至 仏 山
燧ケ岳とともに尾瀬のシンボル、日本100名山 しぶつさん 2228m 群馬県片品村
2023726日()晴 1:45山の鼻小屋→4:35山頂→6:15悪沢岳分岐A→7:25鳩待峠→8:25山の鼻→9:30牛首分岐A→10:20東電小屋→14:15御池地図地図地図地図
前日、燧ケ岳から下山後、尾瀬ヶ原を通過、山の鼻小屋泊。1:00起床、準備でき次第、出発。余分な荷物は宿に残していく。暗い中、ヘッドライト頼りに登り続ける。燧ケ岳と比べぬかるみが少なく歩きやすい。一本調子の急登が続く。樹林帯を抜け、満天の星空を見上げながら登るのは独特の雰囲気。上部は石ゴロゴロだが木段が整備され難儀せず登り続ける。燧ケ岳後方が茜色に染まり、尾瀬ヶ原は雲海の下。順調に登頂、ほどなく燧ケ岳右肩から日の出(写真)。思いがけないご来光に感激。軽食後、下山路へ。小至仏山辺りまで岩稜で歩きにくいが色々な草花の彩り、特にナデシコの群生が目を引く(写真)。悪沢岳分岐を過ぎると、暖傾斜の木道が続き、下山を急ぐ。ぽつぽつ登って来る人がいる。予想より遅れて鳩待峠着。ハイカーが数人。ここのトイレも水洗できれい。尾瀬のトイレはどこもきれい(使用料1回100円)。峠から山の鼻への下山路は予想より暖傾斜の木道。後半はほぼ平坦。山の鼻小屋へ寄り、荷物と弁当を受け取り、御池目指して出発。振り返り本山を見納め(写真)。牛首分岐から東電小屋の方へ。適当に休憩し弁当のおにぎり2個食べる。前方に燧ケ岳(写真)。尾瀬には300名山影鶴山があるが環境保全のため登山禁止となっているよう。残雪期に登る人がいるようで、東電小屋裏の尾根端から取り付けそうか見てみるが道はなさそう。さすがに疲れが出てきて御池までの歩きが長く感じられる。幸い緩やかな起伏で歩きやすい。燧ケ岳北麓で湿原を幾つか通過。趣の良い湿原もある(写真写真)が疲れ切って感動が鈍っている。最後の湿原で鬼百合の群生を見て御池の駐車場へ無事帰還。一句「星空を見上げて登る尾瀬の山」⇒トップページ