摺 鉢 山 |
自然林と静けさに包まれた比良の穴場 すりばちやま 1006m 滋賀県大津市 |
2015年7月12日(日)曇→晴 8:00中谷出合下登山口→10:25葛川越→10:50烏谷山→11:15山頂→11:55奥ノ深谷登山道→13:05金糞峠→13:45堂満岳→14:35荒川峠→15:45登山口 |
以前は好天であれば土日連日山行も当たり前だったが、最近は無理を感じる。昨日の山行疲れが強かったが、夏山山行に備え、連日長時間山行。比良の未踏コースにチャレンジ。名神:京都東ICから湖西道路へ。滋賀駅でトレイ借用後、登山口へ林道を走る。登山口まで舗装道で駐車スペースもあるが少し手前で駐車。荒川峠への水平道を進み、登山道が登りに転じる地点が大岩谷への分岐。谷を見下ろしながら明瞭な道をたどる。崩落個所2か所、ロープあり、無事通過。沢へ緩やかに下り、沢中を進む。水量多く、遡行できるか不安。靴を濡らしながら水流を避けて進む。やや荒廃した感じの雑然とした沢。小滝にぶつかる。沢靴なら直登できそうだが、左の岩場にある古いロープに身を委ね何とかクリア。水流もおとなしくなり、緊張感が薄らぐ。ペンキマークやテープを手掛かりに沢から出たり戻ったりしながら登り進む。比良山系で馴染みのレスキュー掲示板が現れ、道も明瞭になる。程なく縦走路に出る。短時間の登りで烏谷山頂着。予報に反しガスに閉ざされ、視界なし。縦走路への進路の方が分かりにくく、山頂から分かりやすく伸びる道が本山への道。自然林中、暖傾斜の道が延びる。平坦な疎林中、山頂表示あり。雰囲気が良い。奥ノ深谷へ下る。しばらく踏み跡とテープをたどれたが、急斜面の下りで見失う。大きく進路がずれないよう用心しながら降り続ける。なかなか登山道に出ず、不安になってきたころ、ハイカーを見る。登山道を水平移動、短時間で沢の渡渉点に出る。昨日来の疲労に蒸し暑さからくる気だるさ、切り上げて早く下山するか迷うが、金糞峠へ向かう。雰囲気の良い渓流沿い、清涼感のあるコース。天気好転、展望を期待して堂満岳を目指す。疲労感に耐え頑張り登る。堂満岳北面の崩壊が荒々しい。灌木中を抜け出ると、いきなり山頂。積雪期との様子の違いに驚く。琵琶湖対岸の島影が見える程度。巻道へ下り、順調に荒川峠着。峠からすぐに下山路になると思いきや、しばらく暖傾斜の尾根道を進み、下山路道標のある地点に出る。浅い谷沿いの斜面をジグザグに下り続ける。降り切って、水平道になってから長く感じられる。脚力の衰えを痛感させられる最近だが、連日長時間山行できたことが少し自信になる。⇒トップページへ |