湧谷山から下山後、国道303号から417号へ。渓谷沿いウネウネ走る。こんな所にまで立派な道を通す技術に感服。ガソリンが減り心配。夕食も仕入れたい。登山口近くの集落で買えないかと期待したが、集落手前の分岐で国道を直進したため店舗に遭わず(帰途、国道下の枝道を通ると、観光施設の売店あり)。ドンドン橋を渡り直進、林道に入ってすぐ登山口表示あり。3台程駐車可の空地があるが車中泊するには侘しい。すぐ南側一帯、観光施設跡地のようで広い駐車場あり。そちらへ迂回。外灯もある。レトルト食品で夕食後、地図を見ようとして探すが見当たらず。家に残してきたコピーを写メで送ってもらう。19時就寝。普段使用の寝具をそのまま持参したが寝付けない。厚着し、厚い掛布団に毛布も掛けるが寒い。3:30起床。車が霜に覆われている。モチ2個入り汁粉の朝食後、出発。近くに落していた地図発見。腹具合の不調が再発、ムカムカする。ヘッドランプ頼りに進む。一帯自在に歩け、落ち葉で登山道が分かりにくいが、木段やロープがあり、余り迷わずジグザグに登り続ける。6時過ぎ明るくなる。前半安気に進めるが後半痩せ尾根になり、特にA点辺りから急な痩せ尾、険しい個所に積雪もあり、気を抜けずゲンナリ。ガイド本では往路2時間強、楽観していたが山頂まで遠い。嫌気が差してきたころ、山頂手前のB点に出、思わず歓声!いきなりさえぎるもののない素晴らしい展望!それまでの不快感が吹き飛ぶ。眼前の小山が本山。はやる気持ちで山頂へ。三角点はあるが山頂表示がないのが不思議。これ程の大展望に恵まれるのはまれ。北面、風格のある山が目を引く。後で調べたら能郷白山か)。遠方の山は白山、御嶽山、恵那山か。遠目のきく好天、富士山を探すが見えず。朝もやの上に周辺の山々。眼前、この後登る予定の権現山。本山~権現山の縦走路に惹かれる。縦走したいが下山後の車道歩きが長過ぎる。登山道のない尾根をたどればうまく周回できそうだが。大展望に満足、往路を引き返す。登りほど難儀せず、早いピッチで下降。予想以上に時間が掛かり、疲労感も強く、権現山登山は断念。帰途、登山口だけ確認。権現山東の小津の登山口ではなく、国道417号線沿いの登山口。南下の場合、新川尻橋を渡って道が急カーブする地点に登山口掲示板あり。2~3台駐車可。⇒トップページへ |