好展望の山上漫歩を楽しめる秀峰 そうがたけ 1855m 富山県魚津市 
2013923日()晴 4:25登山口→6:15伊折山→7:00成谷山→8:20山頂→11:45登山 
知らない山だが地元の名山のよう。登山口が300名山:毛勝山登山口と近接、併せて登ってみることに。予報も晴天。昨夕、軽四バンが前に駐車。埼玉の人。退職後、気ままに車旅、山行を楽しんでいる様子。昨日、剣〜大日岳縦走とのこと。そんな旅をしてみたい。車中泊2日目、疲れているのに安眠できず。携行食品に飽き、食欲がない。おかゆとパンを食べ、月明かりの中、出発。登山口に道標あり。尾根上に出るまで急登続き。ヘッドランプを点け、足元に用心しながら登り続ける。吐き気がして気分が悪く、足取りも重い。30分おき位に休む。ロープを掴み、あえぎ登る。ようやく1370m伊折山着、急登から開放される。木枝に掛け、一息つく。一転、暖傾斜の登りが続く。体調も上向き、休まず進める。道中の灌木の趣も良く、赤、黄の実が沿道を彩る。すっかり秋モード。順調に1600m成谷山着。開けた平坦地から本山の穏やかな山容。気分も明るく、見え続ける山頂目指す。沿道、リンドウが目立つ。開放的な尾根上、視界が開ける。昨日より晴天なのにもやって展望がすっきりしない。昨日登った毛勝山は雲に覆われ、残念。昨日見え続けた駒ヶ岳もシルエットだけ。ボンヤリながら魚津市街が航空写真のよう。山頂から西へ伸びる高原状の尾根、秋色に彩られ優美。気持ちよく広場状の山頂に出る。立派な大石碑あり。何と、眼前大きくせり上がる駒ヶ岳へ向け道が延びている!手持ち地図には、残雪期しか登れないとあるのに。本山の値打ちが下がったよう、気抜け。往路早くに自分を抜いた若者は駒ヶ岳を目指したのか。白馬〜朝日岳の展望が良さそうだが、ガスって見えない。物足りない気分で、往路を引き返す。暖傾斜の下りは楽。結局、毛勝山は見えないまま。伊折山からの下りは、往路思った以上に急。ロープ頼りに懸垂下降のように下り続ける。登ってきた人に、2002年、2002m駒ヶ岳への道が開かれたと教えられる。下山後、帰宅を急ぐ。幸い渋滞はなく、400キロ以上走り続け、神戸の自宅に夕6時着。⇒トップページ