日帰り可能な未知の山を探し、この山域の3山(本山、花房山、小津権現山)を車中1泊で登ることに。先月下旬から腹部不調が続き、病院での精密検査の結果異常なし。大分マシになったので先延ばししていた計画を実行。朝6:00出発。北陸道を北上、雪化粧した山並みが見え、積雪はまだないと楽観していたので不安になる。念のためロングスパッツを持参してよかった。木之本ICで降り、国道303号を東進。坂内広瀬で左折、短時間で広々した空地着。元スキー場跡地か。眼前、ゲレンデ跡の斜面。通常、ゲレンデ跡から丁子山を経て登頂、往復するが面白みがないので本周回コースにする。ネットで逆周りの周回を見たが、道のない尾根下降は迷いやすいので反時計周りにする。尾根裾の林道から尾根端A点に適当に取付いたが、急斜面に伐採木が多く難儀。尾根上に出ると、暖傾斜になり進みやすくなる。総じて暖傾斜か中程度の傾斜。雑林帯で雰囲気は良い。木枝がうるさいがひどいヤブはない。樹林越し周辺の山並みの雪化粧が美しい。ひと際目を引く三角峰は蕎麦粒山か。途中から雪が現れ、748m三角点でスパッツ着用。山頂手前から笹ヤブがうるさくなる。順調に進み、山頂から東に延びる尾根上C点に出る。ピンクテープが現れ、通常コースの誘導テープのよう。一安心。通常コースの踏み跡上はヤブが薄いが、踏み跡が分からず適当に進んだため笹ヤブに難儀。山頂まで意外に長く、ヤブをかき分けようやく到達。樹林とヤブ中、展望はない。三角点と山頂表示の周りだけ刈り払われている。帰路はテープを追いながら下降。丁子山まで来ると、思いがけず雪面に足跡あり。総じて急斜面を小さくジグを切りながら下降を続ける。ゲレンデに近づくと誘導が不明瞭になり、ススキ原中、縦横に走る道を適当にたどり、駐車点に近い所に出る。先に下った踏み跡の人に遭う。ゲレンデから登る場合、登山口表示などなく、自在に登れるので誘導テープに遭うまで手間取りそう。本周回コースがお勧め。もっと積雪のある時期に登るのが正解の山。⇒トップページへ |