One Mantle Gas Lantern 286A700

(燃料:ホワイトガソリン)

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286_l


製品名: One Mantle Gas Lantern 286A700 (1987年2月生まれ)

メーカー名: Coleman(コールマン)

入手ルートと価格: 1988年頃、神奈川県内のディスカウントショップで購入、ケースなしで4,000円程度。
並行輸入品です。

コメント: それまで使っていた200Aに比べ、点火時にススを発生しにくく、明るさを調整できるなど、使い勝手は格段に向上。
なぜか200Aより白い光で、キャンプサイトを照らします。

確かこのランタンを買った頃に、マントルに含まれる放射性物質が問題となりました。
放射性物質を含まないマントルというものが売り出されたのですが、これがまた暗くて...
今は放射線物質を含まない、明るいマントルが売られています。

この機種は2006年現在でも販売されています。使いやすさ・価格・燃費などを考えると、現行機種の中ではもっともバランスが取れているガソリンランタンだと思います。

灯油化に挑戦:
Sep. 2011
コールマンに214というランタンがあります。形は286とほぼ同じで、燃料が灯油です。
以前から灯油を使用することができるランタンを購入しようかどうか迷っていて、214のほか、同じコールマンの639、ペトロマックス、ヴァイペラックスなどどれにしようか決めかねていました。
そうこうしているうちに2011年3月の東日本大震災があり、非常用の機器として灯油が使えるランタンは、用意できればそれに越したことはないと思うようになりました。
色々調べて行くと、ホワイトガソリン用の286のジェネレーターを214用に交換するだけで灯油が使えるという情報が見つかり、これであれば「新しいランタンを買わなくても灯油が使えるではないか!」ということになり、Yahooオークションでジェネレーターを購入。プレヒート用のアルコール受けは、どなたかのホームページからアイデアを拝借し、カセットガスのバルブ部分の加工で用意しました。

本当にこれだけで大丈夫かと思いましたが、プレヒートも1分足らずで無事点火できました。

光の色がやや黄色く若干暗めのように思えますが、お試しと言うことでマントルに古い#21を使ったためかも知れません。また明るさの割りに発熱は多いように感じます。

灯油の機器といえば匂いが気になります。ホワイトガソリンと違って、少しこぼしただけで長い時間強い匂いが残り、目がチカチカしたりのどが痛くなったりすることも有ります。給油の際にはこぼさないよう十分注意しましょう。
排気ガスは、点火直後は灯油ストーブ(暖房用のストーブ)の匂いがしますが、すぐに匂いはほとんどしなくなります。
消した直後もホワイトガソリンのランタンのように匂いが残らず、なかなか良いです。寒い季節ならばスクリーンタープの中に入れて、暖房兼用で使うのが良さそうです。(換気には注意)

なお同じようにジェネレーター交換で灯油化された方の情報では、点灯中に何回か追加ポンピングが必要になるとの話もあります。
原因は、バルブの燃料吸い込み口の口径が小さいからとのことなので対策は可能ですが、耐熱シール剤などを用意しなければならなそうなので躊躇中。
まあ、灯油化可能と分かったところで一旦ホワイトガス仕様に戻し、非常時に再度灯油化もありかと...

注意:このような改造をした場合、当然メーカーの保証は受けられなくなります。また改造による事故についてはすべて自己責任となります。
 
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