半 作 嶺
 心して掛かる必要のある未整備な周回コース はんさみね 893m 和歌山県田辺市
2016429日()快晴 9:25城戸バス停→11:40山頂→12:35半作峠→14:15三ツ森山→15:55野山谷林道登山口→16:55城戸バス停
3月から決算期で多忙、ようやく一段落つき、連休初日久しぶりの山行。1泊2日で南紀の関西百名山へ。自宅6時過ぎ発。阪和道を南下。高速が伸びており、南紀田辺ICの次のICで降り、国道42号から311号へ。県道219号への分岐に要注意。山間の219号を西進、一旦国道371号に出、短時間で再び219号へ。城戸バス停前の空地に駐車。楽観に反し、登山口探しに迷う。コンクリート工場前から山へ向かうが、道標など全くない。たまたまいた地元の人に教示されるが不審がられる。この直登コースは、登山道としては未整備、山仕事の人しか入らないよう。鹿除けネットを開けて入るが進路不明瞭。踏み跡がある程度。幸いブッシュはなく、どこでも歩ける。尾根を外さないように一本調子の急登を続ける。所々テープやNHKの電波設備保守の標識がある。山頂手前にアンテナあり。その先で山頂に抜け出る。展望のない樹林中、不安な思いで登り続けてきたが、一気に明るい陽光の下、展望が開け、安堵感と達成感。狭い岩場上、三角点と山頂表示あり。眼前、三ツ森山の3峰。未知の紀南の山並みが広がる。この先、道が明瞭になり、所々道標もある。半作峠は古い石仏あり、古峠の趣。その先で三ツ森山への小道標を見落とし、明瞭な道をたどり、峠のすぐ下を通る林道側へ下ってしまう。かなり下ってから気づき引き返す。本山、三ツ森山へはこの林道へ車で入り、登るのが無難。道・道標が整備されている。半作峠〜三ツ森山の道はやや不明瞭。3つのピークの急傾斜のアップダウンを繰り返す。安気に薄着で来たが、稜線上、強い寒風にさらされ、雨具着用。三ツ森山頂は切り立った岩場、見晴らしが良いが未知の山々、山名同定できない。花は少ないが所々アケボノツツジの淡いピンク。昔九州の山で見たのが懐かしい。東峰から北尾根を下るが道が不明瞭。ブッシュ化している個所もあり不安。尾根を下り切れるようだが、途中に現れた小道標点から東の林道へ下る。植林中、やや不明瞭な道をジグザグに下り続け、無事、林道に降り立つ。登山口小道標あり。安気に進んでいたら谷川が安川に出合う地点で迷う。何とか安川沿いに進む道へ入り、無事県道に出る。安川の清流沿い、新緑が鮮やか。⇒トップページ