白 神 岳
ブナ林帯の長い尾根歩きを経て笹原の山頂へ しらがみだけ 1232m 青森県深浦町
2025103日()晴×曇 2:45登山口→3::35二股分岐A→5:10蟶山分岐B→7:00大峰分岐C→7:25山頂→9:35蟶山→11:05二股分岐→11:55登山口地図
前日、秋田の森吉山から下山後、日本海の海岸線に沿って国道101号を北上。神戸からはるばるみちのくまで来た感あり。夕暮れた中、登山口大駐車場着。他に1台駐車。駐車場の少し上に立派な休憩舎兼トイレあり。きれいな洋式水洗トイレ、車中泊しやすい。休憩スペースもマット・寝袋があれば仮眠できそう。所要10時間と予想、早々に寝、2:00起床、準備でき次第出発。短時間車道を進み、旧登山口着。登山道、道標はよく整備され、ヘッドライト頼りに不安なく進める。今年は熊が人里に出没、人を襲う事故があちこちであり、熊との遭遇が懸念され、鈴を鳴らしながら進む。しばらく暖傾斜の道。ほどなく二股コースとの分岐着。二股コースは通行止めではなく通行できるよう。分岐からしばらく山腹の道を緩やかに登る。最後の水場を過ぎると急登が続く。蟶(まて)山分岐に出ると、ブナ林帯の長い暖傾斜の尾根歩き。あこがれの白神山地西端の山、見事なブナ林を期待していたが変哲なく期待外れ。明るくなってきた中、淡々と歩き続ける。短い急登をこなし大峰分岐に出ると、暖傾斜の笹原。前方に建物、山頂部が見える。短時間で避難小屋・トイレ舎着。山上でこれほどきれいな施設を見るのは初めて。特に下界同様の洋式水洗トイレには違和感を覚えるほど。平坦路を少し進むと山頂。周辺の山並みが少し見える。予想より早く順調に登頂できた半面、やや物足りない思いで往路を引き返す。山腹越し日本海の海岸線が見える。登ってくる数人と会う。蟶山へ寄ってみる。展望はないがブナ林のただ中にいる感じが良い。二股で休憩中、ベテラン風地元男性と少し話す。何度も来ている人で二股コースにするか迷っている。寝袋・マット持参で避難小屋泊とのこと。だれでも泊まりたくなるような小屋。世界遺産指定地のため手厚く管理されているのか。一句「虫の音に星空仰ぎブナの山」⇒トップページ