飯塚雅弓 STRAWBERRY STAGE 2003
at ランドマークホール on 2003.08.30
8月下旬になってから暑くなりだすというおかしな天候だった今年の夏。 それに合わせてかどうかは知りませんが8月最後の週末に開催された 飯塚雅弓さん(以下、まーちゃん)の ツアー最終公演。私は声優一人のLiveに行ったことはなく、まーちゃんの曲や歌詞も あまり知らないので最初のうちは楽しめるのかどうか少々不安でした。 しかしそんな心配は杞憂でしたね。理由はLive Reportの本編で。
前日まで風邪でダウンしていた私は、体調が回復したら行くということにしていたので チケットは買ってませんでした。当日券は会場でしか買えない、しかも立ち見しか 残っていないと言われたので当日券の販売時刻に合わせて会場へ。 会場に入って私が通された場所は・・・客席横にある通路(爆)。 でも思ったよりステージに近い場所だったので良しとしましょう。 会場の広さは佐田玲子さんのLiveのときとあまり変わりませんでした。 やはり声優一人であまり大きな会場は使わせてもらえないんですね・・・。
開演時刻から少々遅れて会場が暗くなり、バックバンドの皆さんがステージに登場、
続いて1曲目のイントロと共にまーちゃんが現れ全員総立ち!聴いたことないイントロだったので
私の知らない曲かな・・・と思いきや1曲目は『とびたつ季節』!
この曲、実は私かなり気に入ってるんですよ〜。
就職する直前によく聴いてた曲のひとつです。勿論一緒に歌いました。そして
風邪が治ったばかりだというのにかなり激しく動いてました(爆)。続けて
『Pure』『恋の色』と、シングル曲を披露するまーちゃん。
フルバンド編成だったのでそれに合わせてライブ用のアレンジも施されてましたし
「PureなPureなmy heart」の振り付けが面白かったので聴き慣れた曲でも
新鮮な気持ちで楽しめましたね。最初のMCでは
「このSTRAWBERRY STAGEもここで最後になりました。昼の部(昼と夜の2部制でした)では
空調が止まってしまうというハプニングがあったんですが(笑)、
空調効いてても熱気で暑くなるくらい動きましょう!」
と言って次の曲へ。ニューアルバム『SMILE×SMILE』からの曲を含む、
『My best friend』『そよ風とカフェオレ』『ユニフォーム』『ぎゅっと。』
の4曲を披露してくれました。次のMCではこれらの曲に関するエピソードも。
『My best friend』...「離れていても大好きだっていう気持ちはずっと変わらないよ、っていう、
私とファンのみんなをつなぐような曲です」
『そよ風とカフェオレ』...「今回も感想でピアニカやったんですが、失敗しないで完璧に
できましたよ!(会場拍手)・・・いや、出来て当たり前だから拍手はいいです(笑)」
『ユニフォーム』『ぎゅっと。』...「アルバムの中でも浮いた存在になるんじゃないかと思ったら、
聴いた人から"大好きになりました"って言ってもらえたのは嬉しかった」
バックバンドのソロ&メンバー紹介に始まり、MCで
「今度のメドレーのコーナー、ロックな曲でノれる選曲にしました。・・・
私はライブときくらいしか運動しないんですが、この前母と電話で話してるときに
"どこに汗かく?"って言われて、こことここ・・・っていう風に答えたら、
それで体力年齢がわかるらしくて・・・何歳だったと思う?70代(会場爆笑)」
「みんなの中にも普段運動してないって人いるかもしれないので、
思いっきり動いてください!」
と言い、ライブ向けの曲『パーティー☆タイム』の「3,2,1,Start!」に始まって
『約束の午後』『がんばって!』『ロマンチックだね』
といったファンにはお馴染みの曲で盛り上がります。
私も、これ以上ないくらい跳ねましたね(笑)。
なお、バンドメンバーの中ではキーボードの人がいちばん派手に動いてました(爆)。
あの人MCも面白いしサイコー!
一旦バックバンドの皆さんがステージから下り、今度はまーちゃんのキーボード
弾き語り&バイオリン奏者によるバラード曲が披露される時間。
ニューアルバムからの『ごめんね』のあとのMCでは、次に歌う
『DESTINY』についてのエピソード。
「すごく人気のある曲なんですが、この前取材を受けたときに、記者の人が
"あの『DESTINY』っていう曲は何なんですか"と・・・それを私は
"どうしてこんなに多くの人から支持される曲なんですか"って受け取ったのね。
それで私も、やっぱり(この人も『DESTINY』を聴いて)何か感じるものがあったんだろうな、って」
「最初レコーディングしたときに、作曲家さんやプロデューサーの方と話し合ってるときに
"今飯塚雅弓が歌える曲は作るよ。でも、5年後、10年後でもみんなが
変わらず聴いてくれる曲を作らなきゃいけないんだよ。"と言われて・・・
だから追い付け追い超せじゃないけど、
これを超える曲をこれからも作っていかなきゃいけないなと。」
と仰って、『DESTINY』を弦の四重奏に合わせて披露。
私はこの曲を初めて聴きましたが、やはり人との出会い、繋がりという大きなメッセージが
込められたこの歌詞・・・私も『DESTINY』が慕われる理由がわかった気がしました。
何よりステージでは、キーボード弾きながら歌うまーちゃんが鳥肌モノにかっこよかったです!
意外な一面を垣間見ました。
因みに、まーちゃんのラジオで「あなたの好きなまゆそん」という投票を行った結果、
1位はやはりこの曲でした。
再びバックバンドのメンバーが戻り、ニューアルバムからの曲 『ドライブしようよ!』『Dream』を披露。続いてのMCで、次が最後の曲だと告げられ、 本編ラストナンバーへ。私は目を閉じ、歌詞の世界に浸ってました。
これで我々が満足するはずがなく(笑)、すぐアンコール、そしてまーちゃん登場。 アンコール1曲目は「MEGA-TON スマイル」のテーマ曲になっている 『聴かせてよ君の声』!最後はサビの部分を何度も観客全員で合唱。 あれはその場にいるだけでも感動しますね。一緒に歌っていればなおさらです。 激しく動き、声も張り上げ続けていた私は、後半意識が飛んでました(爆)。 その後も、懐かしい曲『It's a beautiful day〜永遠に続く日々〜』と 弦の四重奏や重厚なサウンド、まーちゃんの振りが印象的だった『君といたmemory』 でアンコール終了。ライブは幕を閉じたかに見えました。
しかし「もう1回」コールが・・・。そしてまーちゃん再度登場!
まだあるとは思ってなかったのでこれは嬉しかったです。ここでまーちゃんから重大発表。
「毎年冬(誕生日ツアー)と夏(アルバムお披露目ツアー)の2回ツアーやってるんですが、
その間に、もう1回、秋に野外でやります!
土日にするんで、その日空けておいて(笑)。雨は降らせないから(爆笑)」
何と野外でのライブが決定!さっき決めたそうです(笑)。また行きたいですね〜。
すっかりまーちゃんの虜です。そして今度こそ本当に最後の曲になった
『DESTINY』でライブが終了したのでした。
まーちゃんの歌声、MCに完全にやられました。これほどまで魅力的なステージだったとは・・・。 これならもっと前からチェックしておくべきでしたね。 もし、声優のライブっていうだけで抵抗を抱いている人がいたとしたら、勿体無いです。 「声優だから」「ラジオパーソナリティだから」という理由で敬遠せず、 まーちゃんのCD聴いて「これは!」と思ったらライブに行きましょう!! 次の野外も、雨が降らないことを祈りつつ(笑)楽しみにしています。 本山さんを連れて行こうかな(意味不明)。