白 髭 岳
 自然林の雰囲気が良いが、痩せ尾根の起伏が続く気を抜けない山 しらひげだけ 1378m 奈良県川上村
 20191117日()晴 8:40東谷出合9:15尾根上→10:20ショウジ山→11:15三角点切原→12:351222m点→13:15山頂→14:20小白髭岳14:45東谷下山口16:05東谷出合地図
先週末は仕事に追われて山行できず。一段落着いた好天の週末、9年ぶりに本山へ。前回、東谷から登り、神之谷へ下ったが、ガイド本紹介のきれいな周回コースへ。東谷出合の空地にはロープが張られ駐車禁止。林道端に駐車。先行車1台。林道を少し進み、小橋を渡った所に作業道入口あり。道標はない。明瞭な道、急斜面を小さくジグを切りながら登る。上部で道が不明瞭になるが、植林中、ヤブはなく自在に登る。支尾根上に出、一息つくが急登が続く。主尾根上に出、暖傾斜になる。伐採後で雑然とし風情なし。道は不明瞭だがテープ多く、尾根も明瞭で迷う恐れは少ない。テープが現れないとコースアウトしている。984m点にショウジ山道標あり。樹間に本山鋭鋒が見える。登山地図にはモノレール軌道沿いの直登コースあり(地図ピンク線)。尾根上、緩やかな起伏、安気に進めるが植林帯で風情が乏しい。1131m点手前から自然林になり、山頂まで続く。1131m点に三角点と切原の小表示あり。進路を北に変え、痩せ尾根の起伏が続き、気を抜けない。前方に本山鋭鋒がそびえる。紅葉は期待外れ、写真を撮れない。1222m点から山頂までは尾根が広くなり、雰囲気が良い。難なく登頂。三角点と今西錦司氏の立派な登頂記念碑あり。西方、普賢岳、北方、明神平方面、南面、通過した尾根越し大台ケ原方面のシルエットを展望。山頂から小白髭岳まで痩せ尾根の急下降が続き、ロープなど手掛かりに用心しながら下り、気疲れする。東谷への下降路は、前半、植林中、急だが歩きやすいジグザグ道。後半、谷沿いのダート道。途中、水場と直瀑の滝あり。2回ほど小沢を渡渉。下り切り、ダートな林道を少し歩き、出発点に戻る。難路の小白髭〜山頂間を往復するより、本周回かショウジ山へ直登し、周回する方が良い。⇒トップページ