毛 勝 山 
急登続きのシビアな山だが展望の素晴らしい300名山 けかちやま 2414m 富山県魚津市 
2013922日()曇×晴 4:40登山口→6:201479m三角点→7:55池沼帯→9:00本山基部→9:45山頂→14:55登山口 
貴重な3連休、天気がやや不安だが、300名山を目指す。以前は残雪期、雪渓を詰め、急峻な雪壁を登る難関の山。ネットで尾根道ができていることが分かる。前日、9時半に神戸の自宅発、連休の渋滞に遭う。北陸道:魚津ICで降り、県道52号から132号を南下。片貝川沿い発電所を見ながら走る。途中からダート道。ダンプカーと対向。片貝山荘は気づかず。林道が直進と、川を渡る方へ分岐する手前に車数台駐車。意外と登山者が多いよう。車中泊の平坦地を求め、少し戻り、広い路肩に駐車。登山口を下見。小橋を渡り、林道を緩やかに登る。右に大堰堤を見て、道が左へ急カーブ。少し進むと、右へカーブ。そこに登山口。テープ、小道標あり、すぐ分かる。小橋手前に僧ヶ岳への登山口。3:30起床。尾根上に出るまで急傾斜の登り。暗がりの中、ヘッドランプ頼りに夢中で登り続ける。後続者に抜かれる。5時過ぎ薄明るくなる。40分で尾根上に出、暖傾斜になるがじき痩せ尾根の急登が続く。原生林のような樹林帯、深い自然を感じる。時々、眼前に見え続けるは、駒ヶ岳か。笹が刈り払われ予想以上に整備されていると思ったら、地元山岳会の人か数人が刈り払い作業中。2000m付近で開けた暖傾斜地に出る。小池と岩を配し、桃源郷の趣。背景に駒ヶ岳。2151m点まで登ると、本山が威容を見せる。気持ちの高鳴りとシビアな急登の予想が交錯。開けた高原状地、本山へ伸びる道を高揚した気分で進む。眼前、ウドノ頭〜西谷ノ頭か、特異な山稜。鹿島槍〜白馬〜朝日岳の長い稜線を一望。本山基部から急峻な登り続き。あえぎあえぎ登る。最後の正念場。登り切ると、遮るもののないドーム上、大展望!眼前、毛勝三山、釜谷山〜猫又山。三角点と小石仏を見て、先へ進むと、休憩、展望に絶好の暖傾斜地。念願の剣、山頂部がガスに閉ざされ、残念。小休止、去ろうとすると、ガスが晴れる!双耳峰の鹿島槍〜五竜岳。展望に満足、往路を下る。後発の人たちがあえぎあえぎ登ってくる。白馬岳が一層よく見える。夢中で登った前半の急さを改めて確認。下り切った登山口辺りの樹林帯の雰囲気が良い。杉などの巨木も目にする。下山後、橋の脇から趣の良い片貝川河原に降り、人目につかない所で水浴び、開放感に浸る。⇒トップページ