大 塔 山
 法師山へ大縦走、山歩き堪能の大周回コース おおとうさん 1121m 和歌山県田辺市
2016430日()快晴 5:00法師山登山口→5:50大塔山登山口→6:40905m峰→7:55山頂→9:15905m峰→12:35法師山→14:35法師山登山口
前日、三ツ森山から下山後、県道219号を西進、山奥へ伸びる舗装道を安川沿いウネウネ走り、宗小屋橋T字路で右折、すぐに法師山登山口着。道標あり。広い路肩で車中泊。パンとバナナで夕食を済ませ、暗くなると同時に寝込む。寝袋だけでは寒く、寝返りを打ちながら4時起床。モチ入り味噌汁で朝食後、出発。すっかり明るい。幸い昨日の疲労感は少ない。新緑の山間を気分よく進む。宗小屋橋から未舗装だが路面の状態は良い。牛鬼滝の表示を見て少しでマイナーな尾根コース登山口あり。朽ちた道標にロープ必要とある。林道が分岐、橋と道標の見える右下へ。広い駐車場あり、テント泊に最適。堰堤側へ進み、尾根に取り付く。総じて急登続き。道は比較的明瞭。50分で主尾根上、905m点に出る。先のマイナーコースへの分岐点を経て一ノ森ピークに出る。展望なく変哲ない。下り切った鞍部は雰囲気が良い。シビアな登り返しを経てドーム状山頂着。何と、平坦で見晴らしの良い山頂部は頑丈なネット柵で囲まれ、まるで檻の中。360度の展望も金網越し。南面、未知の山並みが太平洋まで続く。興ざめな思いで柵から出、柵が低くなった斜面から何とか法師山方面を展望。905m点へ引き返すころには疲労感が出てくるが、時間的には法師山への大縦走ができそう。道標はないが、地図と磁石を頼りに縦走路へ。いきなりの激下り、激登りに面食らう。ロープに助けられクリア。その後、これ程のアップダウンはない。道は予想より良く、進路は比較的明瞭。自然林の疎林中、気持ちよく進める。途中、南面の展望が開けるのも良い。今日も強い寒風にさらされ、一時雨具着用。縦走の所用時間が心配だったが順調に進む。道中、アケボノツツジの彩り。ようやく法師山登山口からの道に合流。山頂までは暖傾斜、樹林中、気持ち良く進める。山頂に抜け出ると、前後して登頂した人達でにぎやか。360度の素晴らしい展望。眼前、大塔山の双耳峰。紀南の山並み、山名同定できないのが残念。下山路は道・道標が整備され、快調に下り切る。南紀の関西百名山:大塔山〜法師山大縦走に満足。トップページ