三 ノ 丸 |
雪原、疎林の趣、大展望が素晴らしい山 さんのまる 1464m 鳥取県若桜町 |
2023年2月12日(日)晴れ 8:30駐車場所→10:20標高700m鞍部B→12:00標高1100m林道C→13:30山頂D→14:35林道C→15:35鞍部B→16:20駐車場所(地図、地図) |
好天が続き、道路の不安が少なくなり、好天の予報に氷ノ山方面まで遠出。一昨年夏、家の谷川を遡上、林道Cに出て、家の谷川西尾根を下降したが樹林の趣が良かったので再訪し、さらに本山まで足を伸ばすことに。中国道:山崎ICから県道29号を北上。北上するにつれ路面に雪はないが路肩の雪は増え、戸倉峠辺りでは雪の壁。やはり今年は積雪量が多い。落折集落内の消防団倉庫横の駐車場に駐車。通りがかりの人に駐車の了解を得る。林道入口からスノーシュー着用。獣害除けの柵があるが施錠はされていない。平家落人潜伏の洞窟見物に来た人と会う。雪に足を取られ戻ってきたという。少し歩けば着けると先導する。それらしい岩場を勘違いして教え、その人と別れて進むと案内板のある洞窟着。その先の小橋を渡り、少し進めば最低鞍部Bに直登できるが渡渉を避けるため、洞窟の所から尾根に取り付く。少し登ると作業道に出る。ジグザグに少し登ると林道は途切れる。そこから急登。尾根直下は相当の急傾斜。難儀してようやく尾根上に出たが、最低鞍部まで痩せ尾根の急下降に難儀。予想以上に時間を取られ、山頂まで行けるか心配。最低鞍部からは急登はあるが難所はなく、先を急ぐ。標高1000m辺りでブナなど自然林の趣が良いが期待したほどではない。正午、地図にはない標高1100m等高線沿いの林道に出る。ここから広いドーム状地となり、無雪期は下山時迷いそう。植林中を緩やかに登り、標高1200m辺りで開けた雪原に出る。先行者の足跡のない雪原を気持ちよく進むと、疎林の趣がよい(写真)。標高1350m付近から山頂方向を望む(写真)。次々とハイカーが降りて来る。スキーヤーもいる。踏み跡も多くなる。わかさスキー場から往復か。時間切れで登頂を断念しかけるが登り続けると少し先に山頂避難小屋や展望台が見え、何とかぎりぎりの13:30登頂。素晴らしい展望(写真:扇ノ仙方向)だが山名同定している暇はなく、下山を急ぐ。1時間で林道まで戻り、さらに1時間で最低鞍部着。かなり急斜面だが往路の斜面よりマシ。それ程難儀せず短時間で河原まで下り切る。雪融けで水量が多く、靴を濡らさずの渡渉は難しく、スノーシューを履いたままエイヤと渡る。少し靴中に浸水。短時間で駐車場所へ戻る。一句「午後の陽に木々の雪とけ降りかかる」⇒トップページへ
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