遊佐町の藤井地区へ私達はサッカーのPRグッズを沢山持参しました。区長さんを始め地区の人達と、この夜は大いに盛り上がりました。
茨城県下の応援もあり、Jリーグでは下馬評を大いに覆す鹿島アントラーズの活躍。あれから30年経過しましたがJリーグの優勝回数はダントツの8回でアントラーズの活躍を誰が予想したでしょうか!!
開幕時の全10チームで、J1から下位のJ2以下に降格していないチームも、鹿島アントラーズ1チームだけです。

鹿島アントラーズの活躍は遊佐町の方々の応援も大いに届きました。たいへんありがとうございます。

計画修正 2023/7/4
 直前ですが、登山道整備作業が変更になりました。よってこの放浪計画も修正です。
朝日連峰登山道小国口ルートの整備に先立ち、大石小屋の修理をすることになりました。台風シーズンを前に屋根の葺き替えです。
身体が空くのが何時かは未定です。おそらく7月20日過ぎだと思います。その時点でスケジュールを見直して、判断します。
出来れば山形、秋田県境でのマッタリタイムを念頭にしています。
それに7月中に真竹の1年生を巻ヒゴ加工が待っています。7月13日伐採して、小屋に持参するつもりですが、すこし時期が早い気がするので、その場合は下旬に一旦帰宅してヒゴ作りをします。
諸々の手違いがあった場合は、8月下旬から9月に掛けて計画を練り直しましょう。