燧 ヶ 岳
尾瀬のシンボル、東北の最高峰、日本100名山 ひうちがたけ 2356m 福島県桧枝岐村
2023725日()晴 3:40御池駐車場→7:10三角点山頂(俎ー)→7:45山頂(柴安ー)→10:50見晴→12:10牛首分岐A→13:10山の鼻小屋(地図地図地図
前日昼前に荒海山から下山後、国道352号で桧枝岐へ。道の駅で温泉入浴、牛丼の昼食後、御池へ。桧枝岐から13km、約30分で大駐車場着。平日で駐車は少ない。隣接の御池ロッジにキレイなトイレがあり助かる。登山口は駐車場の奥にある。2:30起床。パンの朝食後、出発。暗い中、大石ゴロゴロのぬかるんだ道の急登が続く。4:30頃には薄明るくなる。広沢田代の湿原に出ると、一面黄花を敷き詰めた別天地。彼岸の世界もかくやと思わせる。気分よく進めるようになり、熊沢田代まで来ると、本山が姿を見せ(写真)、気分が上がる。赤とんぼが飛び交う中、急登をこなし、山頂着。快晴下、360度の展望に感激。眼下に尾瀬沼(写真)。登路だれにも会わなかったが若者に追いつかれる。向いの最高点、柴安ーへ。眼下にあこがれの尾瀬ヶ原(写真)、眼前に平長な平ヶ岳(写真)、他にも名山が見えているが自信をもって山名同定できない。大展望に満足し下山にかかる。しばらくは普通の道だがじきにぬかるんだ泥濘となり、2合目辺りまでも続く。これほどひどいとは思わず、登山道としての利用に無理を感じる。何人か登って来る人と会うが皆難儀している様子。見晴の山小屋まで下り、人心地着く。併設の公衆トイレは水洗でとてもきれい。軽食後いよいよあこがれの尾瀬ヶ原へ。予想通りの大湿原。期待したほど花はないが吹き渡る風が心地よい。平日で人も少なく気分よく木道を進み続ける。池沼があるといよいよイメージの尾瀬らしい(写真)。スイレンのような小花が咲いている(写真)。前方の至仏山へ向かって進み続け(写真)、案じたが予想より早く山小屋着。対応は良く、風呂もあり、食事は豪華でトイレも水洗、民宿並み。ただ、料金も2食付(朝は弁当)12300円。他の客は高齢の4人グループだけ。明日の早立ちに備え、夕食後間もなく就寝。他の客の声が耳障りだったがいつしか寝込む。一句「高原に風吹き渡る尾瀬の夏」⇒トップページ