雪の急斜面で苦闘の末、素晴らしい山上に立つ するがみね 1054m 兵庫県朝来市
 2017225日()曇×晴 8:10登山口→10:25林道→12:00大杉山12:55山頂→16:45登山口地図
好天の週末、勇んで雪山へ。10年前に登り好印象だった本山へ。前回は谷筋を登り詰め、4時間強で登降しているが、積雪期の谷は避け、尾根を登ることに。地図を精査するが暖傾斜の尾根が見当たらない。どのコースにするか現地で判断することに。播但道:朝来ICで降り、県道70号を快走。八代坂トンネルを抜けようやく沿道に雪。建屋で道標に従い餅耕地へ左折、集落を抜け、林道入口の鳥居辺りの路肩に駐車。雪と倒木で車はここまで。登山コース案内板あり。沢沿い林道を進む。10分で沢が2分。無雪期は左の沢沿いに進むが、沢を2分する尾根を登る。山神社で無事を祈念。雪解けで水量の多い沢を渡渉、尾根に取り付く。予想以上の急傾斜、木枝頼りに登り続ける。幸い茂みはない。途中から雪面になり、スノーシュー着用。途中平坦地に出、左の小沢沿いに登る。獣除けネットフェンスがあるが所々雪で押しつぶされ、障害にならず。再び急斜面の登り。右下の広い谷の方が登りやすそう。雪崩の不安がなければ谷筋も良いか。予定通り、林道が急カーブする地点に出る。林道を北進、暖傾斜の北東尾根を登るか迷うが、大杉山へ直登する眼前の急斜面を登る。後半、一層斜面が急になり、あがき登る。ヘトヘトで北東尾根に出る。雪面が固く締まって歩きやすい。樹林の趣も良い。短時間で大杉山登頂。北面の展望が開け、妙見山〜氷ノ山、県北の名山を一望。本山への稜線漫歩、素晴らしい雪山世界!樹氷のプロムナード。山頂から顧みる大杉山が美しい。満足、往路を引き返す。急斜面の下降を避け、まだましそうな右下の広い谷へ下降。急斜面を降り続け、無事林道に降り立つ。短時間で往路へ戻る。最後の激下り、木枝に助けられ無事降り立つ。⇒トップページ