昨日の雨から一転、関西全域快晴の予報。昨年中に「兵庫50+8山」(神戸新聞)は登り、県下で登れる山を求め、
先日「新はりまハイキング」「たじまハイキング」(神戸新聞)を購入、その中から行き先を探す。
雨後の七種滝が良いという本山へ。名峰:七種(なぐさ)山に対面する通称「七種薬師」。播但道:福崎ICで降り、
七種滝の道標に導かれ、青少年野外活動センター駐車場へ。車道を進み、民家と小池の前を過ぎ、小橋を渡ると、
左に林道入口。ビニール紙の道標があるが文字が陽にあせて見落としやすい。駐車場から10分。
林道に入るとすぐに登山口。道標ありすぐ分かる。途中やや暖傾斜になるものの、山頂まで急傾斜の直登続き。
雑林の中、黙々と登る。雰囲気は悪くない。樹間から眼前、七種槍が切り立つ。背後に見えるは笠形山か。
山頂手前で「そうびろ山」への分岐道標。南東へ伸びる尾根を歩けるようだ。「マニア向き」とある。
狭い山頂に三角点と石の祠に古い石仏。薬師像か。品良く静か。南方の展望が開ける。気持ちの良い山頂。
北西方へ縦走路を進む。道標は要所にしかないが、尾根がはっきりしており、テープも多く、迷う恐れは少ない。
急斜面を下り、登り返すと十字峰。お馴染み兵庫登山会の親切案内図あり。途中見えた岩尾根が
地獄鎌尾根!こちらへもルートあり、いつかチャレンジしたい。少し先には西尾根への分岐道標あり。
結構色々なルートがある。この辺り、樹間、西方の展望が開ける。スッキリ屹立するのは七種山の兄弟分:明神山。
この辺りまで雑林の雰囲気が良いが、次第に倒木などの多いダートで登降の起伏のシビアな尾根歩きが続く。
難所を避けるようにテープに誘導され難渋することはない。滝見台から七種山と七種滝の直線の水流が見える。
ダートな尾根歩きにいささかダレ、コースに不安を感じ出した頃、道標が現れ、ホッ。少し先で滝への下山路分岐。
軽食休憩。一頑張りで七種山へ行けそう。ダートな痩せ尾根を乗り越え、狭い山頂着。山頂はハイカーでにぎやか。
北〜西の展望が開け、山頂下のつなぎ岩からの展望が良い。小滝林道へ下るコースへ。一般コースと思いきや
痩せた岩尾根をヒヤヒヤ通過、コースを間違えたかと思う。名勝:笠岩も変哲なく、展望も良くない。
しばらく進むと、左に降る木段が現れる。以前は整備されていたようだが荒廃しており、利用者は少ないようだ。
山腹を巻くように水平に進んだ後、急斜面を下り切ると小渓流に出、しばらく先で舗装道の林道に出る。
見所、面白味のないコース。駐車場へ戻り、車で滝見物へ。山門前で駐車したが鳥居前まで車で行ける。
前回、水量が少なくパッとしなかったが、昨日の雨で見事な滝!県下で見た中では一番か。⇒トップページへ
薬 師 峰
急峻な登降、尾根の起伏がシビアだが展望と名瀑が魅力の山 やくしみね 616m 兵庫県福崎町
2008年6月1日(日)晴 8:10野外活動センター→9:20山頂→11:40七種山→12:30小滝林道→13:10センター