七 面 山
長い参道歩きを経て静かな樹林帯中の山頂着 しちめんざん 1989m 山梨県早川町
20211022日()曇×小雨 8:05表参道登山口→11:25敬慎院→12:30山頂→13:25敬慎院
16:00登山口
地図
笊ヶ岳登山口:広河原のテント場を4:30発。下見しておいた渡渉点を渡れず、裸足で渡渉。難所のある渓谷を高巻く道をヘッドライト頼りに戻る。明るくなったころ無事老平の駐車場着。小雨に山行意欲低下。疲労も強く、温泉に入り一日休養を思案。近くの温泉へ行くが休業中。とりあえず登山口まで行ってみる。県道37号を東進、郵便局前で右折、表参道への殺風景な枝道を走る。登山口近くで行止り。登山口が分からずとまどう。上方に見える建物の方へ歩いて行き、登山口発見。地図A点で右上へ延びる車道を進むと参道入口着。駐車場、きれいなトイレ、山門等あり。数台駐車。雨も小止み、登ることに。整備された広い砂利の参道がジグザグに続く。登山口標高500mから敬慎院1700mまで標高差1200m、一本調子の参道を延々登る。沿道、ベンチと宗教めいた教訓が多数、等間隔で3か所に休憩所あり。近くの身延山と並ぶ日蓮宗の聖地。早い時間なのに下山してくる人がいる。後で気づいたが、皆ハイカーではなく、山上の宿坊に泊まり、朝のお勤めを済ませた本山詣の信者たち。前半、杉木立、後半自然林の趣が良くなるが紅葉は少ない。断続的に小雨になり雨具着用。ようやく山上の山門着。鐘楼前で道標に従い山頂への道へ。富士山遥拝所から晴天なら正面に富士山が大きく見えそうだがガスって展望なし。荷物運搬用リフト建物前の広場の奥に道標あり、山道になる。鹿数頭がいる。コメツガ?林帯の中、暖傾斜の歩きやすい道が続く(写真)。一帯の雰囲気は良い。ハイカーはおらず静か。山頂に近づきしばらく登ると、開けた山頂広場着。樹林に囲まれ展望はないが雰囲気は良い。休憩後、往路を戻る。ナナイタガレの崖縁に近づかないようロープが張られているが行ってみる。ガスって近くしか見えないがガレた急斜面。敬慎院に参拝後、長い参道を黙々下る。宿坊泊の人たちが登って来る。相当の高齢者もおり、信心に頭が下がる。時間があれば表参道往復より裏参道も通る周回コースがよい。⇒トップページ