PCソングス

at あさがやドラム on 2007.08.25


2007年8月25日。この日はライブハウスダブルヘッダーでしたが、 最初に足を運んだのがこの会場。 先ずはこの公演の概要から。主に男性向(年齢制限付き)パソコン用ゲームの主題歌を歌手本人若しくは カバーという形で披露するステージがこのPCソングスです。 私もその存在を知ったのは公演数日前なので詳しい歴史等は知りません。

複数いる出演者のうち、私の目当ては計名さや香さん(かずなさやか、通称「あなただけのアイドル・セクシーさやちゃん」(本当に))です。 私は彼女のラジオ番組「さやラジ!」のリスナーでしたが、 これまでLIVEなど生でお目に掛かる機会はゼロ。今回が初のチャンス! 会場に着くまでにいろいろありまして、開演時刻ギリギリに会場に入れました。 会場はというと、ステージはとてもフルバンド編成が組める面積ではなく、 客席も30人も入れば満員という非常に狭い箱でした。

今日の出演者は4人。計名さんは3番目での登場でした。先に計名さんのステージから書きます。

冒頭の自己紹介で
「計名さや香です。歌詞の間違い多いです。 あんまり間違いが多いので最初に謝るようにしています(会場笑)」
との宣言はラジオで言ってたとおりでした。1曲目はそのラジオのOP曲、『One to One』。 リスナーになった直後から、この曲は絶対生で聴いてみたいと思ってたんですよね。 ラジオはシンフォニーというゲーム会社(勿論、年齢制限付き)の展開のひとつとして始まった番組で、 『One to One』はシンフォニー絡みの場所以外で披露されるのは初の試みだそうです(計名さん曰く「大人の事情」)。 会場内には私以外にもさやラジリスナーが集まっていたようで、必然的に盛り上がりました。 で、サビの部分のOne to Oneは勿論1,2,1ではなく、「計名さん1人から聴き手一人一人へ」という意味なんですが、 振り付けは指を1本→2本→1本の順に。ぱんださん(さやラジのもう一人のパーソナリティ)がやれと言ったのだそうです。

前述のとおり今日は動く計名さんを初めて目撃できたわけですが、第一印象は「小さっ!」でした。 失礼極まりないですね。それに浴衣。それはもう反則的でした。

2曲目は「テイルズ・オブ・ファンタジア」の『夢は終わらない-こぼれ落ちる時の雫』。 計名さんのLIVEで初めてのカバー曲だそうです。しかしこれ、計名さんも認めてましたが、 PCゲームの曲じゃないですよね?最初は「WHITE ALBUM」を歌う予定だったそうですが季節外れだから変えたとのこと。 私としてはそっちが聴きたかったのに。 そしてこの曲は「歌詞(の覚え)が怪しいから」と、歌詞を書いた紙を足元に置いて歌ってました。 極力下を見ないようにはしていましたが、計名さんの前代未聞の行動に観客爆笑。

3曲目と4曲目はPCゲームの曲に移ります。本来はこの2曲はバンド編成で 披露される予定でしたが、バンドメンバもゲーム開発者らしく、 この日ステージに立てたのはベーシストのみ。しかもベースの柳さんも 納期直前で徹夜のままステージに立っていたそうです。 計名さんが仰るには、別名「計名さや香 with 満身創痍」。

話を曲に戻します。3曲目はPS2ソフト「Pure×Cure Re:covery」の『Re:purely』。 曲紹介のとき、ファンがたまたまそのソフトを持っていたのを目にした計名さんは、 ファンから借りて曲紹介とゲーム紹介をしてました。 「だってメーカーが(ソフトを)くれなかったんだもん」と、いつものわがままさやちゃんが 顔を出したところでステージ再開。4曲目はPS2版ではなくPC版の「Pure×Cure」から 『空色スコール』を披露してLIVEは終了。 ほかの出演者が6-7曲だったんで、計名さんももう少し歌ってほしかったです。 あと「Pure×Cure」の曲が収録されたCDが会場で売られていれば買ってくる予定でしたが、 それも無し。今日は珍しく歌詞ミスは無かったそうです。 次があるときは「いつもどおりの」計名さんが見られることを期待しています(どこまでも失礼)


ここで締めてしまっては他の出演者に申し訳ないのでほかの方々についても述べます。

1人目は木ノ下ゆりさん。彼女は「Melty Blood」のED曲を歌っている人として有名ですね。 なんて書いておきながら(しかもメルブラをプレイしていながら)EDを見たことがないので その事実は当日初めて知りました。ニコニコ動画には彼女がアニメソングコンテストに 出場したときの映像が公開されていて、コメント欄には
「メルブラのED歌ってる人と同じ名前の人だ」
と書かれてあったそうです。映像の人物は本人なのに。そのメルブラED曲のほか、 OP曲(1曲目でした)、更にはPiaキャロット、ToHeartと懐かしいタイトルの曲も。 何れの曲も、まさか生で聴くことができるとは思いませんでした。

2人目は茜沢ユメルさん。オリジナル曲中心でしたが、 PCゲームの曲では「BLUE」というタイトルのED曲も披露していました。 11月にはメジャーデビューも決まったそうです。

ラストは民安ともえさん。前の晩に秋葉原のドンキホーテで買ったという 赤ずきん衣装を着てのステージでした。衣装に迷って買いに行ったら、 展示品の中でいちばんマシだったのがそれなんだそうです。

こうして2時間半に及ぶLIVEは終了。帰るとき、すぐ近くに計名さんを目撃しました。 ほかのさやラジリスナーが計名さんに声を掛ける中、 私は緊張して足が竦んでしまい、一言も声を掛けられないまま外に出ました。 だって、ずっと聴き続けているラジオ番組の中の人が、目の前にいるんですよ? この心境わかってくれますよね。 こういうときは、ぱんださんのアドバイスに従って、一目でリスナーだとわからせる「あの方法」 を使えばよかったのでしょうか。

冒頭に書いたとおり、この日はライブハウスダブルヘッダー。 次の行き先は岩坂士京さんのLIVEです。


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