但 馬 妙 見 山
残雪上、樹氷林帯を快歩、短時間で周回 たじまみょうけんさん 1139m 兵庫県八鹿町
 2018317日()曇 8:30大ナル登山口→9:50山頂→11:05名草神社→11:50登山口
関西全域、好天の予報。今週、すっかり春めいた天気が続く。雪解けが進み、林道を走れることを期待。昨年末、大雪後に日畑集落の奥から長い尾根に取り付き、妙見峠下までで時間切れ、登頂できなかった本山へ。妙見蘇武林道から大ナル登山口へ。期待どおり林道に雪はない。登山口手前から路肩に雪があるが走行に支障なし。登山案内板のある登山口に駐車。名草神社方向は除雪されているが、反対方向は一面積雪。林道を南下、地図に登山道のある暖傾斜の尾根を登る予定だったが、駐車点の尾根端も暖傾斜、そこから登る。雪面は固く締まり、アイゼン着用。足を取られる個所はなく、持参のワカンは使わず。しばらく暖傾斜だが斜面が急になる。急登を避け、浅い谷をたどり、傾斜がマシになった辺りで尾根に移る。地図になく、案内板にあるハイキング道をたどっているよう。道標はないがテープあり。総じて暖傾斜のマイルドな尾根、安気に進める。予報に反し、曇天。樹林に遮られ、展望も開けない。深い雪が残り、山上はまだ雪山。思いがけず、一面樹氷の世界!寒気が作り出した自然の妙!拍子抜けするほど短時間でドーム状の山頂着。標柱が雪面から出ていて分かる。物足りず、樹氷に惹かれて奥へ進んでみる。ずっと進みたくなるが引き返す。暖傾斜の尾根伝いに妙見峠へ向かう。テープに導かれ迷わず進める。杉と自然林が混在する雑然とした雰囲気、趣が良くなく、期待外れ。石仏が2体、峠と分かる。名草神社へ暖傾斜面を下る。雪面上、自由に下れるが、つづら折れの広い夏道跡をたどる。前回登りに難儀した斜面を難なく下降。三重塔前に出る。陽が差し始め、陽だまりで気持ちよく昼食。坂を下ると車で来た参拝者と会う。除雪された車道を安気に進み、駐車点へ戻る。昨年末、峠にさえ到達できなかったのに、これ程短時間で周回できるとは。物足りない気分で帰途に就く。トップページ