大 寺 山
山麓の史蹟、山頂部の樹林、吉島古墳からの展望が魅力の山 おおでらやま 335m 兵庫県たつの市
2008年11月29日(土)晴×曇 12:25新宮支所→天神山→13:30大寺山城跡→14:10文化会館→14:55新宮支所
南山から下山後、揖保川を挟んですぐ南西に位置する本山へ。新宮総合支所の大駐車場に駐車。天満神社へ。
眼前、本山から378mピークへの連なり。山腹の彩が美しい。大鳥居をくぐり、その先の分岐は右へ。
国重要文化財の神社の右横を進むと、「天神の小路」木製ゲートあり。ジグザグに登り、30分で天神山着。
展望台から新宮の町並みを俯瞰できるが高度感に乏しい。天神山から下り、鞍部に西播磨文化会館への分岐あり。
少し進むと、右に吉島(よしま)古墳への道があるが道標はない。雑林中、山腹を巻くように水平に進んだ後、
谷を詰めるように登る。荒廃した感じ、趣に乏しい。テラス状地に廃寺跡の標示。倒木と雑草が多く、とまどうが、
道標を見つけ、少しの登りで山城跡着。標示がないと気付かない。先の高見の方が高そうだが、ここが山頂か。
この先、樹林と尾根道の雰囲気が良く、気持ちよく緩やかに下ると、尾根突端の吉島古墳着。
南〜西方の展望が開ける。樹林に遮られ、南山をすっきり見れないのが残念。道標に従い下ると、
登路に合流。少し先で道標に従い、文化会館へ下る。会館裏を進むと、宮内古墳群の中に出る。
盛り土が点在する景色も面白いが、一帯、樹林の趣と静けさが良い。車道を下る途中、梅岳寺に寄る。
新宮支所手前で図書館の方へ進むと、広いグランドあり。新宮宮内遺跡。説明版が点在するが遺跡はなく残念。
本山を含め、一帯、貴重な文化財が多く、その見学も併せてのんびり登ると良い山。⇒トップページへ