四 方 草 山 |
鈴鹿南部の未踏尾根を周回 しおそやま 667m 滋賀県甲賀市 |
2022年12月18日(日)晴×曇 9:05駐車点→9:55縦走路→10:30三子山T峰B→11:35山頂D→12:00霧ヶ岳E→13:00安楽峠H→13:40駐車点(地図) |
先週、ベンケイ、臼杵ヶ岳から三子山へ縦走するつもりが時間不足で安楽峠で切り上げる。その果たせなかった部分を縦走する。新名神:甲賀土山ICで降り、国道1号を東進、中山で左折、先週と同じ路肩に駐車。車道を少し戻り、東海自然歩道の道標に従い南下。林道分岐点には道標あり。最後の道標Aで林道が左右に分岐。林道間の尾根端から登り、程なく縦走路上に出る。すぐ先に送電線鉄塔あり。三子山の名のとおり短い間隔でV、U、T峰と続く。T峰から山頂に向かうにつれザレた急斜面の痩せ尾根となり、気を抜けない。難所にはロープあり。縦走路は総じてザレた痩せ尾根、高低差は小さいが急な登り下りの連続で、安気に歩ける暖傾斜や平坦路はほとんどない。道はよく歩き込まれており、要所には道標、テープがあり、迷わず進める。全国的に寒波到来、尾根上、強い寒風にさらされ、雨具でしのぐ。北方は雪模様だが鈴鹿の山々も雪化粧。振り返ると冠雪の高畑山(写真)。山頂南峰Cで東〜南の展望が大きく開け、眼前、樹氷の灌木越し明星ヶ岳(写真)。幸い南面は北風が弱く、やっと気を緩めて軽食休憩。その先の山頂には立派な山頂表示と三角点があるが縦走路の途中という感じ、展望もない。この辺り浅い積雪があり、急斜面を慎重に通過。霧ヶ岳手前から冠雪の鈴鹿の山並みが見える。霧ヶ岳は縦走路から少しはずれた樹林の中。錐ヶ岳Fから大峠Gへの下降路も急で険しい。大峠から急な登り返し、小ピークから緩やかに下り、無事、安楽峠H着。山間の車道を安気に下り、山女原集落を過ぎ、駐車点へ戻る。時間的にやや物足りない山行。前回計画したように三子山〜安楽峠〜ベンケイと縦走する周回コースがよい。ただ、前回はベンケイから南下する計画だったが、難路が続く三子山から北上する方が良い。先週、行き帰りに山女原でサルの群れを見たが帰途車中からサルを見る。こんな開けた感じの山里にサルがいるのが意外。一句「風強く雪煙舞う峰の上」⇒トップページへ
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