志 方 城 山
2014年1月11日(土)晴 14:10駐車場→14:20旧登山口→14:40山頂→15:40駐車場
たつのの大蔵山から下山後、往路を戻る。加古川バイパス:加古川西ランプから県道43号を北上。志方東小前で城山公園の道標に従い右折、左に注意しながら進み、道標に従い、枝道へ左折。少し登ると、公園駐車場あり。山頂下まで車道が延びているが、鉄柱で侵入できない。先日放映開始のNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」にゆかりの地として新しい案内板が設置されている。歳を取り、歴史小説好きになる。黒田官兵衛のことは読み知っており、ドラマには関心なし。今読んでいる「悪党の裔」(北方謙三)が面白い。主人公:播州の覇者:赤松円心の四男の居城跡。スニーカー、空身で緩やかに車道を登ると、旧登山道入口あり。いきなり巨岩:毘沙門岩あり、ロープで上れるがパス。急斜面をジグザグに登り、一頑張りで山上城跡に出る。一帯、段差のあるテラス状地。石垣は余り残ってないが、いかにも山城跡。小ピークが二つあり、一つは外周に多数の小石仏を配置、八十八か所巡りができる。展望が開け、冬枯れの権現池が絵になる。石仏を拝顔して回った後、隣の高みへ。平坦な広場に「赤松城址」の大石柱。案内板には「志方の城山」とある。老夫婦がベンチで語らっている。城跡巡りの道標に従って周辺を一巡。井戸跡や堀割跡が残っている。整備された広い本道を下らず、「空の径」とある方へ進む。パラグライダーサイト、遮るもののない展望に恵まれる。西南方、高御位山方面の山並み、夕日に輝く播磨灘。播州の地を一望。城山として最適の地か。急な山道をどこへ下るか案じながら下ると、本道に出、すぐに車道終点広場に降り立つ。物足りない思いで車道を下る。山城跡巡りが好きな人にはお勧め。⇒トップページへ