釈 迦 岳

シビアだが比良縦走の醍醐味を満喫できるコース しゃかだけ 1060m 滋賀郡志賀町

20061015日()快晴 9:00JR北小松駅→10:25寒風峠→12:20山頂→14:00イン谷口→14:40JR比良駅

関西全域快晴の予報、展望の良さそうな比良の主尾根を縦走。夏に北部のリトル比良を縦走、その続き、寒風峠から
本山を目指す。いつも利用の神戸駅発7:16の湖西線直通新快速に乗車。ハイカーが湖西線各駅で下車、北小松でも
数人が下車。駅からまっすぐ20分で登山口着。分かりやすく、車道歩きが短いのが良い。揚梅滝見物の遊歩道から
滝見台へ。遊歩道沿いの渓流や滝は期待したほどではない。滝見台から見る滝が一番。前回、縦走後だったためか
シビアに感じた下りだったが、登ってみると中程度の傾斜、大したことはない。峠手前の渓流、樹林、湿原の趣が
とてもよい。道がやや不明瞭、要注意。変化に富む良いコース。峠からヤケ山へ登ると、北側、蛇谷ヶ峰〜地蔵山へ
奥比良の連なりの展望が大きく開ける。同じ電車から降りた女性グループと同時に登頂。かしましさに押されるように
先を急ぐ。ヤケオ山への登りはシビアだが、蛇谷ヶ峰と山麓の田園、リトル比良ののびやかな連なり、琵琶湖
の展望と、高度を稼ぐにつれ展望も大きく開け、苦労しがいがある。ヤケオ山から本山の紅葉し始めた山容が眼前。
この先の縦走路がハイライト!南、堂満岳〜蓬莱山に至る比良主峰が琵琶湖に面してパノラマ状に展開。
山腹の樹林が日差しに輝く。琵琶湖の島々や対岸の山並みが興を添える。比良らしい展望を満喫。山頂は、樹林の
中の平坦地、山頂標示と石積みがなければ縦走路の途中という感じ、見落としそう。堂満岳まで縦走するか迷うが、
また来れる山、無理をせず大津ワンゲル道を下る。ブナなど趣の樹林帯を抜け、超急傾斜の下り。地図に危険マーク、
道標にも難路とある。確かに足を踏み外すと大事に至る。気を抜けず、慎重に下る。次第に暖傾斜になる。後半は、
楽チンの暖傾斜、その変化が面白い。いずれアプローチが長くシビアなコース。駅へ向う車道から振り返り、
比良主峰の屏風状の展開を一望。⇒トップページ